運動神経がまるで無い私にとって、秋は専ら読書と食欲！
まぁ、どちらも秋に限ったことでは無いが。。
マレーシア旅行と共に読み始めたこちら
食べて祈って恋をして
期待を裏切らない面白さだった。
Amazonのレビューなどを読むと"祈って"にあたるインドのくだりは人によっては
読みにくいようだけど、宗教的な話が結構好きな私には興味深かった。
（私は完全に無宗教だけど、厳格なクリスチャンの大学に通い
宗教学のクラスもいくつか取った事で、宗教に関しては私なりに色々
思うことがあり、哲学的な面で興味がある）
一番現実とのバランスが取れているバリでの章が一番好きだけれど。
とても魅力的なクトゥの存在も。彼の言う『（宗教に関係なく）神様はみんな同
じ』的な考えが私はとても好き。
そして作者のEギルバードは、賢くて自立していて素直で向上心がある。
特に人間関係において
旧友も新たな友人も同じように大切にし
苦手な人にも良いところを見出していける本当に素敵な女性。
（私は直ぐに苦手意識持っちゃうからなぁ。。）
そして事実は事実と認めつつも他人を許して相手の良い面を忘れない。
来年日本でも刊行される新作では、もう結婚はしないつもりの彼女が
結婚と言う制度に再度向き合いcommitmentとは、と言う事について
書いているそうで、それも是非読みたい。
最初に映像を見ちゃうと自分の好きなように風景や人を想像していく読書の醍醐味が邪魔されちゃうから未だ映画は観ていなかったけど
ようやく読み終わったし、映画も見てみたいな。
～おまけ～
小説『東京島』、私は頭の中で清子＝浅香光代、ワタナベ＝泉谷しげるのような
感じを思い描いていたら、それぞれ木村多江、窪塚洋介と知ってびっくりした。
（ジュリアロバーツが３５歳の役っていうのもちょっとなって気もするが。。）
本日の食欲の部、今日は（も）旦那は仕事で遅くなるため、一人でお先に
ブリの照り焼き、春菊のお浸し、豚と野菜炒め。ご飯の上には山形のダシ
