マカオカジノブログ(旧マカオカジノ通信) with 澳門博彩股份有限公司(SJM)

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趣味の領域であるマカオカジノ旅行記。
たまにマカオ以外の旅行先のカジノやカジノ以外のネタも入ります。

sicboのROOMです。楽天に出ているものに限られますが、マカオやカジノや旅に関するもので、sicboが良いと思うものを掲載していきます。

4/29(祝月)AM7:00

 

廊下や窓外からの人間や車の音が、朝が来たことを教えてくれる。安宿の朝は騒がしくて寝坊知らず。

 

AM8時、マカオ在住YouTuberソンツンさんの動画で知った、ポンテ横「金匯海鮮火鍋酒家」の飲茶へ。

 

 

 

店内は広く、少し前の中国本土の店のような雰囲気で、なにか懐かしさを感じる。

 

平日(月~金)は11時半まで(8時開店)、13.8~22.8MOPの飲茶が一律14.8MOPになる模様。この日は月曜日だったので、割引が適用されていました。

 

ちなみにこのメニュー、のちに香港税関の方が実に興味深そうに裏表見ていらっしゃいました。興味を持たれたのでしょうか、ぜひ行かれてください。

 

叉焼焗餐包(チャーシューパン)に、

 

皮蛋痩肉粥(ピータン粥)

 

双方イメージ通りの良い味で、名物オヤジの店が復活するまで、朝はここで粥を食うのもアリかと。会計はお茶代も入れて41MOP。

 

店を出たあとは30分弱、十六浦へ。1階バカラでは、けっこう皆さん当たっていらっしゃいました。昨晩のバカラは(大小も)全体的に厳しい印象だったが、朝の十六浦はサービスタイムなのか。皆さん当たってるようだし、私も少しやりたくもなったが、バタバタ帰国することになるのもイヤなので、トータル+3,250HKDで今遠征を手じまいとした。

 

9時20分、お世話になったカメンヴィラ(嘉明別墅)チェックアウトし、9時29分、十六浦前より101Xバスのに乗車(4MOP)、9時52分に澳門口岸着。香港口岸までのチケット買い(65MOP)、橋バスは10時07分に澳門口岸を出発し、10時45分に香港口岸に到着。

 

 

この日は月曜なので、いつもの日曜よりもイミグレの列は短かった。並びながら急いで香港入国カードを記載し、空港では時間もあることだしPCでも開こうかなどと考えながら「グリーンロード(毋需申報通道/Nothing to declare)」を歩いていると…

 

抜き打ちの(そう思いたいw)X線検査で、香港入国前にタバコの本数を数える習慣のない私は20本以上持っており(香港入国の免税範囲は19本まで)、あえなく御用。いつも通り、余裕をもって持っておりました。別室送りとなり、荷物や現金も細かく点検。荷物を触ったあとの「クリアハンド」をここでも見ることになりました、ディーラーとまったく同じ動作です。係員がわりと良い人で、ボールペンをどこかで失くしたと言ったら拾得物から好きなの選べと言われる等して、係員と対面のまま書類完成を待つこと約1時間。カジノ用HKDのなかから●千HKDを支払い、B4バスの時間に合わせて放免となったのでした。タバコは返してもらえます(追徴課税払っているので当然)。なお、2人の係官が約1時間、私に付きっきりになっていたので、やはりある程度の抜き打ちなのだと思います。混雑のない平日に移動される方は、特にご注意ください。香港マカオはで電子タバコも摘発対象かと。

 

まさかの場外での逆転負けを喫し、12時20分のB4バスで香港空港へ。13時00分イミグレ通過。懲りずに免税タバコを購入し(日本の免税範囲内)、反省会会場へ。いつものものを食いながら、次回はタバコの本数を数えようと反省。19本以上持っていたら、まとめて吸おう。

 

 

香港エクスプレス航空UO652便成田行きは、ほぼ定刻の15時02分に駐機場を離れて15時15分に離陸、飛行時間3時間38分を経て、19時53分(日本時間)に成田空港第1ターミナルに到着した。

 

年度毎の推移と累計(2011年遠征分より)。

今回の、場外での逆転劇は抜いて計算。

 

 

次回訪マ、今年の7月8月はたぶん難しく、9月の連休となる可能性大。

 

今回の訪マ、YouTubeの方も更新しました。よろしければご覧ください。

 

【前篇】マカオカジノ一人旅-GW- 

 

【後篇】マカオカジノ一人旅-GW- 

 

 

おしまい

 

