しあわせよぼうです
今日は「軸」について
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しあわせよぼうは、自分の体と心を大切にする生き方を、親から子ども、次の世代へ、そのまた次の世代へとつないでいくお手伝いをさせていただきます。
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〈目次〉
【軸とは】
【成長と真ん中の獲得】
【赤ちゃんへの接し方で気をつけたいこと】
【抗重力活動とは】
【軸を感じる】
【軸を支えるインナーユニット】
【講座のお知らせ】
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【軸とは】
10月、神無月。
全国の神様は、出雲大社に会議(神議かむはかり、かみはかり)のために出向かれるため、出雲の地以外には神様は不在ということになります。
(神様が集まる出雲では神在月かみありづきといわれます)
幼い頃の私は、「神様がそばにいない。」ということがとても不安で、毎日神棚に向かって「神様、早く帰ってきてください。」と手を合わせていたものでした。
みなさんも、神社や神棚に向かって、手を合わせるときのことを想像してください。
合掌です。
合掌しましょう!といわれれば、私たちは自然と自分の体の真ん中あたりで手を合わせますよね?
この、自分の体の真ん中を上下にまっすぐ貫く1本のラインを
「軸」といいます。
武道においては丹田を通る正中軸、バレエやダンスではセンターと呼ばれ、ヨガではスシュムナー・ナーディ、チャクラのラインと合致します。
軸は、実際に目で見たり、触ったりできるものではありません。
しかし、私たちは合掌するときのように、無意識でも 自分の体の「なんとなく真ん中」を感じ取れています。
どうして感じ取れるのでしょうか?
【成長と真ん中の獲得】
私たちは、成長の過程で「自分の体の真ん中がどこにあるのか」という感覚、
「正中感覚」を獲得します。
赤ちゃんは、まだ首のすわらない2ヶ月頃から、大好きな人(お父さんやお母さん、家族やお世話してくれる人達)の顔と声を、心地よいもの、として感じます。
つまり心を動かします。
心が動き始めた赤ちゃんは、大好きな人の顔と声を求めて、一生懸命に頭や手足、つまり体を動かします。
心と体の動きによって、生まれつき備わっている反射*から自由になり、赤ちゃんの顔=頭が正中をとらえていきます。
*非対称性緊張性頸反射
仰向けに寝た姿勢で顔を一方向に向けると向いた方側の手足が伸びて反対側が曲がる
首のすわりは、重い頭を重力に抗してバランスをとりながら、正中をとらえられるようになった証です😄
そして、
左右対称の動きである寝返りを獲得
↓
重力に抗して正中をとらえて座位を獲得
↓
左右対称の動きであるハイハイを獲得
↓
両手の支持なしに重い頭を高い位置で支えながら、重力に抗して複雑にバランスをとり、正中をとらえて立位を獲得
↓
高度な左右対称の動作である歩行を獲得
と発達していきます。
このように、
私たちは適切な時期に心と体をたくさん動かして、重力に抗してバランスをとる経験を繰り返します。
そうして、
正中=真ん中をとらえて姿勢や動きを獲得していくのです。
これが、
無意識でも自分の体の真ん中を感じ取れる理由です。
【赤ちゃんへの接し方で気をつけたいこと】
もしも、赤ちゃんの心や体の準備が十分に整わない早期、たとえば首がすわらないうちから縦抱きをしたらどうなるでしょうか?
腰がすわらないうちからグッズを使って長時間座らせたり、自分で立とうとしないうちからサークルに入れて立たせたりしたら?
生まれつきの特性は抜きにして、正しい正中を獲得できないことは容易に想像できますね💧
*注;大人が子どもをよく見て、適切な時期に適切な環境を提供してあげたとしても、原因不明かつ突発的に側弯などの正中から逸脱した病気や成長障害が起きることもあります。
では次に、無意識で感じている「なんとなく真ん中」は、本当に真ん中なのでしょうか?
