③サマクラの応募について
だいたい4月頭くらいから募集が始まります。
応募の要項は各事務所のホームページに掲載がされます。
審査基準はおそらく,成績,着順,エントリーシートの内容ではないでしょうか。
成績が一定以上(GPA3.2,3.3くらいが下限?)ないと採用される可能性はかなり低いです。
もちろん,エントリーシートの内容によって採用される可能性はあるでしょう。
でも,かなり低いです。
また,先着順というところは否めないので,早ければ早いほど決まりやすいでしょう。
熱意をアピールすることにもなります。なので,応募が開始したらすぐ出しましょう。
(といっても,自分は1週間から10日くらい後で出したものもあります)
写真はもちろん,ロースクールの成績に加えて,学部時代の成績も必須です(なお先のGPAはロースクールについてのみです)。遠方の方は取り寄せておきましょう。
多くの事務所はデータ提出おっけーなので,写真及びスキャンデータを準備しておきましょう。
後は,ロースクールで取り組んだこと,目指す法曹像なんかを書くことになります。ある程度基本となるところは文書化しておくと簡便です。
写真はきちんとスーツでとりましょう(私服でとったら,やばいやつがくると思ったといわれました)。これは常識ですか。どうもすみません。
重要なのは,興味のある法分野!
僕は,ほぼ全分野を書いたので,いろんなチームやメンター(担当の先生)につきましたが,ある程度決まっているなら絞って深く書くべきでしょう。
んんー
そんなもんかな。
あと僕がやったのは,「採用してくれないと後悔しますよ?」的な文章を入れたことです。
もちろん,そのまま載せたわけではありません。
あんまりこの点にはつっこまれなかったので,反応はどうだったのかわかりませんが,面白いやつだと思ってもらえたら成功でしょう。
だって,そんな大口叩くやつはどんな奴なんだろうと気になる人もいるでしょう。
採用しないとなれば,「あーどんなやつなんだろう,採用しとけばよかったかな」と後悔するやもしれません。
後悔しないですかね?あ,そうですか。
でも大事なのは人と違うことです!(もちろん,常識的な点や最低限の能力は必要ですが)
書類で合否を決める場合には,少しくらい変わったことを書かないと,というのが持論です。
また,みんな法律はがんばっているのだから,特殊な法的知識・経験は除いて,法律以外の自分のバックグラウンドや能力を精いっぱいアピールしないといけないでしょう。
これは就職活動のエントリーシートでも同じだと思うのです(まだ経験してませんが)。
④採用されたら
運良く採用されたら,自分の興味のある法分野くらいは基礎知識を入れておいて損はないです。
課題が出されてわからなくても,ばかめーという感じにはなりません。
まあ難しいよねーという感じで流してくれる人が多いのだろうと思います。
でも,前述の通り,採用活動に直結しますし,能力を見る機会があるのであれば,そりゃしっかり見ますよね。
少なくとも自分だったらがっちり見ます。
なので,精一杯やるべきです。
(僕はけっこうミスが多かったので,かなり評価は低いと思います)
M&Aやコーポレートであれば,金商法の基礎知識はあっていいかもしれません。
たとえば,公開買付規制の適用場面(株式等保有割合の計算方法)やインサイダー取引規制,損失補てんはやっておいてもいいかもしれません。
とはいっても,テストで山を張るごとく,事前の学習で決まるものではないので,与えられた時間と資料を精一杯使用してリサーチをする能力が問われています。
なので,ものすごーく早くできたら提出してもいいとは思いますが,期限が与えられているなら,できる限り深く詰めてから提出するのも作戦です(僕は一部早く提出しすぎた気がします)。
⑤まあ疲れたのでまとめます(前回記事のボリュームとのバランスの悪さ!)。
僕の教わっている先生の言葉に,「prepare, prepare, prepare」というのがあります。
MHMの射手矢先生です。何事も準備に準備を重ねてのぞめ,というものですが,本当にその通りだと思い,自習室でつぶやいています(きっと気持ち悪がられているでしょう)。
目標に向かって,あるいは目標を立てるために,必要なのは情報でしょう。
その中でサマクラは非常に重要な情報源になります。
サマクラに参加することで,一次的な(生の)情報と可能性が与えられることでしょう。
これを見逃す手はありません。
そして,法律家を目指すには-他の資格もそうですが-常に試され続けることを覚悟しなくてはならないと思います。
そうであれば,悪い評価をつけられようがなんだろうが,道が拓ける可能性にかけてノータイムで飛び込むことも必要なのではないでしょうか(HUNTER×HUNTERのキルア参照)。
常にノータイムで勝負をかけられるために,日頃から準備に準備を重ねる。
それがいいと思うのです。
サマクラに行くには成績が重要なのだから,何としても成績を取りに行く,そういう準備の仕方もあるでしょう。
