星座ショートストーリ ~牡牛座(恋愛編)~ | 占いカウンセラー朱麗の   まったり開運日記

占いカウンセラー朱麗の   まったり開運日記

あなたがあなたの人生をより幸せに生きるための
コーチであり、サポーターです。

 

(*^▽^*)ノ

戯れに書いた星座ショートストーリーが女性の知人たち

には好評で、早く書けとせかされた。

結構、大変なんですのよ、書くの(笑)。

とりあえず、12星座の恋愛編が終わってから、仕事編にいきます。

男性の方も、いいなと思う人やパートナーのご機嫌をうかがう時に

こんな傾向があるのかぁ、と利用してくださいな。



★星座シリーズ 牡牛座の女 〈恋愛編〉★


「貴子ったら、お見合いするの?」
「窪塚君のこと、どうするのよ?」
桃子と明美が、身を乗り出して聞いてくる。
「ん~、彼のことは、もちろん好きだけれど、彼は結婚する気はないんだもの」
「5年も付き合ってるのに?」
「あれだけ尽くしてるのに?」
「う~ん、尽くしてるのかなぁ」
「そうでしょ!」と、桃子と明美が大声を出す。
「・・・好きだけど、音楽の仕事って安定感ないし、他の女の人との付き合いも多くて、疲れちゃった。私ね、両親みたいに落ち着いた暖かい家庭を作りたいだけなの」
「でも、貴子が他の男と付き合うなんて考えられないね」、と桃子と明美が言う。
そうかなぁ。


窪塚敬之は1つ年下のミュージシャン。
知人の飲み会で紹介されて、誘われて何度か飲みに行ったけど、付き合うようになるまでには時間がかかった。
彼も「貴子は落とすまで時間がかかった」と笑っていた。
今、彼に見合いすることを言わなくちゃ。
「何だよ、どうした?」
彼が抱きすくめてくる。
彼の匂い、彼の唇の感触、回した腕に感じる身体の厚み。
今、言わなくてもいいよね。
彼の腕の中で眠るのが好きなの。


お見合いの場所はホテルの中の懐石料理のお店。
お店の雰囲気も落ち着いていて、お料理の器も上等で盛り付けも上品、しかもおいしい。
床の間の掛け軸もステキな書が飾ってあって、生けてあるお花ともいい感じ。
相手の方は、槇原洋介さんというお医者さん。
見た目はあまりぱっとしないけど、感じのいい話し方をする。
それに服装や小物も質のいいものをセンス良く着ているみたい。


友達の桃子や明美が何と言ったっていいの。
私には私の理想があるんだもの。

美術品のあるようなお家の暖炉のある部屋で愛するだんな様と子供とソファでくつろぐ。
ダイニングテーブルはコーディネイトもきれいにして、おいしい料理をつくって、ゆったりいただく、って昔からの夢なんだけどな。
両親の生活あるいはそれ以上の生活をしたいと思っちゃダメ?


「菊池さん・・・、貴子さん」
「あ、はい」
「僕は口下手でうまくいえませんが、あなたのようなおっとりとした方がいてくれたら、きっと家庭が安らぐと思うんですよ」
槇原さんが、ほほえんで、私の言葉を待ってくれてる。



※牡牛座の恋の特徴は、安定を求める気持ちが一番にある。金星の影響で物質や金銭、美へのこだわりも強い。恋をするまで時間がかかり、いったん好きになるとなかなか別れられないが、浮気etcで堪忍袋が切れると怖い。我慢強いタイプなので変な相手とずっと別れられないことも。感覚人間なので、相手の身体からの快楽にも溺れないようご用心。


※登場人物の名前の参考は以下の牡牛座の有名人。

  常盤貴子(4/30) 菊池桃子(5/4) 松野明美(4/27)

  窪塚洋介(5/7) 槇原敬之(5/18) 


というわけで

今日の開運ポイントは、「牡牛座の恋はスローに。せかさず安心感と物質的、感触的満足を与えよう」。