◎バルサムノート

57㎏が嫌われて人気を落としているが個人的には今回の出走馬のなかでも明らかに実力上位だと思っている。前走の白百合Sでも発汗が目立ったし、レースでも掛かり気味で、直線はもたれてまともに追えない、など不安要素も多い…ただその分上積みの要素も多いと思う。また下にも理由を挙げるが年明け3戦しか消化していない事、中間の調教内容が秀逸な事から個人的には57㎏でも十分勝負になる馬だと思う。複勝で3倍つくのならこの馬に妙味があると思う。

 

過去10年で56㎏を背負って馬券内に来たのは3頭、トータルでは2.0.1.18となる。ただ前走1着だった馬に限ると2.0.0.2となる。

なので前走1着で馬券内に来た馬と、馬券外になった馬の比較をしたい。

 

まず馬券内に来た方から

メイショウテッコンは年明け4戦消化してラジNIKが5戦目だったが、1月に梅花賞1着の後、約2か月開けて若葉Sだったがスタートで躓いてレースになっておらず、その後京都新聞杯5着、白百合S1着のあとこのレースに臨んで1着。

 

アンビシャスは年明け3戦消化、共同通信杯3着、毎日杯3着、プリンシパルS1着のあとこのレースに臨んで1着。

 

馬券外に沈んだ方は

ブラックスピネルは年明け4戦消化、年明けから若駒S3着、すみれS2着、京都新聞杯4着、白百合S1着からの臨戦で5着、ただ出遅れさえなければ十分馬券内の可能性があった僅差だった。

 

サトノクロニクルは年明け4戦消化、未勝利1着、水仙賞2着、京都新聞杯2着、白百合S1着からの臨戦で6着、こちらは川田騎手騎乗で5番手をそつなく乗れていた割に伸びきれずだったので惜しくも何ともない内容。

 

まとめると、このレースで負担重量が重くなる馬は春のG1戦線に乗れなかった馬、もしくはG1で結果を残せなかった馬がこのレースに参戦してくる。そういう馬たちは4~5月がピークになるように調整されている筈で基本的には下り調子でラジNIKを迎える事になるので特にG1戦線に出走して結果の悪かった馬がここで好走するのは難しいと思う。好走できるとするならばG1戦線に乗れなかった馬の方だと思う。

 

アンビシャスは1戦級との手合わせがあったが、まだ3戦消化でおつりがあったと思う。また1戦級と悪くない競馬をしており実力があった。

メイショウテッコンは4戦消化だったが、若葉Sがチグハグな競馬で消耗していなかったし、明らかに上り調子でラジNIKを迎えたと思う。

ブラックスピネルは年明けから4戦消化、全てのレースで自分の力を発揮しておりここに向けてお釣りが無かったかもしれない?ただ出遅れさえ無ければ馬券内は十分にあり得た内容なので、個人的には57㎏だから走れないと決めつけるのは早計だと思う。

サトノクロニクルは年明け4戦消化だったが、デビューは前年12月で常に自身の力は発揮していた事や白百合Sがピークだったと感じるのでお釣りが無かったかも?

 

上記の見解なので年明け4戦以上消化しており安定して走っている馬の方が不安が多い結果だと感じる。それと比べると今年のバルサムノートは年明け3戦消化、明らかな登り調子で買えると思う。

 

買い目

複勝◎ 3000円

ワイド

◎→コレペティトール  500円

(福島の開幕週で内有利だと思うので1~4番の中で一番妙味あるのが同馬だと感じる)

 

計3500円で勝負!