ジャパンオープン2015 結果 | フィギュアスケート研究本

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フィギュアスケート:ジャパンオープン

2015 2015年10月3日(土) 13時0分 スタート

日本が2大会ぶりV 真央、圧巻の演技を披露

総合結果


順位 選手名 国名 得点

1位 日本(村上、宇野、浅田、宮原) 607.62
2位 北米(チャン、アボット、ワグナー、ゴールド) 545.23
3位 欧州(フェルナンデス、ジュベール、ソトニコワ、トゥクタミシェワ) 528.90

女子

順位 選手名 国名 得点


1位 浅田真央 jpn日本 141.70
2位 宮原知子 jpn日本 134.67
3位 エリザベータ・トゥクタミシェワ rusロシア/欧州 128.34
4位 アデリナ・ソトニコワ rusロシア/欧州 118.81
5位 アシュリー・ワグナー usa米国/北米 117.84
6位 グレイシー・ゴールド usa米国/北米 114.53

男子

順位 選手名 国名 得点


1位 宇野昌磨 jpn日本 185.48
2位 ハビエル・フェルナンデス espスペイン/欧州 176.24
3位 パトリック・チャン canカナダ/北米 159.14
4位 ジェレミー・アボット usa米国/北米 153.72
5位 村上大介 jpn日本 145.77
6位 ブライアン・ジュベール fraフランス/欧州 105.51

詳細

総括


フィギュアスケートの日本、欧州、北米によるチーム対抗戦「ジャパンオープン2015」が3日、さいたまスーパーアリーナで行われ、男子の宇野昌磨(中京大中京高)、村上大介(陽進堂)、女子の浅田真央(中京大)、宮原知子(関西大中・高スケート部)の4人で臨んだ日本は総合607.62点で2大会ぶりに優勝した。

日本は、1年間の休養後初の試合となった浅田が、代名詞のトリプルアクセルを見事着氷させると、しっとりした曲調に合わせたなめらかな踊りを披露。コンビネーションジャンプでミスはあったものの、ブランクを感じさせない演技に、スタンディングオベーションが起こった。2014年ソチ五輪でマークした自己ベスト(142.71点)に肉薄する141.70点をマークし、健在ぶりをアピールした。

また、宇野と宮原の17歳コンビもほぼノーミスの演技を披露。それぞれ185.48点、134.67点の高得点で、日本の2年ぶりの栄冠に大きく貢献した。

2位は北米(チャン=カナダ、アボット、ゴールド、ワグナー=いずれも米国)で545.23点、3位は欧州(フェルナンデス=スペイン、ジュベール=フランス、ソトニコワ、トゥクタミシェワ=ともにロシア)で528.90点だった。

同大会は、男女シングル各2人の合計4人が1チームとなって対戦する団体戦。各選手がフリー演技を行い、合計点で順位が争われた。



試合直後の浅田のコメント

ただいまです。復帰初戦ということで緊張もありましたが、男子から始まり、良い演技をしてくれたので、私も足を引っ張らずにやっていこうと思いました。初戦にしてはたぶん今までで一番良いジャパンオープンの出来だったと思います。

(滑り終わったあとに胸に手を当てていたが)無事に終えれたこと、昨シーズンの世界選手権のレベルで最後まで滑れたことがうれしくてほっとして、自分にありがとうという気持ちでした。(1年間の休養は)私にとってここに戻ってくるまでのすごく大切なパワーチャージの時間だったと思います。私が休養している間にたくさんの若い選手が頑張っていた。女子も男子もレベルが上がっているので、不安はありましたが、みんなと一緒に戦えることが分かったので、良い試合になったと思います。



6:エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア/欧州)

トゥクタミシェワの演技がスタート。

冒頭のトリプルアクセルは転倒。続く3回転ルッツ+2回転トウループ+2回転ループは着氷。3回転フリップはなんとかこらえる。後半のコンビネーションは2つめのトウループが2回転に。最後のダブルアクセルは腕を上に上げながら着氷。その後のスケーティングでまさかの転倒。精彩を欠いた演技に終始し、悔しげな表情を見せる。
得点は128.34点(技術点64.61点、演技構成点65.73点、減点2.00点)。

この結果、日本が2大会ぶりに優勝! 2位は北米、3位が欧州となった。



5:浅田真央(日本)

