楕円
季節が流れて
あらゆるものの形がかわり
目からも手からも引き伸ばされて
一向に通り過ぎてゆく
留めようと握るけども
得体のしれない深海魚のように
するするとすり抜けてしまう
ぼんやりと笑い輝く
暗い海の奥へと
遍くものは留まらず移ろうなど
頭では何遍も理解するつもりでも
体をなでる時の肌ざわりに
ついぞ慣れることはないだろう
床の片隅で炎が
片時もとまらず影を抜いて
揺れ続けている 木漏れ日のように
失い去り欠ると知りながら
灯し続けるための心の火とは何?
季節が流れて
あらゆるものの形がかわり
目からも手からも引き伸ばされて
一向に通り過ぎてゆく
留めようと握るけども
得体のしれない深海魚のように
するするとすり抜けてしまう
ぼんやりと笑い輝く
暗い海の奥へと
遍くものは留まらず移ろうなど
頭では何遍も理解するつもりでも
体をなでる時の肌ざわりに
ついぞ慣れることはないだろう
床の片隅で炎が
片時もとまらず影を抜いて
揺れ続けている 木漏れ日のように
失い去り欠ると知りながら
灯し続けるための心の火とは何?