一発試験ではリスクが高いから,授業で誰よりも速く要点をつかみ,誰よりも速く手を挙げ発言し,誰よりも的確に簡潔に問に答えるように努力するとか。
まあ僕はそんなたいそうな人間ではありませんが,そういう戦略と意識があってもいいと思うのです。
前の記事の続きです。
さてさて。
②サマクラのデメリットはなんでしょうか。
一番は,
勉強する時間がなくなること
でしょうか。
でも,それって1週間程度勉強しなかったからどうなんだろうというところもあります。
それに,毎日ゴリゴリに勉強してそれでも届かなかったなんていうならいざ知らず,
多少の余裕がある毎日なら本当に決定的な理由なのかなーと思います。
書類で落ちる
サマクラ先に書類を出したけど,書類で落とされたなんて話を聞きます。
もちろん,成績スペック等々,他の通過者に遜色ない人がです。
気に入られなければ,面接に進むまでもなく,ばっさりというのは悲しいですね。
それはむしろメリットなのでは…とも思いますが(余分なコストをかけなくて済む分),第一希望だったときの悲しさからするとデメリットといえるのではないでしょうか。
太る
太ります。摂取カロリーがやばい。
疲れる
こんなの当たり前なので,僕はデメリットだなんて思いませんが,そりゃ机に座って勉強しているだけよりは疲れます。
でも,仕事をすることに比べれば,だいたい10時出所,18時上がりで食事して帰るだけなので,楽すぎてお金もらっていいのかって思うほうが正常な気がしますけど。
別にサマクラをお勧めするステマとかではないんですが,あんまりデメリットらしきデメリットが見当たりません(だから参加してるわけですけど)。
まして,ロースクールに少なくとも2年いなきゃいけいないってことを前向きにとらえれば,その地位を精一杯利用してやろうとなりそうなもんです。
さてさて,そんなこんなでメリットデメリットを紹介してきましたが,行きたい人全員がいけるわけではありません。
人によっては,いいところしかないので,そりゃ当り前でしょう。
ということで,次の記事で応募について書きましょう。
さてさて。
②サマクラのデメリットはなんでしょうか。
一番は,
勉強する時間がなくなること
でしょうか。
でも,それって1週間程度勉強しなかったからどうなんだろうというところもあります。
それに,毎日ゴリゴリに勉強してそれでも届かなかったなんていうならいざ知らず,
多少の余裕がある毎日なら本当に決定的な理由なのかなーと思います。
書類で落ちる
サマクラ先に書類を出したけど,書類で落とされたなんて話を聞きます。
もちろん,成績スペック等々,他の通過者に遜色ない人がです。
気に入られなければ,面接に進むまでもなく,ばっさりというのは悲しいですね。
それはむしろメリットなのでは…とも思いますが(余分なコストをかけなくて済む分),第一希望だったときの悲しさからするとデメリットといえるのではないでしょうか。
太る
太ります。摂取カロリーがやばい。
疲れる
こんなの当たり前なので,僕はデメリットだなんて思いませんが,そりゃ机に座って勉強しているだけよりは疲れます。
でも,仕事をすることに比べれば,だいたい10時出所,18時上がりで食事して帰るだけなので,楽すぎてお金もらっていいのかって思うほうが正常な気がしますけど。
別にサマクラをお勧めするステマとかではないんですが,あんまりデメリットらしきデメリットが見当たりません(だから参加してるわけですけど)。
まして,ロースクールに少なくとも2年いなきゃいけいないってことを前向きにとらえれば,その地位を精一杯利用してやろうとなりそうなもんです。
さてさて,そんなこんなでメリットデメリットを紹介してきましたが,行きたい人全員がいけるわけではありません。
人によっては,いいところしかないので,そりゃ当り前でしょう。
ということで,次の記事で応募について書きましょう。
お久しぶりです。
一年一回くらいの更新ということで,まめじゃないのがばればれなんですが,
毎年秋くらいに書いているのはきっと秋がそういう季節だからなんでしょう。
前の記事ではエクスターンシップの話を偉そうにしてみました。
今回は今年の夏休みの過ごし方から学んだことを書いてみたいと思います。
ちなみに,夏休みはほとんど勉強してません。
というのも,うちのロースクールは模擬裁判(民事・刑事)があって,
2週間は自動的につぶれてしまうのに加えて,今年はサマークラークに参加していたからですね。
サマークラーク(サマクラ)というのは,有給又は無給で,1週間から2週間程度,事務所内見学及びお仕事体験を兼ねて法律事務所に潜入できる制度です。
大手の事務所はだいたい一日一万円くらいもらえます。
しかも,毎日昼夜豪華な食事が食べられるので,まるですごい人間にでもなった気分になります。
(サマージョブ,サマーインターン,サマーアソシエイトなど,各事務所の呼び名が違うのは,それぞれ意識して分けているのでしょうか?)