浅田の演技がスタート。

冒頭のトリプルアクセルは見事に着氷。大声援が巻き起こる。続く3回転フリップ+3回転ループのコンビネーションはループが2回転に。しっとりした曲調に合わせたなめらかな踊りを披露。後半のダブルアクセル+3回転トウループも成功。続くコンビネーションは2つめの2回転ループが抜けてしまう。最後の3回転ループはきれいに着氷。ノーミスとはいかなかったが、ブランクを感じさせない演技にスタンディングオベーションが起こる。緊張から解き放たれ、感無量の表情を見せた。
得点は141.70点(技術点71.88点、演技構成点69.82点)。復帰戦で自己ベスト(142.71点)に肉薄する高得点をマーク。



4:グレイシー・ゴールド(米国/北米)

ゴールドの演技がスタート。

冒頭のコンビネーションは3回転トウループで手を突く。続く3回転ループは決める。ダブルアクセルも着氷。後半のコンビネーションは転倒。3回転フリップも抜けてしまう。『火の鳥』の曲調に合わせて優雅な踊りを披露するが、最後の3回転サルコウも2回転に。ミスが多く精彩を欠いた演技となり、沈んだ表情を見せる。
得点は114.53点(技術点51.57点、演技構成点64.96点、減点2.00点)。



3:アデリナ・ソトニコワ(ロシア/欧州)

ソトニコワの演技がスタート。

冒頭の3回転ルッツは着氷。続く3回転フリップも決める。3回転ループはシングルに。後半のコンビネーションもダブルアクセルは成功したが、2つ目のトウループが2回転になる。最後のダブルアクセルは着氷。ミスもあり、演技終了後にはペロッと舌を出して悔しがった。
得点は118.81点(技術点52.70点、演技構成点66.11点)。



2:宮原知子(日本)

宮原の演技がスタート。

冒頭の3回転ルッツ+3回転トウループのコンビネーションは見事に着氷。続く3回転ループもきれいに決める。しっとりした曲調に合わせて、なめらかにステップを刻む。後半の2つ続いたコンビネーションも着氷。最後のダブルアクセルも成功させる。昨シーズンよりさらに成長した演技を見せ、スタンディングオベーションが起きた。
得点は134.67点(技術点71.70点、演技構成点62.97点)。自己ベスト(129.12点)を上回る高得点をたたき出す。



1:アシュリー・ワグナー(米国/北米)

ワグナーの演技がスタート。

冒頭のダブルアクセルは着氷。続く3回転フリップ+3回転トウループのコンビネーションもきれいに下りた。迫力ある曲調に合わせてダイナミックなスピンを見せる。後半のコンビネーションで転倒。最後の3回転ルッツは着氷する。転倒のミスはあったが、演技終了後は満足げな表情を見せた。
得点は117.84点(技術点56.17点、演技構成点62.67点、減点1.00点)。



<滑走順・演技構成予定>

1:アシュリー・ワグナー(米国/北米)
2A/3F+3T/2A+2T/FSSp/CCoSp/3Lo+1Lo+3S/3F/3Lo/StSq/3Lz/ChSq/FCCoSp

2:宮原知子(日本)
3Lz+3T/3Lo/StSq/3F/CCoSp/3Lz+2T+2Lo/2A+3T/FCSp/3S/2A/ChSq/LSp

3:アデリナ・ソトニコワ(ロシア/欧州)
3Lz/3F/3Lo/CCoSp/StSq/2A+3T/3T/3S+2T/LSp/ChSq/2A/FCSp

4:グレイシー・ゴールド(米国/北米)
3Lz+3T/3Lo/StSq/2A/FCSp/2A+3T+2T/3F+2T/3Lz/ChSq/3S/LSp/CCoSp

5:浅田真央(日本)
3A/3F+3Lo/3Lz/FCSp/ChSq/2A+3T/3S/3F+2Lo+2Lo/3Lo/LSp/StSq/CCoSp

6:エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア/欧州)
3A/3Lz+2T+2Lo/3F/FCSp/LSp/3T+3T/3Lz/StSq/3S+2A+SEQ/2A/ChSq/CoSp

※報道発表資料を転載。実際の演技とは異なる場合がありますのでご了承ください。

6:宇野昌磨(日本)

宇野の演技がスタート。

冒頭の4回転トウループは着氷。続くトリプルアクセルもきれいに決める。トリプルアクセル+3回転トウループのコンビネーションも成功させ、大歓声が上がる。後半の4回転トウループ+2回転トウループも見事に決める。最後のコンビネーションも着氷。スピン中からスタンディングオベーションが起こるなど会心の演技に、宇野も思わずガッツポーズを見せた。
得点は185.48点(技術点99.48点、演技構成点86.00点)の高得点をマーク。



5:パトリック・チャン(カナダ/北米)