4/28(日)15:45  回力海立方

 

 

約3時間半勝負した回力海立方をあとにして、徒歩で葡京に向かう。動画の「撮れ高(撮影量)」のためだ。カジノ内はメシも含めて撮影不可であることはもちろん、マカオでの私の行動は実にワンパターンであることから、どうしても撮れ高が足りず、動画の成立が危ぶまれる。そこで前回(2024年2月)は外港エリアから旧グランドラパ側を歩いたが、今回はワルド(華都)側を歩くことにした。

 

金蓮花廣場、華都酒店、利澳酒店、維景酒店、10年前はマカオのメインストリートであった北京街を抑え、松花湖で麻婆以外のメシを食い、葡京前でテケテケ音を聞き(週末日中の葡京は人大杉のため勝負回避)、17時25分、今回の宿であるカメンヴィラに一旦帰投。

 

松花湖水餃の肉絲熱湯麺(通称肉トマト麺、65MOP)

 

少し休んで18時25分、十六浦に出陣。大小とバカラ、たまにファンタンを適当に挟んだがうまくいかず、一時▲1万HKD近くマイナスとなる局面があったため、結果として多くの回数を投注せざるを得なくなり、夜の部の十六浦単体での原点回帰をなんとか果たしたのち、気分転換で葡京エリアに移動。

 

 

葡京は素通りしてMGMにリーチ。大小が減ってからここで勝負することはなくなっていたが、5,000HKDをチップに替えて、

少しだけやることにした。ここのバカラのminは1,000HKDだが(少なくなった大小はmin500HKDと1,000HKD)、1,000HKDの台は極めて少数、よって展開はとても早い。盛り上がってるバカラ台のチップ塔に私の1,000HKD載せるとツラが切れ、156の小もハズれ、5枚のチップが1枚になったが、やはり盛り上ってるバカラ台への便乗でなんとか5枚に戻し、キャッシャーに行ってタピオカドリンクも貰い、21時45分、再び十六浦に復帰したのだった。

 

日曜夜のややまったりした十六浦では3つハズれて3つアタる、その次ハズれて次はアタる、のような展開となり、23時20分、この日の午後、回力を出たときと同じトータル+3,250HKDとなったところでカジノは終了とした。

 

少し何か食いたかったが、日曜深夜は私が認識している店は開いておらず、十六浦でメシを食ってはいけないので、サークルKでひとつだけ残っていたホットドッグ(15MOP)とスナック菓子(12.5MOP)を購入、カメンヴィラの308号室でそれらを食い、就寝。

 

 

今回、この回で〆るつもりでしたが、朝メシも新規開拓したし、すぐに終わりそうもないので次回にします。

 

つづく

4/27(土)24:20 葡京娯楽場

 

5,000HKDをチップに替えて勝負開始。

やはり夜の到着は良い。はやる気持ちを抑えて円形の場をぐるりと見渡す。大小の出目は悪くない。

 

10→13と出て、大に掛け玉が偏っている台を発見。小に1,000HKD。アタリ。つづけてファンタン(番攤)のY攤(4分の1の確率でしかハズれない掛け方)をいきなりハズすなどしたが、遅くなりすぎないうちに飯ルーティンをこなすべく24時40分、松花湖水餃へ。いつものやつを食う(計158MOP)。

 

 

 

松花湖といえばこのオリジナルのタレがうまい。

 

 

メシ食ったあとは葡京で戦線復帰。

 

やはり夜到着のカジノはアタるという観点ではなく情緒的に、良い。まだカジノ疲れしていないからなのだろうか。若き日の自分に会った気持になるからだろうか(昔はいつも金曜夜にターボジェットでマカオ入り)。夜のターボジェットでのマカオ入り、今度やってみようか。カジノはそうした心の隙を見逃さないから、カジノには負けそうだが、格別な感慨があるかもしれない。

 

さて。今回は大小が良さそうだが、良さそうなだけに逆に慎重になり攻めきれなかった。ファンタン、そしてバカラは部屋番号通りイマイチで(308号室。3+0+8=1)、26時45分、トータル+2,000HKDでこの日のカジノ終了。大小で+1万HKD前後まで攻め上げる余地は十分にあったが、タラレバの、後悔に立たず。

 

27時00分に帰宿し、就寝。

 

4/28(日)AM8:00

 

起床して、成記粥品に向かったが、ビルの建て替えに伴って閉店している模様。

 

 

 