【抗重力活動とは?】
重力に抗してバランスをとり、姿勢を保持することを、
抗重力活動といいます。
私たちは、地球上にいる限り、眠っているときですらこの活動を行っています。
人は、高度な神経システムを駆使し、目や三半規管、皮膚、筋肉などの各感覚器官から得た情報を処理しています。
そして、処理した情報をもとに、反射あるいは脳からの指令で、姿勢保持のために必要な筋肉を収縮させ、頭や手足など各骨の位置を調整しています。
(脳卒中などで脳がダメージを受けると、この神経システムが障害されるため、リハビリでシステムの再構築を行います。)
この筋肉の収縮を伴う一連のメカニズムが、抗重力活動です。
赤ちゃんの発達は、心と体の成長とともに、この抗重力活動を獲得していくものです。
そして、重力に抗して姿勢を保持するための筋肉を、
抗重力筋と呼びます。
抗重力筋がバランス良く協調して働くことで、必要最低限の努力で効率良く重力に抗して動くことができます。
生活習慣やスポーツ、仕事で幾度となく繰り返される姿勢や動きによって、私たちはいとも簡単に正しい正中から逸脱してしまいます💧
しかも、大人である私たち以上に
成長期の体が柔軟な子どもはさらに大きく逸脱しやすいです💧
(こちらの記事も合わせてお読みください)
正しい正中から大きく逸脱すると、抗重力筋のバランスが崩れ、
特定の筋肉が力んだり、こわばったり、反対に弱くなったりします。
これにより、
痛みやけが、将来的には変形につながります。
では、正しい正中を再獲得して姿勢を保持したり、動けるようになるためにはどうしたらよいのでしょう?
弱くなった部分の抗重力筋だけを鍛えても、痛みやけがのない体を作ることにはけしてつながりません。
(老化現象に伴う高齢者の筋力低下においては、単一の抗重力筋を鍛えることで、効果が期待できることがあります。)
【独楽で気づく!軸を感じるとは?】
みなさんは、厚紙と棒で独楽を作ったことがありますか?
私は、小学校の図工の時間に作った記憶があります。
棒がなんとなく、ではなく正しい真ん中にないと独楽はうまく回りません。
本当の真ん中を見つけるのに試行錯誤したものです。
私たちの体も、うまく動かすためには、まっすぐな真ん中の棒=軸が必要です。
目で見たり触ったりできない軸は、
意識をして感じ、扱っていくもの。
正しい正中を感じるためには、正しい正中を逸脱して、力んだり、こわばってしまっている筋肉を、リラックスさせる必要があります。
力みが取れてリラックスできると、正しい正中=体の本当の真ん中=軸を感じやすくなります。
【軸を支えるインナーユニット】
軸のまわりにある筋肉は、インナーユニットと呼ばれ、独立して働くのではなく、すべてつながりを持ち、連動しています。
繊細に感じ、少しづつ正しく働かせていくことで、効率よく働く仕組みになっています。
軸のまわりにある筋肉が働くと、さらに力みやこわばりから解放され、ますます軸を感じやすくなります。
結果、抗重力筋のバランスは改善し、効率よく姿勢を保持したり、動けるようになります。
痛みやけが、変形さえも防ぐことにつながるのです!
力みやこわばりをとる方法として、正しいストレッチエクササイズやリラクゼーション、そしてヨガやピラティスは効果的です。
しかし、最も効果的な方法は
正しい姿勢をとる
ことです。
どこも力まず、かためず、正しい真ん中=軸を意識しながら、必要最小限の力で姿勢を保つ練習が非常に大切です。
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【講座のお知らせ】
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おなかがぽっこりしてきた
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☆こんな内容デス☆
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理由を知っている=知識を持っていると、毎日、特に意気込まなくても、無意識下で、少しだけ自分で自分をケアすることができるようになります。
まずは大人が正しい知識を持ち、自分の体と心をケアしながら大切にして生きている姿を子どもに示すことで、自然と子どもも自分の体と心をケアする、大切にするようになるはずです。
柔らかで影響を受けやすい子どもの体と心を、周囲の大人が温かく見守り、導いていくことは、次の世代、その先々の世代へつながる大切なことだと思います。
しあわせよぼうは、自分の体と心を大切にする生き方を、親から子ども、次の世代へ、そのまた次の世代へとつないでいくお手伝いをさせていただきます。
小学生の頃からなりたかった理学療法士の仕事が大好きです✨
理学療法士として、科学的根拠に基づく知識と技術を提供いたします。
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