愛しい子どもたちのお話

毎日、職場で出会う
子どもたちは
いつも どんな時も
今ここにいて
いのちいっぱいに
輝いています。

ある時は
ママと離れなれなくて
泣いてくるけど

雨降りの朝は
新しい長靴を
先生に見せたい、と言って
笑顔いっぱいに登園する。

泣いてくる子がいると
その子が好きなピカチュウの
ぬいぐるみを 
そっと 玩具箱から取り出して
手渡してくれる優しさ

みんなが作ったブロックの動物園を
壊しながら保育室を
駆け回ってしまう子がいると
壊されて悲しそうに
壊した!悲しい!先生叱ってよ!と
涙浮かべて 私を頼ってくるのに

ある時、
頼ってきた子と会話してると

わたし、せんせいだいすきなの
でも、〇〇くんに もうすこし
やさしくしてあげてね♡って
わらったりする

なかなか自分の身支度を
始めない子に
私が注意っぽい言葉を使うと

せんせいさぁ
バツだよ!バツ(笑)
いまからやろうと
おもってんじゃない?

なんて
わらったりする。

24人の子どもたちは
見えない糸でしっかりと繋がっていて

みんなの個性を
ちゃんと感じて
大切にしている。

ケンカしてもいいんだもんね
泣いてもいいしさ
おもらしだってオッケー(笑)
せんせいがもし
ちがうことしたら
せんせいにつたえるしさ

みんなでたのしく
すごすって
ほんと いいきぶんだもんね

そんな風に

認め合ってる。

いつも
友だちに体当たりしてしまう子のことも
その時は 困るけど
困るのはその一瞬で
次の瞬間には 許して遊ぶ。

どうして体当たりしちゃうのかな
どうして走り回ってるのかな

そんな風に自分の頭で
考える

考えるけど
ジャッジしない。

みんなって
すごいんだもんね。
その事実をしっている。

そんな優しさを
懐の深さを

私も子どもの頃は
持っていたはず笑

そのことを
毎日の子どもたちの
輝きの中に思い出す。

子どもってすごい。

その一言に尽きる。

そして 
いつもここにたどり着く。

私も昔は
子どもだった。

だから
私ってすごい!(笑)

忘れてるだけ。

みんなの魂は
本当に輝いています。

写真は大流行してる
虫探し。

保育園の毎日は
豊かで確かな現実を
日々創造しています。