名物オヤジがいるこの店、私は前回(2024年2月)が初体験であったが、行っておいて良かった。オヤジさんのご健勝と、どこかで開業されることを願います。(注:假期酒店の前の道を北にのぼったあたりで6月中には再開できれば、の情報があります)

 

その後は朝メシ抜きで十六浦に「出勤」し、Sattさんのブログで知ったBAMU Bakeryのエッグタルト(12MOP)食ったり、

 

 

 

梁慶記の雲吞麺(27MOP)食ったりしつつ勝負を進め、

 

 

 

十六浦ではバカラを中心として勝負。十六浦から外港碼頭への免費バスが出る12時00分が近づいてきたので、朝から+1,000HKDとなっているところで切り上げ、外港(≒回力海立方)に向けて出発。ここまででトータル+3,000HKD。

 

海立方を流し見て、12時25分、回力ファンタンで勝負再開。

完全に2が死に目(しばらくで出ていない目)だったので、周りのオヤジ達と同じくY攤の「1・3・二通」に200HKD。2がでてハズれ。続けて「3・4・一通」に400HKD。1がでてハズれ。4分の1の確率でしかハズれないY攤でいきなり連敗とはなかなかだが、昨晩も葡京のY攤第一投でハズれている。3回目のY攤でやっとアタッたが、4回目にまたハズれ。Y攤はリスクが少ないぶん、3勝1敗以上のペースで進めないとプラスになることはないため、ファンタンで削って、バカラの立ち掛けで辻褄を合わせるという、よくわかならい展開となっていく…。途中、海立方2階バカラや皇家金堡(カサレアル)への散歩なども挟みつつ15時45分、なんとか回力海立方を+250HKDで原点回帰し(最大マイナスは約5,000HKD)、トータル+3,250HKDで「外港散歩」を終えることにした。

 

途中、ファンタンで完全に死に目が生まれた局面があったが、どれだけの死に目が生まれようと、次はリセットされる。大小やバカラと違いボタンが見えるファンタンは、そんな当たり前のことを認識させてくれる。だから逆に、積極的に死に目(大小やバカラでいうツラ)を軸にして勝負を負うことができるのだろうか。

 

YouTubeの「撮れ高」(撮影した素材の量。カジノ内は撮影することができないので、マカオネタは撮れ高に基本困る)の問題もあるので、徒歩で葡京方面に向かうことにした。

 

つづく

山に躓かずして垤(てつ)に躓く

 

※垤(てつ)…蟻の巣

 

    ~日本のことわざ~

 

 

 

2024年4月27日(土)正午

 

GW初日となるこの日、自宅を出て、成田スカイアクセス線に乗り継いで成田空港第2ターミナルへ。

 

この日の前日、香港ドルは20.2233円をつけ、34年ぶりの20円突破したようだ。このような出稼ぎ日和にマカオ最安宿に泊まり、カジノで外貨獲得活動に勤しむことができることに、今回の遠征の勝利を予感する。

 

このGW、前半の3日間は訪マ、後半の3日間は近場で軽キャン体験となったが、後半は日常復帰に多少時間を要したものの、前半の訪マからは、即日常復帰することができた。きっと、在マ中はONのときと感覚が近いのだろう。訪マが仕事に対するマイナス材料にはならないということなので良いことなのだろうし、「月曜早朝羽田着」のような「意高流」を、私もまだできるのかもしれない。であれば、連休ではない普通の週末にも訪マできるかもしれない。

 

閑話休題。

 

GW初日の成田空港は、「外国人」で大混雑。香港エクスプレス航空も香港グレーターベイ航空も遅れ気味(この日、香港グレーターベイ航空は深刻な遅延のようだった。いつもはどうなのだろう)。私が搭乗する香港エクスプレス航空UO849便(定刻15時45分)は16時28分に駐機場を離れ、香港空港管制塔の指示でまたしばらく止まり17時21分に離陸、飛行時間4時間30分を経て、20時51分(現地時間)に香港国際空港に到着した。機材はA321で3列3列。私は窓側(通路側とれず)。香港空港から澳門口岸直達の、20時30分発の終バスに、定刻運航なら間に合う計算であったが、間に合わなかったのでいつものB4&橋バスルートへ。

 

コロナ前含む近年はAM便の利用が多かったため、夜の香港入りはひさしぶり。夜の香港入り、この独特の空気にテンションが上がる。このまま上環に向かってフェリーに乗れば、過去にタイムスリップする感覚を味わうことができそうだ。

 

 

22時10分の橋バス(65HKD)に乗って、22時50分に澳門口岸着。ガラガラのイミグレを通過して23時09分に101Xバス(4MOP)乗車。23時34分、いつもの栢港停車場バス停(ポンテ前)で下車。

