かけがえのない質感を捉える!~Wine&Art~

かけがえのない質感を捉える!~Wine&Art~

実家の酒屋とワイン好きが講じてワインショップで働いているシンペイです。
ワイン日誌を中心にアート、デザイン、音楽、本などをつづります。テーマは「質感/マチエール」。生命を身体全体で感じること、その精度・感度を磨く日々!

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食品の裏側―みんな大好きな食品添加物/安部 司
¥1,470
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みなさんは普段食べているものに向かい合ったことはありますか?
僕はこの本に出会う前は薄らとは考えていましたが、そこまで本気で向き合ったことはありませんでした。

この本は食品添加物の元トップセールスマン、「食品添加物の神様」とまでいわれていた安部さんが綴る、
食品添加物とは?をとってもわかりやすく噛み砕いている本です。
単に食品添加物の危険性や、食品添加物を使用している食品や、企業、業界を批判しているのではなく、
食品添加物の”光”の部分、私たちの食文化を形成してきてくれた食品添加物の恩恵の部分を書いてらっしゃいます。

本当にわかりやすくて、読みやすい本なので、添加物やオーガニックなどに興味のある方にはオススメです!
というよりも、そういったことに興味のある方なら誰でも知っているほど有名な本らしいですね。

僕は高校の頃は、食品・農業の勉強をしていました。食べるのもののありがたみや、それをおいしく食べるために
かかる時間や苦労というものを身体で記憶していると思います。
きゅうり一本つくることや、大根やニンジンを大きく立派につくること、ハムやソーセージなどの加工品をつくる大変さなど、普段何気なくそこにある食品を食べられることのありがたみ、それを学んだはずなのですが、この本に出会うまでは「それ」を忘れていたような気がします。

安部さんがこの本の中で書かれていたことでとても印象的なお話があります。
添加物によるうまみのベースになる元は「3点セット」という形で表せれるといいます。

①食塩+②化学調味料+③たんぱく加水分解物+(風味をつけつエキス)=うまみのベース

になるそうです。
このベースで風味を変えることによって、ラーメンの素になり、スナック菓子の味になり、お吸い物の素、
かつおだしの素、昆布だしの素などになるそうです。
そうなると、私たちが普段、何気なく~の素や、ポテトチップスを食べていておいしいと感じているのは、これらの添加物の味が大元になっていると考えられます。

お子さんはこの味を覚えるととても欲しがるそうです。その味を覚えてしまうと食材自身の味や薄い味付けを淡白なものとして受け付けなくなってしまう、とのこと。

食材本来の微妙な味(質感)の違いが感じられないのはとてももったいないことだと思います。
本当の豊かさは、その微妙な差異を楽しみ感動することにあります。食べ物の味はもちろん、香り、食感などあらゆる要素を身体全体で感じて、それを自分の一部として一体化すること、その実感を得るためにも、質感の差異というのは常に必要な出会いだと感じます。
均質化した食べ物をお腹いっぱい食べて満足すること、安さ・手軽さで終わらせてしまうこと、それが本当の豊かさなのでしょうか。

アートはその作品によって同じものはありません。コピー&ペーストされた作品はある視点ではアートとして昇華されますが、結局はなんの差異も生まれない工業製品となってしまいます。
「食」にはそれ独自の質感が大いに満ちていますし、それを食す人間は無限の質感を感じ取れると思います。

それが単に工業製品と化し、均質化されてしまうのは非常にもったいない!

この本の背表紙に書かれている言葉はとても痛烈です。

「安さ、便利さの代わりに、私たちは何を失っているのか。」

薄々感じ取っている失っているもの。それと向き合うひとつに機会を提示してくれる一冊です。
将来、ワインのインポーターや海外のワイン関連の仕事に就きたいということで、
本格的に英語の勉強を始めました!

もともと英語は好きで、ドラマを字幕でみたりラジオを聴いたりはしていたのですが、
やはり集中しないと向上しない!ということで、英会話教室にはいりました!

それが、表題の「Cubes」。神奈川にあるのですが、低価格でマンツーマンで
自分にあった勉強を選択できるアットホームなランゲージカフェ(^^)

イベントがあったり、先生と一緒に呑んだり(これはフットサルイベントのアフターで)、
先生というよりも友達が出来た感じで、自然に楽しめます!

さぁ、まずは目標TOEIC800点だ!!

