🎶ずるくてもいい 代わりでもいい

 君の悲しみの一番近くにいたい🎶

 

遠い遠い昔の片思いを思い出してまうやん・・・。

 

カラオケに誘ってくれる彼女は信用はしてくれてるんです。でも恋人にはなれないんだよなー。

僕が君のことを大好きなこともわかってたのにね・・・。

 

切なすぎる一曲でございます。

 

 

1980年、シリウス19歳の秋のリリースでした。大学2年の夏休み明け頃ですかね。

 

歌というのは頻繁に聴いたり歌ったりした頃の記憶と結びついて、40年以上の時を経ても様々な記憶を呼び起こしてくれます。

 

この歌もよく歌ったなぁ~。この3~4年後の方がもっと歌いましたね。当時は今のようなカラオケボックスはほとんどなく、カラオケといえばカラオケスナック、カラオケ喫茶、旅館での宴会とかね。今みたいに気軽に一人で何曲も歌うのは難しく、練習して練習して満を持して歌うって感じでした。自ずと限られるレパートリーの中で、チャゲアスの歌は十八番と言って良かった、本当に懐かしく思います。

 

初期のチャゲアスの歌は、演歌ロック、演歌フォークと評される歌が多いですが、この“万里の河”が一つの分岐点になったように感じます。

 

 

夏川りみさんの“涙そうそう”。

 

この歌琉球音階でできていると思っていたらそうではないのですね。

琉球音階で作られてはいないのに、何故琉球音階っぽく聞こえるのか?

なんとも不思議な歌であります。

 

カラオケでは6音上げて1オクターブ下で歌っているのですが、サビを歌う時の気持ち良さったらもう最高です。

 

 

あいみょんの『君がいない夜をこえられやしない』

男目線の恋愛ソングだが、若者の恋愛の爽やかさは微塵も感じられない。あいみょんの男目線が、ある意味リアルすぎて凄みさえ感じてしまう。

そう、この“男”が「ずっとずっと続けばいいなあ」と願っているこの歌に描かれる日々は、恐らく長くは続かない。それを“女”あいみょんはちゃんとわかっていて、それを男がでもやっぱり願ってしまう憐れさを歌っている(のではないかと私は思う・・・)。

男女の日常の描き方がまたなんか昭和っぽくって、なんで若い女の子がこんな歌書けるねんと思いつつ、オジサンは今日も歌うのでした。

ご本人の動画を見つけられなかったのでカバーでどうぞ

 


Mr.Childrenの「Tomorrow never knows」

私にとっては初ミスチル。これまでミスチルの歌は歌ったことがありませんでした。歌部のメンバーにミスチル好きのメンバーがいることを知り一曲も歌えないのはまずかろうというこで練習したのがこの歌。

歌詞が難解です。が、

🎶人は悲しいぐらい忘れてゆく生きもの
 愛される喜びも 寂しい過去も🎶

のフレーズがやけに引っかかって来ます。
 



自身、3曲目の米津作品挑戦です。

『灰色と青』『Lemon』に次いでこの『馬と鹿』。

この難解な詩を若い人たちの感性はどう捉えているのだろう。詩として言葉一つ一つを国語の授業のように読み解いているとは思えない。自分自身はその傾向があるのだが、そうしたアプローチではなかなか米津さんの世界にとっぷりつかることはできそうもない。もっと直感的に受け取りたいものだ。

しかし、

🎶まだ味わうさ 噛み終えたガムの味
 冷めきれないままの心で
 ひとつひとつなくした果てに
 ようやく残ったもの🎶

などは直感的にすごく共感できると思えた。
色々なものを失くした果てにたどり着いた“今”。それはまさに“ようやく残ったもの”。
この“ようやく”という言葉の意味を今噛みしめながら、でもここがゴールではないという感覚を手にしていることが幸福なのだと思う。

きっと解りづらいですよね、表現力の無さを嘆くばかりです。


1977年12月NHK『みんなのうた』で発表された「走馬燈」。

当時高校生だった私は岩崎宏美さんの伸びやかでパワフル、それでいてどこまでも透き通る透明感のある彼女の歌声に惚れ込んでいました。この「走馬燈」は岩崎宏美さんの歌声の魅力が存分に発揮された隠れた名曲と言ってもいいでしょう。テレビからラジカセでテープに録音して何度も何度も聴いたものです。

ファンにはよく知られていますが一般的にはメジャーではありませんよね。DAMで見つけた時には本当に「第一興商さんありがとう!」でしたね~。


劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』挿入歌です。

とても詩的な歌詞が(って変な表現?)印象的で、とても難解なのだけれどもイメージの塊のように迫ってくるというか・・・、うまく表現できないけど・・・、そんな感じ。ボキャブラリーの絶望的薄さよ。

歌えたらカッコイイよな~と思ったけれど、なかなか自分のものにはできませぬ。難曲であります。


2019年、NHKラグビーワールドカップ・テーマソングとしてヒット、リトグリの代表曲となりました。

リトグリが歌うと実にカッコイイ曲ですが超絶難しい!!

音域が広いうえに高い表現力が要求されます。

まあ天才5人がかりで歌ってる歌をオジサンが一人で何とかしようというのがそもそも無理な相談でありまして・・・(^^;)

しかし誰一人被らない多彩な個性がそれぞれ際立ちながら見事に溶け合っているというまさに奇跡のハーモニーに驚嘆せずにはおられませぬ。

個人的にはmanakaの図太いフェイクがたまりません!

前作が「君に届くまで」というまさに王道J-POP的ナンバーからのこの「ECHO」。この振り幅の大きさもリトグリの魅力であります。


1981年、昭和56年リリース。松本隆作詞、大瀧詠一作曲の秋の名曲であります。

若い人はこの作詞、作曲のコンビはわからないかなぁ~

一世を風靡した作詞家、作曲家、かつて“はっぴいえんど”として細野晴臣と共に活動した二人です。1983年には松本隆/細野晴臣コンビで“天国のキッス”を聖子ちゃんに提供してます。

若い人にも是非聴いて欲しい一曲であります。