 

十月初五日街を横切って・・・

 

 

予約サイトで予約できる澳門最安クラスの宿、カメンヴィラ( 嘉明別墅 )へ。

 

 

 

 

トニー・レオンでも出てきそうな雰囲気だなと思っていると、フロントにはおばちゃんが就寝中・・・

 

 

内部はきれいにリフォームされており、トニー・レオンにはそぐわない雰囲気となりました。おばちゃんはふつうに起きられて、

自慢の爆速Wi-Fiの紹介を受けて、部屋へ。

 

 

 

土日2泊で総額13,990円(Agoda経由)。問題ないどころか、良い。 シンプルで、重慶大廈のスイートルームといった風合い。予約は「エコノミーシングル」だったが、シャワー&トイレ付だったので、普通のシングルに「アップグレード」したのかもしれない。前回(2024年2月)のオレロンドンホテル(英京酒店)、おしゃれにリニューアルされてはいたものの、根本的に設備に問題がありそうな下水臭が漂っていたが、ここは無臭だ。エアコンも無臭、Panasonic製。なにげに日本人訪マ者のファンも多いというこの宿、ここに泊まってカジノで稼げば、円安に一矢報いることができますな。

 

 

 

窓からは、ほどよい下町の生活感。ジョン・ローンが祈っていそうなアヤシい光も窓から漏れる。

 

 

旅装を解いて24時ちょうど、葡京方面に出発。新馬路を歩いて15分。小雨に少しファインダーが曇る。

 

 

 

この日は遅い出発だったし機内でも寝たので、朝までできるかもしれない。しかしこの時間の使い方は、負ける時間の使い方でもある。まずは5,000HKDをチップに替えて、勝負開始!

 

つづく

 

今年のGWは平日3日を挟んで分離されており、個人的にも平日に休みを入れることができる状況にはないのだが、ありがたいことに、カレンダー通りには休める状況になった。

 

よってGW前半の部はマカオ(4/27~29)、後半の部は人生初のキャンピングカーをレンタルして近場で車中泊体験(5/3~5/5)と相成った。

 

マカオの方はわりと直前の予約になってしまったし、GWというハイレート期間なので、予約(移動の時間帯)は適当でよいと思った。フライトに関し、私には「東京香港往復で6万円以上は払わない」という私的ルールがある。これは、2013年の香港エクスプレス航空の登場まで、東京香港往復は5万円台が相場であり、その時代も6万円を超えないようにしていたので、その名残である。しかし時世柄、GWというハイレート期間に往復6万円を下回る航空券などあるわけがない。こうして、コロナ禍の対応にもう乗らんと決めていた香港エクスプレスに、ふたたびお世話になることになったのであった。

 

Agoda経由で香港エクスプレス航空を予約、往復総額59,026円、4/27(土)15時45分成田発。

 

 

復路は4/29(祝月)15時00分香港発。

 

 

宿は、内港の十月初五日街すぐのカメンヴィラ(嘉明別墅)で、はじめて泊まる。マカオ最安クラスの宿で、そこまで頑張る必要もないのだが、出発が迫ったGW期間に納得のできる価格の宿などあるわけがなく、こうなった。「墅」の漢字は日本ではあまり見ないが、納屋、別荘の意味があるらしい。内港派の私にとって、最高の立地。

 

 

 

私が予約した段階で、予約サイト上では残1部屋で、「エコノミーシングル」というタイプだった。7㎡で、画像では机の存在を確認できなかったが、今回はPC稼働、やるつもりもないから関係ない。

 

※画像は拾いです。

 

既に諸先輩が体験し、常宿的に利用されている方もいるこの宿、私も遅ればせながら、澳門下町の味わいを堪能してきたいと思います。なんでもWi-Fi爆速だとか。

 

今日日、天気予報よりも気になるのはこれ。

 

 

間もなく1HKDは20円。絶好の出稼ぎタイミングともいえるw

明日はゆっくり起きて、マカオ到着は夜。「到着したら夜」のシチュエーションも、ひさしぶりな気がする。いってきます。

 

つづく

2024年2月24日(土)21時30分

 

黄枝記本店でメシ食って、十六浦で戦線復帰。

土曜夜の十六浦、混みすぎず暇すぎず、大勝してる人も大敗している人もいないような、いい塩梅のまったりとした空気感。ここはいつもそんなかんじ。

 