比較的僕は多いほうで,5か所のサマクラにいったので,計5週間都内をうろうろしていました。
ちょっと勉強しなさ過ぎて不安になるレベルです。友達の多くは2,3か所といったところでした。
京都から来ている人の中には,6か所なんて人もいたみたいです。
模擬裁判さえなければ7か所いったのに…というのは冗談にしておいて,というか数を争うなんてあほすぎるのでやめます。
さて,枕が長くなりすぎましたので,目次を立てましょう。
①サマクラに行く目的(メリット)
②サマクラに行くデメリット
③サマクラへの応募
④サマクラに採用されたら
⑤まとめ
私が行ったサマクラは日本でも大きいところでしたので,それを基準に書きます。
また,企業法務系の希望を持っている方,悩んでいる方,考えたい方に有益になればと思います。
①サマクラに行く目的(メリット)
一番には,
大手の弁護士,企業法務を手掛ける弁護士がどんな仕事をしているかが見れるということ
です。
漠然と「企業法務やりたいです」なんて言っても何がしたいのかさっぱりです。
さらにM&Aがどうだ,ファイナンスがどうだ,知財がどうだ~といったとしても,実際の案件や仕事の様子を見てみないと,自分が向いているのかわかりません。
自己のやりたい分野をアピールにするにしても,経験に基づかないと説得力はないと思います(ただし,サマクラ程度で向き不向きはわからないと思います。やらないよりは,という話です)。
また,望むならば何時に出所しても,何時に退所してもいいというところがあるので(すべてではないです),夜中まで仕事をしている姿とか,飲み会の後に仕事をしている姿も見れます。
こんな経験ができるのは,学生のうち(予備試験組にも同じような制度がありますが)なので,企業法務に興味がなくても行ってみて損はないでしょう。
多くの弁護士に会える
サマクラ1週間で,20人~40人くらいの弁護士に会えると思います。
幅があるのは,プログラムの関係やどれだけ積極的にアポイントメントをとるかが影響してきます。
特に興味のある分野の先生方のおもしろい話を聞けるのはこんな機会しかありません。
サマクラ生は守秘義務契約を結ぶことになりますので,先生方はこんなもの信用してないと思いますが,「守秘義務を負っているので,きわどい話も教えてください!」というととりあえず一笑いとれます。
いやいや,きわどい話も教えてくれるかもしれません。
自分を売り込む機会になる
就職活動において,サマクラに参加した人たちには他の一般応募者よりも有利な場面が少なくありません。
たとえば,サマクラ参加者のほうが,採用が早まることが言われています。
法律事務所は人が資本ですから,人柄や適性を見ることができているということで,プロセスが早まるのでしょう。まあもちろん気に入られたなら,ですけど。
自分を売り込む材料が増える
もちろん,上記のようにサマクラ先に就職活動するだけでなく,他所に訪問する場合において,話す材料があるのは貴重です。
他のロースクール生と仲良くなれる
何かと会う機会が多いので,仲良くなれます。友達になったやつの友達が友達で,友達の友達の友達が友達だったり,ややこしい,違った,友達の輪が広がります。
その他
日給がでたり,おいしいご飯をごちそうになったりというのはありますが,下品なのでそれ自体を目標にするのは一応やめておきましょう。一応です。
他にも色々あると思いますが,おおざっぱに今思いつくのはそんなところですかね。
長くなったので続きは次の記事にします。
一年一回くらいの更新ということで,まめじゃないのがばればれなんですが,
毎年秋くらいに書いているのはきっと秋がそういう季節だからなんでしょう。
前の記事ではエクスターンシップの話を偉そうにしてみました。
今回は今年の夏休みの過ごし方から学んだことを書いてみたいと思います。
ちなみに,夏休みはほとんど勉強してません。
というのも,うちのロースクールは模擬裁判(民事・刑事)があって,
2週間は自動的につぶれてしまうのに加えて,今年はサマークラークに参加していたからですね。
サマークラーク(サマクラ)というのは,有給又は無給で,1週間から2週間程度,事務所内見学及びお仕事体験を兼ねて法律事務所に潜入できる制度です。
大手の事務所はだいたい一日一万円くらいもらえます。
しかも,毎日昼夜豪華な食事が食べられるので,まるですごい人間にでもなった気分になります。
(サマージョブ,サマーインターン,サマーアソシエイトなど,各事務所の呼び名が違うのは,それぞれ意識して分けているのでしょうか?)
