STACKERS日本デビューアルバム「PUNK IS PUNK」4曲目

「DOESN'T BOTHER ME」

俺には今まで生きてきた人生で「無敵」だって思える瞬間が何回もある。
それは決して俺がスゴい奴だからじゃない。
決まって俺をそう思わせてくれる仲間が側にいる。

高校2年の時、俺は親と揉めて家出をした。
泊まる所も行くところもなかった俺はテントを買い、近くの公園で野宿をすることにした。
ノリでやろうと思ったものの不安もあった。
でもその不安をなくしてくれたのは「仲間」だった。
毎日皆来てくれた。
家にシャワー浴びにこいよ!って言ってくれる奴もいた。
テントで一緒に寝てくれた奴もいた。
皆、゛やらなくてもいいこと゛を当たり前の顔しながらしていた。

そんな仲間が周りにいてくれると俺は「無敵」に思えてくる。

というのは、こんな仲間の為なら俺はなんだってできるんじゃないか!って気持ちにしてくれる。

そんな瞬間、自分がこれまで気にしていたことがスゲーちっぽけに思えて、情けなくなって、その結果、

「こまけー事は、一切無視!!」

あいつと俺が笑ってられるならそれでいいや!!そんな感じになる。

怒ってもいい場面でも俺はなるべく怒らない。
悩んでいい時でも俺はなるべく悩まない。
止めたい時があっても俺は絶対に止めない。

俺の近くにはいつでも仲間がいて、そいつらと笑える時間があるなら、どんな状況だろうと、全てめちゃくちゃだろうと、俺は少しも気にならない。