メシ前と同様、 300~1,200HKDの投注額でバカラと大小の立ち賭けで、あっちにいったりこっちにいったり。 まずまずの勝率で進みかけたが、メシ後で+2,000~3,000HKD程度としたところで当ってはハズれ、ハズレては当たり、またハズれ、といった均衡状態になったため、まだまだやれそうな体力気力は残したまま、23時20分、total+5,050HKDのところで手仕舞いとした。明日は帰国日、十六浦でAM10時ごろの101Xバスに乗ればいいから、やれたらやるか。

 

普通の時間に英京酒店に戻り、普通の時間に就寝。

 

 

 

2024年2月25日(日)帰国日

 

7時10分起床。昨日と同じく成記粥品で昨日と同じ粥食って、チェックアウトして9時00分、十六浦のクロークに荷物を預けた。水面上にある帰国前ということで、ここでやると脇の締めが甘くなって激戦化する傾向があるので、ファンタンのボタンの数はどうやって数えているかという検証を約30分行ったのち、チップに交換することなく9時32分、101Xバスに乗車した。

 

9時57分に澳門口岸到着。10時15分の橋バスに乗車。ある程度風のある日だったので途中50km/hでの運転となり、10時57分香港口岸に到着。

 

香港国際空港では、GATE1付近のPLAZA PREMIUM LOUNGEで、ひさしぶりにホワイトヌードルを食す。この場所でこれを食えることも、太平の世であってこそ。

 

 

香港航空HX610便は、定刻の14時55分に対して14時53分に駐機場を離れ15時11分に離陸、飛行時間3時間29分を経て、19時40分(日本時間)に成田空港に着陸した。

 

2024年の緒戦は、+5,050HKDと旅費程度ではあるものの生還。前回も旅費程度の生還で帰国している。ここのところ、訪マの前後でBSがほとんど変わらない。つまらない気もするが、負けるよりはよいのだろう。修行の結果とでも認識します。

 

年度毎の推移と累計(2011年遠征分より)。

 

 

なお現時点で、次回訪マの予定が決まっておらず落ち着かない。もしかすると、GWの前半、4/27(土)~29(祝月)に行けるかもしれない。バカバカしいほどに旅費が高くなりそうな日程だけど、労働節(メーデー)は5/1からだし、地味に旅費回収程度の勝利を収める戦術を組むことができればいいかな。航空券検索します。

 

※今回の訪マ、YouTube「sicbo旅」でも動画にしました。顔出し声出しナシなので情報量に限界がありますが、よろしかったらご覧になってください、励みになります。後篇では、3/8~10に東京・日本橋のCOREDO室町テラスで行われた、マカオ政府観光局主催イベントの模様、オマケであります(^^)

 

 

前篇、2日目に十六浦から碼頭に向かうところまで

 

後篇、帰国まで。おまけで東京でのマカオ政府観光局主催イベント

 

 

おしまい

2024年2月24日(土) 

 

8時起床。近年は、訪マ中も規則正しく生活している。

身支度して、外で朝メシ食って賭場へ。

 

朝メシは「成記粥品」に、遅ればせながら初訪問。

 

 

名物オヤジ、日本人には「ありがとう、おはよう、おいしい」と声をかけ、韓国人には「カムサハムニダ、アニョハセヨ、マシッソヨ」と声をかける。おそらくご存知なのはその3語だ。彼はその3語で、客のハートをもっていく。挨拶というものがいかに大切か、あらためてオヤジに学ぶ。挨拶さえできれば、オヤジになっても最低限は愛されるに違いないのだ。具だくさんな粥もうまい。皮蛋魚片粥(27MOP)に油條毎椀(8MOP)。

 

 

朝メシ食って9時50分、十六浦娯楽場に「出勤」。300~1,000HKDの投注で約2時間滞在、+2,000HKD(total+3,500HKD)。

 

12時の免費バスで十六浦から澳門碼頭、からの海立方。海立方は2階大小がなくなっており、そのかなしさからか、1階大小の出目が好みでなかったこともあり、何を血迷ったのかバカラに「着席」。しかも絞る。私は絞ると熱くなる。結果、ものの10分で▲6,000HKD(total▲2,500HKD)。ひさしぶりの悪手で、ハズレて、増やして、ハズレて、増やして、をやってしまう。

 