比較的僕は多いほうで,5か所のサマクラにいったので,計5週間都内をうろうろしていました。
ちょっと勉強しなさ過ぎて不安になるレベルです。友達の多くは2,3か所といったところでした。
京都から来ている人の中には,6か所なんて人もいたみたいです。
模擬裁判さえなければ7か所いったのに…というのは冗談にしておいて,というか数を争うなんてあほすぎるのでやめます。
さて,枕が長くなりすぎましたので,目次を立てましょう。
①サマクラに行く目的(メリット)
②サマクラに行くデメリット
③サマクラへの応募
④サマクラに採用されたら
⑤まとめ
私が行ったサマクラは日本でも大きいところでしたので,それを基準に書きます。
また,企業法務系の希望を持っている方,悩んでいる方,考えたい方に有益になればと思います。
①サマクラに行く目的(メリット)
一番には,
大手の弁護士,企業法務を手掛ける弁護士がどんな仕事をしているかが見れるということ
です。
漠然と「企業法務やりたいです」なんて言っても何がしたいのかさっぱりです。
さらにM&Aがどうだ,ファイナンスがどうだ,知財がどうだ~といったとしても,実際の案件や仕事の様子を見てみないと,自分が向いているのかわかりません。
自己のやりたい分野をアピールにするにしても,経験に基づかないと説得力はないと思います(ただし,サマクラ程度で向き不向きはわからないと思います。やらないよりは,という話です)。
また,望むならば何時に出所しても,何時に退所してもいいというところがあるので(すべてではないです),夜中まで仕事をしている姿とか,飲み会の後に仕事をしている姿も見れます。
こんな経験ができるのは,学生のうち(予備試験組にも同じような制度がありますが)なので,企業法務に興味がなくても行ってみて損はないでしょう。
多くの弁護士に会える
サマクラ1週間で,20人~40人くらいの弁護士に会えると思います。
幅があるのは,プログラムの関係やどれだけ積極的にアポイントメントをとるかが影響してきます。
特に興味のある分野の先生方のおもしろい話を聞けるのはこんな機会しかありません。
サマクラ生は守秘義務契約を結ぶことになりますので,
いやいや,きわどい話も教えてくれるかもしれません。
自分を売り込む機会になる
就職活動において,サマクラに参加した人たちには他の一般応募者よりも有利な場面が少なくありません。
たとえば,サマクラ参加者のほうが,採用が早まることが言われています。
法律事務所は人が資本ですから,人柄や適性を見ることができているということで,プロセスが早まるのでしょう。まあもちろん気に入られたなら,ですけど。
自分を売り込む材料が増える
もちろん,上記のようにサマクラ先に就職活動するだけでなく,他所に訪問する場合において,話す材料があるのは貴重です。
他のロースクール生と仲良くなれる
何かと会う機会が多いので,仲良くなれます。友達になったやつの友達が友達で,友達の友達の友達が友達だったり,ややこしい,違った,友達の輪が広がります。
その他
日給がでたり,おいしいご飯をごちそうになったりというのはありますが,下品なのでそれ自体を目標にするのは一応やめておきましょう。一応です。
他にも色々あると思いますが,おおざっぱに今思いつくのはそんなところですかね。
長くなったので続きは次の記事にします。