チャンの演技がスタート。

冒頭の4回転トウループは3回転に。続くトリプルアクセルはなんとかこらえる。3回転ルッツは着氷。後半のコンビネーションでは3回転ルッツで手をつく。3回転サルコウでも手をついてしまうなど全体的に精彩を欠く演技となってしまい、険しい表情を見せた。
得点は159.14点(技術点69.56点、演技構成点89.58点)。



4:ハビエル・フェルナンデス(スペイン/欧州)

フェルナンデスの演技がスタート。

冒頭の4回転トウループは着氷。続く4回転サルコウ+3回転トウループもきれいに決めて、大きな拍手が巻き起こる。曲に合わせて小気味良くステップを踏む。後半の4回転サルコウは転倒。3回転フリップ+1回転ループ+3回転サルコウは着氷。最後の3回転ループも決める。大声援を浴びたものの、4回転で1つミスがあったからか悔しげな表情を見せた。
得点は176.24点(技術点86.60点、演技構成点90.64点、減点1.00点)。



3:村上大介(日本)

村上の演技がスタート。

冒頭の4回転サルコウは着氷。続く4回転サルコウ+2回転トゥループもきれいに決め、大歓声が上がる。トリプルアクセルは抜けてしまい、2回目も手をついてしまう。最後の3回転サルコウは着氷。演技終了後は手を合わせ、謝るシーンも。4回転は決めながら、トリプルアクセルのミスが響く演技となった。
得点は145.77点(技術点68.63点、演技構成点77.14点)。



2:ジェレミー・アボット(米国/北米)

アボットの演技がスタート。

冒頭のコンビネーションは3回転フリップがシングルに。3回転ループは軸がずれたが、なんとか着氷。トリプルアクセルはきれいに決める。トリプルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウのコンビネーションも決め、観客から大きな拍手が巻き起こる。最後の3回転ルッツは1回転に。ジャンプにミスはあったが、持ち味の表現力で観衆を沸かせた。
得点は153.72点(技術点69.28点、演技構成点84.44点)。



1:ブライアン・ジュベール(フランス/欧州)

ジュベールの演技がスタート。

冒頭のコンビネーションはトリプルアクセルでバランスを崩す。3回転ルッツは2回転に。観客の手拍子を背にステップを踏む。3回転フリップは転倒。競技会に出ていない影響もあり、最後は疲労を色濃く感じさせる演技となった。
得点は105.51点(技術点36.65点、演技構成点69.86点、減点1.00点)。



滑走順・演技構成予定

1:ブライアン・ジュベール(フランス/欧州)
3A+1Lo+3S/3A/3Lz/3Lo/StSq/CCoSp/3Lz+2T/3F/2A+2T/3T/ChSq/CSSp/FUSp

2:ジェレミー・アボット(米国/北米)
3F+3T/3Lz/FSSp/3A/3Lo/CoSp/3A+1Lo+3S/3F/StSq/2A+2T/3Lz/ChSq/CCoSp

3:村上大介(日本)
4S/4S+2T/CSSp/3A+3T/FCSp/3A/3F/3Lz+2T+2Lo/3Lo/3S/StSq/ChSq/CCoSp

4:ハビエル・フェルナンデス(スペイン/欧州)
4T/4S+3T/3A/StSq/CSSp/4S/3F+1Lo+3S/3T/3Lz+2T/ChSq/3Lo/FCSp/CCoSp

5:パトリック・チャン(カナダ/北米)
4T+3T/3A/3Lz/StSq/CCSp/3Lz+2T/3F+2T+2Lo/3Lo/3S/FSSp/3F/ChSq/CCoSp

6:宇野昌磨(日本)
4T/3A/3A+3T/CSSp/StSq/FCSp/3Lo/3S/4T+2T/3Lz/2A+1Lo+3F/ChSq/CCoSp


↓リザルト

http://www.jsfresults.com/

↓男子プロトコル

http://www.jsfresults.com/InterNational/2015-2016/jo/data0105.pdf

↓女子プロトコル

http://www.jsfresults.com/InterNational/2015-2016/jo/data0205.pdf

↓別プログに、ジャパンオープンの動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-12080198019.html
ジャパンオープン2015 動画


日本優勝おめでとうございます。クラッカー

真央ちゃん、復活戦での活躍&高得点良かったです。

初戦で、これだけのできは本当に素晴らしいと思います。

シーズンを通して、もっともっと良くなっていき、更なる得点アップを期待しております。

3A はきちんと認定されましたね。3Lz! の!はましになったのでしょうか???

ルッツは、もうきちんと跳べていると思うのですが、早くなくなる事を願っています。

演技構成点は69.82点です。あともう少しで70点超えできるでしょうか。

今後に期待大ですね。

真央ちゃん、本当に素晴らしかったです。

今シーズン、頑張ってくださいね。≧(´▽`)≦




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