まだ傷は浅いと回力に転戦。傷が浅いうちの原点回帰といえばファンタンだ。今回は、Y攤 (ヤータン)のミニマム又はミニマム×2で、確実なる原点回帰を行うことにする。Y攤とは4分の2の確率で当たり、4分の1の確率で引き分け、4分の1の確率でハズれ、配当は1.5倍(手数料5%)という、リスクヘッジの効いた賭け方だ。回力Y攤のミニマムは200HKD(当たると+95HKD)、ミニマム×2だと400HKD(当たると+190HKD)だ。原点回帰の戦いでは、焦れたうえでつい横着して投注額を増やしたくなるが、Y攤では特に、ハズれる確率を4分の1未満に抑えながら(つまり4勝1敗以上のペースが必要)、必ず来るハズれの被害を最小化し(理論上ミニマムがベスト)、疲れてもイラつかずにボタンに意識を集中させていく。

今回は、▲2,500HKD→±0以上が命題なので、ミニマムで投注し、27回以上の勝ち越しを得る必要がある。回力にはファンタンが2台あるので、この2台を掛け持ちし、全てミニマムというわけにはいかなかったが、基本順目でオヤジたちの民意に沿って賭けていたところ、約2時間後、30勝3敗15分け(やや出来すぎ)、+2,565HKD(total+65HKD)としてキャッシャーに向かうことができたのだった…。なお、回力の自助餐コーナー(有料)は免費カップラーメンエリアに変更されており、私も免費カプラをはじめて体験した。康師傅のチキン&マッシュルーム味。比較的好みの味。

 

回力海立方を後にし、レジェンドパレスカジノ(勵宮娯楽場)に向かう。

 

 

勵宮は新しいイメージがあったがオープンは2017年2月。はじめて入場した。大小はなし。バカラはmin300HKDが7台とバカラ全卓の約4分の1となっており、豪華なイメージがあったが意外に庶民的。

 

続けて金沙へ。

 

 

まずは山本昌さんにご挨拶。カジノは、情報通りファンタンが8台になっており、min100HKD(≒Y攤200HKD、三門300HKD)の台もあった。十六浦でもファンタンのminは200HKD(≒Y攤400HKD、三門600HKD)のため、ちょっとびっくり。大小の罫線ジャングルは健在で嬉しかった。見学のみ。

 

散策がてら葡京に向かい、食ルーティンをこなす。

 

 

 

私の好みは生姜の効いたチキンバン(23MOP)。数ヶ月に1回しか食えないため、どうしてもいつも同じ味になってしまう。

 

 

夕刻になってきたので、セナド広場や準備中の康公市場を見つつ、一旦宿に戻る。

 

 

 

19時00分、十六浦娯楽場へ。

 

 

朝に続き、300~1,000HKDの投注額でバカラと大小の立ち賭けで、あっちにいったりこっちにいったり。抜けていくことはなかったが、勝ち先行であったため、20時40分、+約3,000HKD(total+約3,000HKD)として、メシ休憩とする。

 

康公市場の屋台メシも考えたが、食ルーティン重視ということでいつもの黄枝記本店へ。

 

 

物価の優等生、黄枝記も、2023年11月と比較して少し値上げ。後の記録として記す。上げ幅が、やはり優等生だ。

 

雲呑撈麺(40→43MOP)

 

酥炸雲呑(37→38MOP)

 

21時30分、「休憩」を終えて十六浦のフロアに立つ。明日は帰国日。普通の時間に起きると1時間もカジノに寄れないと思うので、事実上最後の勝負。

 

つづく

2024年2月23日(祝金)19時10分

 

葡京で勝負開始。

 

一投目は、チップ交換後に円形1階の大小。ノーモアベット寸前の4の小を発見。取り急ぎminの200HKDを大へ。アタリ。盤面が埋まるぐらい大に賭け玉が寄っており、私の順番(最後)で知らないおばさんの手が伸び、盤面から全てのチップが消失。もちろん私のチップも消失。こうしたシチュエーションで適切な広東語も普通語も出てこないので、異議申し立てを軽くジェスチャーで行うと、知らないおばさんは何の抵抗感もなく素の表情で私にチップを返す。勘違いでもなさそうだったので、皆様お気をつけください。特に、複数の同額チップが置かれてる際や、人垣ができるほど盛り上がってるバカラにおいてでしょうか。

 

続けて156を発見、1,000HKD投注し、ハズレ。この夜は、この後も含めて156を随所で見かけたが、私が賭けていないとアタリ、私が賭けているとハズレるという、切ない展開であった。ただ、大に賭け玉が寄った際に小が出る傾向は依然として感じる。ただ最近、大陸や香港の大小ファンの皆様にも156オカルトが浸透してきたのか、156のあとに小に賭ける方が多くなってきた気がする。気のせいか。

