の続き。
一歩踏み出そう、と思ったけれど、
3年の歳月が経っているため、
やはり1人ぼっちで社会に出るのは
サバンナに武器も防具もなしに
繰り出していくようにも思えた。
一気には無理だ、
段階が必要だ、と思った。
段階というか、練習、訓練のような。
社会より手前の低い段差に
まず登ってみよう。
そこでネットで検索し、
市で無料でやっていた
若年者向け就職支援の講座を見つけた。
ビジネスマナーや社会ルールの
基礎的な授業を
9日間に渡って受講すると
受講証明書のようなものがもらえた。
それにそんなに価値はないだろうけど
履歴書の空白を減らす項目にはなりそうだった。
面接練習や就職活動のアドバイスなども
相談すればしてくれるとのこと。
勇気を振り絞って
申し込みをした。
ダメでもともとなんだから
損しても傷付いても
大丈夫だ。
このころはまだ心屋を知らないのに
私が勇気を出した時っていつも
心屋的思考に自然となった時が多かったなぁ。
勇気を出すって
損するかもしれないけど損してもいい!って
捨て身で動き出すことを言うよね。
保守的なまま勇気なんて出ないよ。
損するリスクがなきゃ
そもそも勇気も必要ないしね。
話がソれたー
そして
9日間の講座を受講することになる。
父にはこういう講座を受けることにした、
とだけ伝えた。
申し込みをしてから伝えた。
そんなの行って意味あるのかと
父お得意のネガティヴ攻撃が飛んできたが、
父の意見は聞かなかった。
私が社会へ出るには
なんらかの手助けが絶対いることは
私が確信していたし、
それが一番効率的だとも思った。
就職活動も一人でできないのかと
思われようがなんだろうが、
なりふり構わず、助けてもらえることは
助けてもらおうと思っていた。
できないものはできないし、
わからないものはわからないし、
怖いものは怖いのだ。
そして泥臭く、かっこ悪く、
一から教えてもらいながら
怖がりながらも
就職して自立できるようになろう。
それが私だから。
かっこ悪いまま
私にできることをやって
生きて行こう。
真夏の頃だったと思う。
毎日バスで塾のように通った。
そこには色んな理由で受講してきた人達がいた。
長くなったのでまた
③へ続く。
みにゃろーるより愛を込めて♡