静脈角で疲労を取る?生理機能編のお話し。
先ず、
静脈角に疲労を取る効果があるのか問題となる。
静脈角とは、
http://www.page.sannet.ne.jp/k-suto/linpa-1.htm
から抜粋。
■回収すべきリンパの流れ
※体から必要に応じて産生されたリンパは、
不要になった老廃物や蛋白質・病原体などを回収しながら
心臓へ誘導されます。
体に不要な老廃物や病原体は、
必ず何処かのリンパ節で処理 (濾過)されてきれいなリンパとなります。
リンパの一部分は、
歩行や運動などによる筋の収縮・弛緩によって生じる浸透圧で 、
静脈の血管に浸透して血液と一緒に心臓へ運ばれますが、
それ以外の大部分のリンパは、
リンパ本管や腋窩部を経由し、
鎖骨下の静脈角から静脈に注がれ血液と一緒に心臓へ運ばれます。
心臓に導かれたリンパは、
動脈の血流となってまた全身に送られます。
【静脈角】
鎖骨の下にあって静脈とリンパ本管が合流する場所で、
回収されたリンパの戻り口です。
■リンパは、体外から進入する病原体からの感染防止の必要に応じて
細胞組織が造りだし、毛細血管からにじみ出て不要な
タンパク質など老廃物を回収しながらリンパ管に集まります。
(リンパは老廃物の運搬役です)。
以上より、
静脈角は、
体の老廃物を運ぶ大部分のリンパを
心臓へ運ぶ大きな入り口であり、
これの機能を
回復、促進できれば
疲労が取れると
医学的に言える。
では、
どうマニュプレするかを
解剖学に基づいて考える。