 

2月のマカオは当然暑くはないし、東京ほど寒くもない。良い天候に感じるし、ホッピングへ。まずはお隣の金碧滙彩娛樂場(カムペック)。

 

 

バカラのmin200HKD台が消滅し、すべてmin300HKDに。そして、葡京から繋がってるフロア(2階)から上の階にも行ってみたが、想像以上に広い。ただ、盛り上がっているのは2階。

 

次に「ゾンビの道」をくぐり、難攻不落の星際。

 

 

ここに入るのはコロナ後はじめて。「水面下へのエスカレーター」を昇る。minインフレのリーダーシップをとっていそうと予想していたが、min1,000HKDのバカラ(低いの意)もそこそこあり、意外だった。大小は奥のステージ前に移動して、3台。min300HKD。見ていると、数字を連続してアテているオヤジにその奥さん、娘さんがいて、私も香港ドル札を出しかかったが、これは罠に違いないと考え、次へ。

 

MGM(美高梅金殿)。

 

 

奥にタピオカドリンクを飲みにいく。その近くに、「金貸し」の根城と思しき広めの喫煙所がある。しかし、以前は毎回のように金貸しに声を掛けられたが、最近は声を掛けられることもなくなった。なぜなのだろうか。大小は中央部に数台。156を発見、すかさず1,000HKDの香港ドル札を出してチップに換え、小に1,000HKD。現金から急いでチップに交換した際に全部賭けてハズレるとちょっと恥ずかしいが、アタリ。MGMの罫線ボードで156を見ると、小が出る気がするのだ。続けて、156のあとに賭け玉が大に寄り、小はゼロという最高のシチュエーションが別の台で出現。小に2,000HKD行こうかと思ったが、ハズレるとMGMがマイナスになると思い直し、小に1,000HKD。ハズレ。チーンの鳴ったあとにスライディングで賭けたため、さながら飛び込み自殺の様相。プラマイゼロでMGMをあとにする。

 

ゾンビにならずに(なれずに)「ゾンビの道」を通り、葡京側に戻る。そしてコロナ後初、本気の人が集まる財神娯楽場。

 

 

スタッフの女性が掛け声に協力してくれる独自の芸風もそのままに、賭けることが難しいほどの人垣で盛り上がってる台も複数あった。財神における飛沫感染は相当のものだと思われます汗。min100HKDの大小も以前のまま。ここで少しバカラやって、少しプラス。

 

22時00分、遅めの晩メシでいつもの店に。

 

 

 

トマトヌードル(肉絲熱湯麺)や酸辣湯も食べたかったが、結局いつもの麻婆豆腐(98MOP)、水餃8只(45MOP)、東北大米飯(15MOP)となった。数ヶ月に1回の訪店になると、どうしてもこのメニューになってしまう。計158MOP(約3,023円)。

 

メシのあと葡京に戻ったが、渾身の「17→小」をハズして切り上げ、宿のある内港に向かうことにした。5あたりがでると思ったのだが…。

 

途中、新馬路の屋台粥が健在であることを認識。

 

 

その昔、20代から30歳を過ぎた頃の私は、水晶宮の大小に疲れると、気分転換がてら、深夜にここの粥を食べにいくことを楽しみにしていたことがある。そのときも、大将はこのように読書されていた記憶。感慨深い。

 

23時25分、この日の締めとなる十六浦娯楽場(ポンテ16)に到着。

 

 

 

1階のバカラで一進一退。早朝出発の疲れを感じてきたため、24時00分に切り上げ。この日はトータル+1,500HKD。負けなくなってきたが、勝たなくもなってきた。中年の保守。常に一進一退。

 

おやすみなさい。

 

つづく

2024年2月23日(祝金)早暁

 

ちょうど4年前のこの3連休、私は香港エクスプレスのチケットとカラヴェルホテルの予約を持っていたが、盛り上がりつつあったコロナウィルス騒動により自主キャンセル(正確には嫁ブロック)。約2週間クローズしていたカジノもこのときはオープンしていただけに、返金するとしつつしなかった香港エクスプレス含め、自分ではあまり引きづらない性格と認識しているが、訪マに係る後悔だけは忘れない。

 

この日は早朝の京成で成田空港へ。卒業旅行のシーズンに入ったのか、空港には若者がたくさん。20卒、21卒、22卒、23卒の学生はとても気の毒だ。自分の頃を思い出す。この時期、比較的長期でイギリスとタイに行った。既に香港は経験していたが、マカオはまだ知らなかった。そこから約6年後に、マカオを知ることになる。マカオを知ってから、時期によって頻度は違うものの、定期的に訪マすることになり今に至る。学生から6年しか経っていな頃から行き始め、今もまだ行ってるとは、人生とはやはり短いものなのか。

