ピアノ再開後、
たくさんのコンクール、2017年からピティナステップに参加させていただきました。
必ず結果や評価がついてきます。
演奏そのものが思うようにいかず、結果や講評が厳しくて落ち込むこと、多々ありました
イメージに近い演奏ができたかな?と思えた時、結果が伴わず、落ち込んだこともありました
また、同じように辛い思いをしている別のコンテスタントから、私に対して激しい攻撃を受けて、長く悩んでいました。
自身の負の感情をどう扱うか?
今は、このように(下記)考えるようにしています。
立ち直って、次に進もうと思うようになるまでにかかる時間は、今は一晩かな?
人間は誰でも、認めてもらいたいという思いを心の底に持っています(承認欲求)。
私たち演奏者は、ときに無心に音楽を奏でていたとしても、やはり
人間として、演奏を通して自分を認められたい
という思いを持っているのです。
だから、自分の演奏が評価されなかったとき、
(大失敗したとか、自分で理由が明らかなときはともかく)
「自分を否定された」
「自分は弾いている意味もないんだ」
と、まるで自分が全否定されたかのように感じてしまうかもしれません。
落ち込んだときに、どう乗り越えていけば良いか?
「感情」は、否定できません。
押さえ込もうとしても、苦しいだけです。
こんな感情は、そのまま
「そうか、私、いま悔しいんだな」「ぽっかり寂しい気持ちなんだな」と認めてあげましょう。
信頼できる人に気持ちを打ち明けたりするのも良いでしょう。
少し落ち着いたら、分析してみます。
- 自分が今回成長できた、今までよりできたことってどんなこと?(本番も、それまでの取り組みも)
- 自分の演奏はどうだったのか?良かったことは?
- 何が原因でこういう結果になったのだろう?もっとやりたかったことはある?
- 聴いている人や審査員、アドバイザーはあなたの演奏をどう思っただろうか?何を伝えられただろうか?
- 今回学べたことはなんだろう?
自分なりに考えて、書き出したり、誰かに話したりしてみます。
ピアノの先生、専門家の方に意見を聞くのも良いでしょう。
結果には、
「自分」の要素と、
「自分以外(他人、環境)」の両方が関係しています。
このうち、「自分」に関することだけに考えをフォーカスしていきます。
たとえば、
- 審査員はどうして選んでくれなかったの? →他人×
- ○○さんの演奏にはかなわないよね →他人×
- 今回は納得できる演奏ができたから、それでいいや →自分○
- 自分の〜〜なところが足りなかったんだろう →自分○
「他人」に関する考えが頭に浮かんできたら、それを止めて「いまは、自分、自分!」と照準を合わせていきます。
- あんなに頑張ったのに・・・ →過去×
- 先生にあんなこと言われたから・・・ →過去×
- 私の演奏は〜〜だったな ・・・過去× (仮にプラスのことを考えていたとしても、それが過去ならやめます)
- 今日、この後何しようかな・・・ 未来○
- 次はこんな力をつけていく・・・未来○
- 来年もチャレンジしよう!・・・未来○