昔の人はすごいなぁ〜 | りんごママの一日

りんごママの一日

りんごとその娘達柴犬3匹との暮らしを終えて、主人と二人暮らしになった半分主婦

滋賀に行くようになって

山の中を車で通ることが多くなった。


春は山の様子はどんどん変わる。

落葉樹の多い大原の山

少しずつ緑が濃くなる。


ソメイヨシノが散ると

山桜が咲く

次に咲くのは



名前が分からなかったので

お嫁ちゃんに聞いた。

ウワミズザクラだそうだ。


その次は






フジの花が咲くと

フジが山にたくさんあることがわかる。


そこで、昔の人の話


昔の人は成育の旺盛な植物を

生活に上手に使っていた。


ススキは屋根を葺く材に

アケビやフジのツル、竹などはザルやカゴに

フジのツルはそれ以外にも

皮から生地が作れるらしい。

沖縄では芭蕉の繊維で芭蕉布を作ってはった。

シュロは箒やタワシの材料やった。


それを使わなくなって

山は荒れてきたんや!

竹がはびこり、

竹の根は山の表面だけを覆い尽くす。

フジが木に絡みつき

やがて、絡みついた木は光合成ができなくなって

弱っていく。


そういう物が

プラスチックの台頭で使われなくなって

作っていた人は職を失った。

今となってはもう、元には戻れない。

作る人が少なくなって

プラスチックに頼るしかなくなった日本

プラスチックの原料は石油

そして、土に還らない物に囲まれた生活

SDG'sは昔の生活にある。


あくまでも、個人の考えです。