指導と性格 | 占いカウンセラー朱麗の   まったり開運日記

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先日、知人と話していて、職場の教育の話になった。

彼女は若い社員や経験の浅い社員を教育する立場にあるの

だけど、他の教育する立場にあるAさんと方針の違いで

もめるそうだ。

Aさんの注意がものすごくストレートで厳しいので、辞めたいと

相談してくる子がけっこういるとのこと。

知人は比較的注意の仕方が穏やかなので、Aさんからは「あなたが

生ぬるいから、よくならない」と言われているそうだ。




昔、職場にその仕事の知識はかなりある人がいた。

その職場の性質上、分からないことがあればみんなで助けあって

フォローしないといけないのだが、実質忙しくて難しいことがあった。

知識のあるBさんに新人さんが何か質問しても、答えるのは1回きり。

同じような質問をした時には「前もいいましたけど」と言って、

答えてくれなかった。

それはそれで、新人も覚えようと努力をすることになるからプラス面

もあると思う。

覚えようとしないで、その度に聞けばイイヤでは困るからね。

ただ、どんどんエスカレートして、Bさんの言い方もきつかったので

誰もBさんに質問しなくなった。

さらに彼女は自分の知識を不当に使われてるとさえ思うようになった。

いろいろあったけど、Bさんは職場を辞めた。



これも人から聞いた話だけど、ある趣味の集まりで意見を交換する

メーリングリストで、初心者の質問に「そんなこと自分で調べもしない

で聞くなんて、おかしい」と言った人がいた。

その初心者が自分で本とか見てやってきたことも、「それを○○するのは

浅はか」。

初心者をかばった人にも、「あなたの解釈も初心者並」と容赦なく、誰も

質問とかできなくなって、消滅してしまったらしい。


注意とか指導というのは、皆さん経験があると思うけど、本当に難しい。

すべての人に向いたやり方はないと思う。

昔の職人さんのように、「仕事を見て覚えろ!」「つべこべ言うな」とか

いう指導は今の時代には合わない時は多いと思う。

もちろん、これで伸びる人もいるけどね。

特に若い人に対しては、逆効果のことが多い。


少なくとも職場などで相手の性格がある程度分かるなら、それに

対応した指導の仕方が必要だろう。


知人とAさんの件は結局、上司を入れて話し合った結果、役割分担

をすることにしたらしい。

面白いことに、最初から辛口担当、甘口担当と研修などの前に

宣言して、そうする理由も伝えたら、辞めたいとかの相談は

減ったようだ。


指導する側も自分の個性と傾向を知り、指導する相手の個性や傾向

も知って、指導した方がいい。

実は指導者と指導される人の相性もあるし。


ちなみに座敷パンダは、教える立場の時は、教える相手の情報は

それなりに集め、さりげなく質問の中に傾向を探る話を入れてます(笑)。

時には手相みたりしてね(笑)。

子育てや夫との関係もそうだよね。

相手が納得しやすい話の持っていき方ってあるし。



血液型での分類って問題も多いけど、普通の人が人間関係に利用しやす

かったから広まったんだろうと思う。

アストロロジーとか、数秘術とか、少ないデータで傾向が出やすく、理解

しやすくできればいいね。

エニアグラムなんかもいいけど、テストしなければいけないのが難点だし。



余談だけど、指導や注意が厳しい人は性格もあるけど、自分も他の人に

そうされてきた人がものすごく多い。

親や先生、配偶者、自分の上司にね。

そう思えば、なんだか見方も変わるでしょ。


ということで

今日の開運ポイントは、「指導や注意も人間関係の一環。自分と相手を

知って効率良くしよう」。