僕らの夏の夢 - Single /作者不明
¥200
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※モバイル非対応


「ふるさとをおもう」とはなんでしょうか?
それを喚起させry楽曲が本日のご紹介、「僕らの夏の夢」です。
映画サマーウォーズの主題歌でもあるので、馴染み深い方も多いのではないでしょうか。

みなさんにはそれぞれのふるさと像というのものがあると思います。
僕は静岡県の田舎に生まれ、高校卒業の18歳まで過ごしました。
ふるさとを離れ、想い出すその姿かたちは小学生の頃までの幼少期の記憶だと思います。

全てのことに胸踊り、一瞬一瞬の事柄に喜び、感動し、苦しみは泡のように消えるような「少年の心」がそこにはあります。
歩き難い田んぼのあぜ道を走り、虫の鳴き声を聞き、日が落ちるまで泥にまみれて遊んだ記憶があります。
そのどれもが美しく、貴く、輝きを放つ思い出です。そう、もう感じられない過去の記憶。

経験として昇華され、記憶とし存在する「ふるさと」は僕らの心の真ん中にいつも姿をあらわします。
今、僕がやっていることや思っていること、感じている根源は全て「ふるさと」の記憶へとつながります。
まさに、子につながり、養分を送っている母体のような記憶です。
時に、あまりにも一方的で心いっぱいになってしまいますが、そこには自分の核が存在しているような気がします。

どんな形のふるさとでもその意義は変わらないような気がします。大小はあるだろうけど。

あなたにとっての「ふるさと」とは何でしょうか。
それを考えることで新しい自分に出会えるのかもしれません。
本日は、映画ネタで。

彼岸花 [DVD]/佐分利信,田中絹代,有馬稲子
¥3,990
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日本の映画史に残る名監督、小津安二郎の1958年の作品です。
娘の結婚を中心に父の心模様と家族の様子を描いたホームドラマ。

僕は、以前に小津監督の「秋刀魚の味」を観ていて、とっても感動しました。
僕が生まれるずっと前の日本の姿を映し、家族の暖かさやその時代性をきりとった映像の美しさに魅了されました。
今回の作品も、そんな家族のありふれた日常を人間味ある暖かい視点でとらえています。

秋刀魚の味や彼岸花を観て思うのですが、とても懐かしい、いわゆる古きよき時代を思わせるのです。
24歳の僕が、なぜ、1950年代、1960年代を懐かしいと思えるのでしょうか。
この懐かしさはどこからくるのでしょう、僕の幼少期で経験したモノと違うのに「懐かしい」と思えてしまう。

それは、一種、家族の団欒であったり、物の暖かみであったり、人との距離感であったり、時間の流れであったり。
姿かたちは違うけれど、感じられる雰囲気は僕が小さい頃に感じた、あの頃に似ているのかもしれません。
むしろ、おばあちゃん、おじいちゃんの雰囲気を感じました。こういうと人によって千差万別になってしまいますが、
小津監督の映画はなんか、おばあちゃんっぽい空気感をもっています。古いんだけどあったかい。そんな感じの。


そういえば、彼岸花、今年見ていませんね。
実家に居た頃は、土手いっぱいに咲いている彼岸花をよく眺めていました。
遊びで、木の枝や足で茎を切っていましたが、、(彼岸花の茎はよくきれやすいんですよね。)
あの美しさともろさの中に毒を持っていると教えてもらったときは少しショックだった覚えがあります。
あぁ、あんなか細く美しい花でも必死に生きようとしてるんだなぁ、なんて思いました。

彼岸花。きれいであったかい映画でした。
久しぶりにブログをかいたと思ったら、ワインでも本でもなく飯の話です!

三越前、徒歩3分程にある、今話題の天丼屋さん!「金子半之助」にいってきました!
最近、たまたまTVでみかけて、あ、行こう。と思った、おいしそーな天丼を出してくれるお店です。
メニューは天丼のみ。そして、行列がすごい!

僕は、二回目でなんとか入れたのですが、一回目は仕事があとにあったため20分ほどで断念。
入れたときは、1時間30分ほど待ってやっと食べれました。
ランチタイムで880円の天丼なんですが、なんともすごいボリューム感!
というか、ご飯の上にのっている具の圧倒的な感じがすごい!
「俺ら(具材)がのってて880円すごいやろ。」ってオーラを出しています。

えび2尾、巨大アナゴ、たまご、しし唐、などなど。
知らない方と相席でしたが、ゆっくりとその味を堪能できました!

並ぶ価値はある天丼です!
でも、もう少し人減らないかな・・なんて。

・食べログ URL
http://r.taberog.com/tokyo/A1302/A130202/13118694/