 

この日の香港航空HX607便(定刻9時05分)は9時06分に駐機場を離れて9時23分に離陸、飛行時間4時間53分を経て、13時16分(現地時間)に香港国際空港に到着した。冬場の往路は5時間フライト。機材はA320で3列3列。私は通路側(事前座席予約なし)。

 

香港航空のお供といえばこれ。

 

アツアツで、中味は空洞に見えるが白色の甘い芋のようなものが入っていた。うまい。

 

13時30分機外へ。今回はイミグレではなくE2(Transfer Deck)を目指す。昨年開通した香港国際空港と澳門口岸の直通バスがキャンペーンで、8月31日まで無料(正価280HKD)になっているらしいことをマカオ新聞の記事で見ていたからだ。

 

 

久しぶりのE2カウンターで、

 

 

無事に発券完了。

 

 

日中は30分に1本と60分に1本の時間帯がありました。

 

 

無料チケット、事前予約は必要なく、パスポートとエアチケット半券だけでOKでした。キャンペーンは2024年8月31日までだそう。

 

バスはスカイピアから。スカイピア、なつかしい。

 

 

私の香港空港への到着時間は、主に3つの時代に分けることができる。

 

1.金曜夕方便の時代(ノースウエスト、デルタ、ANA、香港航空)

2.3連休初日、午前便の時代(ANA、今は香港航空)

3.深夜便の時代(香港エクスプレス航空)

 

1は連休ではなく普通の金曜で、深夜にマカオ入りするパターン。最もハマっていたときの行程だ。その後大人になって2か3を中心とするようになったが、2の際に、直達フェリーの時間が合うのでスカイピアを利用することがあった。スカイピアは昔も今も、いつも空いている。

 

14時30分発のバスに乗車(発車は遅れて14時47分)。

 

 

乗車時間40分、15時27分に澳門口岸到着。15時43分イミグレ通過、15時50分101Xバス(澳門通で4.0MOP)。ポンテ前の栢港停車場でバスを降りて、黄枝記本店に行くと休憩中。16時20分、すぐ横の「梁慶記」という屋台で雲呑麺(27MOP)を食う。

 

 

 

16時50分、今回の宿、オレロンドンホテル(英京酒店)にチェックイン。Agoda経由で計26,631円(金土の2泊)。この宿は昔からあるが、泊まるのは今回がはじめて。

 

 

最近リフォームしたようで、部屋はカラヴェル風で十分。

 

デスクはこんなかんじ(滞在中ほぼ使わずに済んだ)。

 

少し作業や休憩して、18時40分出発。前週までの旧正月の名残がある街を歩いて、もちろん葡京を目指す。

 

 

 

 

19時10分、リスボアに到着(普通に歩けば、ホテルから徒歩16分 by.Googleマップ)。

 

 

1万HKDをチップに変えて、勝負開始。まずは目の前の大小で4が出たので、大にminの200HKD。アタリ。アタッた私のチップに、知らないおばさんの手が伸びた…。

 

つづく

明日からの3連休でコロナ後3度目の訪マ。前日に、あ、明日からマカオだ、の感覚を今回、ひさしぶりに味わった。

 

恥ずかしながら仕事の方が相変わらず落ち着かないが、今回はタスクではなく小さな論点を持っていくだけで済みそうで、連休に私がマカオに行っても誰も気づく者はいないし、なにしろ、ウワの空で賭けた方がアタりやすいかもしれない。

 

フライトは香港航空、総額42,030円。早起き。

 

 

宿は、内港のオレロンドン。昔から認識しているホテルだけど、泊まるのは初めて。予約はツインで、ダブルへのリクエストは行った。念のため、有事に備えて机の状態をイメージしておく。

 

 

マカオの天気は曇ときどき霧雨。ロンT1枚かな。帰国日の東京の雪マークが、少し心配。帰ってこれないと訪マがバレてしまう。

 

 

 

今回の戦闘方針は今のところ決めてないから、いつも通りになりそう。メシも同じようなものを食うでしょう。日ごろのストレス爆発とならぬよう、恐れをもってマカオと接したいと思います。免費キャンペーン中とされる、香港国際空港から澳門口岸への直行バスにもトライしてみたい。

 

では、行ってまいります!

 

つづく