『ガム』 | 働きたくないおじさんの日常あれこれ

働きたくないおじさんの日常あれこれ

衝動的に何かしら書くかもしれないし、書かないかもしれないし、寝てるかもしれません。

ボクはガムを噛んでいる

とっくの昔から

  ほとんど味がしなくなっている


いい加減捨ててしまおうか

再び味を感じることなど

     あるはずもないから


けれどこれはたったひとつのガム

どこを探しても

   絶対に見つかりはしない

              貴重なガム


みんなのガムはどうですか

みんな同じようで違うガム

さぞおいしいことでしょう


ボクはもういいか


捨ててしまえば

  二度と取り戻せないけれど


噛むのにも疲れてきた


「口寂しい」の理由にも

   限界の足音がし出している


既にこれはゴミと呼んでいいものになったんだろう


あとはきっかけが左右することか