大きなチャンス、小さなチャンス | 占いカウンセラー朱麗の   まったり開運日記

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(* ̄o ̄)

座敷パンダは産業カウンセラー資格もあるせいか、仕事や開業の
相談を受けることも多い。
今って、週末起業だとか、少し夢と度胸のある人は起業しろって
論調が多いような気がしませんか。
サラリーマンはダメみたいな論調だけど、必ずしもそうじゃない
気がするなぁ。



だいぶ前のお話。
A君は30歳になったばかり。
仕事は中堅メーカーの営業職。
彼の夢は会社を辞めて、自分の会社を立ち上げること。


いま考えてるアイディアが自分に向いているか、独立するなら
いつ頃がいいかとか、そういう相談をしてきた。

彼の生まれ持ったものからすれば、6対4で会社勤めの方が
向いている感じ。
意欲はあっても、それをカタチにしていく積み重ねが不得意な
タイプ。


話を聞いているうちに、今の会社でうまくいってないことが分かった。
でも会社の仕事で新たにチャンスを与えられているように、座敷パンダ
には感じられたけど、彼はハナからそのチャンスをチャンスと
思っていない。
自分にとってのチャンスは独立することだという、強い思い込みが
ある。


彼の質問には、一応答えたけど、本質的な問題は別ではないか
と感じてしまった。


『大きなチャンスはたまにしかこないが、
小さなチャンスは毎日ある』


誰だか忘れたけど、確か外国の人の言っていたことだよ。

今の会社の小さなチャンスすらゲットできない人間が、独立して
大きなチャンスをゲットできると思う?


「まず、辞める前に今の会社の仕事で結果を出してから、気持ちよく
辞める形にしたらどうですか? 良いタイミングまで時間があるから」


結果、彼は会社を辞めていない。
ある仕事がきっかけで、会社の仕事に面白みを発見したようだ。
これが良かったのかどうかは、分からないけどね。


今の環境は、大抵、自分にとって必要なものを教えてくれているようです。
そこで、ある程度の結果を出してこそ、次の課題として、新しいステージが
用意される。
環境が変わらないのは、そこでの課題をまだクリアしてないからかもね。
ちょっと、見直してみたらいいかも。


ということで
今日の開運ポイントは、「毎日の小さなチャンス、しっかりモノにしよう」。