大事なところで能力が発揮できないあなたへ

〜東北大震災から9年…

あの時の日本は強かった〜

3月11日。東北大震災から9年…

ここ9年間で日本は、いや世界はさまざまなことが起きたり、変化のスピードも半端じゃない。

本当に凄まじいスピードで時代は流れているなとつくづく感じます。

人間は窮地に追い込まれると、物凄い力を発揮すると言われています。

いわゆる火事場の馬鹿力ってやつです。

その時に初めて自分の能力はこんなに凄いんだと感じるんです。

いつも自分に対して、過小評価していても

いざとなれば、出来るというのが人間です。

というかそれが脳のカラクリであり、

普段から自分で自分の能力に対してブレーキをかけているだけなのです。

ではなぜブレーキがかかるのか、、、

それは自分のことしか考えていないからです。

自分のことばかり考えていると、周りからどう見られているかとか、他人の目にかっこよく映っているかとかそんなことばかり考えてしまうのです。

自分にしかベクトルが向いていない人は火事場の馬鹿力なんて出るわけないのです。

人間が自分自身を満たそうとする気持ちなど、所詮その程度だということを理解することが大切なのです。

人間が最も力を発揮するのは、

誰かのために行動する時です。

誰かを助けたい！誰かの役に立ちたい！

この気持ちが人間の最強のエネルギーであり、

人間本来の幸せに繋がるわけです。

なでしこジャパンは震災が起きた年のワールドカップで世界一に輝きました。

こんなことあるのか？とまるで奇跡が起きたかのように日本中は騒いでいましたが、コーチング的に言えば当然といえる結果だったと思います。

なんとか国民のために！

日本に元気を！

この気持ちこそが彼女たちの原動力になりました。

しかし決して、奇跡が起こったわけではないのです。

それくらいのポテンシャルは彼女たちには元々備わっていたのです。

その能力を発揮しただけのことです。

日本人は外国人には勝てないという無意識が働いています。

スポーツの場合だと特にです。

はっきり言って、試合前から勝負は決まっています。

そういう無意識の思い込みが、能力を発揮するのを妨げているだけです。

震災から2年後には東北楽天ゴールデンイーグルスが

日本一に輝きました。

楽天は弱い弱いと言われ続け、国民の誰もが

日本一など想像もしなかった球団です。

それでも、東北のためにという思いが

彼らのリミッターを外したのでしょう。

本番で力が発揮できません。。。

と悩んでいる人の共通点は自分のことばかり考えていることです。

もっといえば、自分の損得ばかり考えているのです。

もし失敗したら恥をかく。。。

笑われたらどうしよう。。。

と自分の勝手な損得感情があるから

結果も出ないし、動けなくなるわけです。

もしも大切な人が海で溺れていたら、

自分が泳げなくても、助けに行くはずです。

その時に泳げなくて笑われたらどうしよう

なんて考えないはずです。

自分の能力は本当に凄いんだと心から確信し、

行動していくことで、力を発揮していけるのです。

その時に、人の役に立つゴールであれば、

もっと強烈なエネルギーを発揮します。

心から誰かのために成し遂げたいことを見つけることであなたの人生は何倍何十倍も素晴らしいものになると確信してください。

あなたがワクワクする日々を過ごせますように✨

素川集

大事なところで能力が発揮できないあなたへ〜東北大震災から9年…あの時の日本は強かった〜