ほんの数十分の会話で最高の一日にする！

からだとココロをゆるめるセラピスト

ほその　わかこです。

昨日は、娘（中１）の運動会でした。

全力、いや全力以上を出し切って競技に取り組む子供たちの姿に

心が振え感動でした。

そして、仲間の100％の可能性を信じて

「頑張れ～！」と応援する子供たちの声のシャワーを

私も（勝手に）浴びさせてもらい(*^-^*)

パワーをいただきました。

我が家の娘も、家ではお年頃特有のアンニュイな雰囲気を

醸し出しているのですが（笑）

運動会では全力＆本気顔。

我ながら、いい表情してるな～♪と

いつもと違う娘の姿に成長を感じたのでした。

その娘が、昨日運動会から帰宅したときのことです。

「おかえり～。」と迎えると

日焼けで顔が真っ赤っか！

あれっ？今日はコンタクトしていったのに眼鏡になってる！

あれっ？目も赤い？

「どうしたの？」と聞くと

娘は、堰を切ったように

「クラスが入賞できなくて悔しかった。」

と言って普段めったに泣かない娘が

泣き始めました。

（眼鏡と目の赤い訳は友達とも教室で泣いたとのこと）

私より背が高くなっちゃっても、まだまだ泣きじゃくる姿は

小さい時と一緒。

ぎゅっとハグして、背中をさすってあげました。

少し落ち着くと、今度は

競技の審判への不満や、先生の理不尽な言動に対して

「あんなのおかしい！」

「どうして！」

「あれは間違ってる！」

「許せない！」

とそんな言葉が次々と出てきました。

まずは、娘から出てくる言葉を遮らず

全部聞いてあげました。

（大人として、いや～それはと思うところも一旦飲み込んで）

そして

「そうだったんだね。」

「悔しかったね。」

と共感して聞いてあげると

娘は、再び落ち着きました。

そこで、今度は娘に

「じゃあ、○○（娘の名前）はどうしたいの？」

と質問してみると

「もう一回、審判の結果を見直してほしい。

　あれは絶対間違っているから！」

と答えが返ってきました。

さらに

「それって、できると思う？」

と質問すると

「その時、すぐにした！」

とのこと。

実は、その時すぐに先生に

「間違ってると思うので見直してください！」

と伝えたとのこと。

詳細は、友達が参加した競技で友達ともう一人の生徒が

同着（タイムも同じ）だったのだけれど

友達が2位にされてしまったのこと。

それを、抗議したらしい。

「で、先生に伝えてどうだったの？」

と聞くと

「先生、無視してスルーした！」

と、強い口調で答えました。

娘の話をさらに聞いていくと

『クラスが入賞できなくて悔しかった！』

の言葉の奥に

『先生に自分の正しさや主張を無視されて悲しかった』

の想いがあることが読み取れました。

気が付くとここまで私は

『聞く』

『承認』

『質問』

『言葉の奥の本当の声を聞き取る』

とコミュニケーション（コーチング）の学びを

使っています。

そして、さらに

使うのは

『タイプ別コミュニケーション』

娘のタイプを分析すると

・自分が思った通りに物事を進めることを好む

・人をなかなか信用しない

・結果重視

・なんでも自分で判断したがる

というコントローラータイプ(*^-^*)

このタイプに、回りくどく説得したり指図はご法度！

なので、ひたすら聞いて気持ちを落ち着かせ

また、別の質問をしてみました。

「（スルーした）先生はどう思ってるかな？」

娘は

「・・・。」

実は、コントローラータイプは相手の気持ちを察するのが

苦手という面もあります。

そこで、できるだけ説得口調や上から目線にならないことを意識して(*^-^*)

私から話をしました。

「先生も、スルーしたこと後悔してるかもしれないよ。

　きちんと確認しなかったことで、生徒の信頼を

　無くしちゃたからね。

　もしかして、先生、落ち込んでるかもね。」

それを聞いた娘は

初めて先生（相手の立場）について考えたようです。

私の丁重な（笑）話は続きます。

「今日の先生の行動は、もしかして正しくなかったかもしれない。

（大人目線としては致し方ないとも思うのですが・・・。）

　でも、そうしてしまった先生が丸ごと、先生ではなくて

　普段授業で面白いこと言ってくれる先生の部分もあるし

　皆にいつも目を向けてくれる優しい先生の部分もある。

　だから、今日の先生の部分だけを見て

　先生嫌い！先生信じられない！では

　先生も可哀そうじゃないかな？

　大人だって、先生だって間違えることあるよ。

　お母さんなんて、しょっちゅうじゃん！」

と、やっぱり回りくどくなってしまった（笑）私の話を

聞き終わると

娘がポツリ・・・

「一生懸命にやったから悔しかったんだよね。

　そうじゃなかったら、どうでもいいもんね～。」

と言って

「あっ！お母さんアイスある？」

といつもの娘に戻ったのでした。

帰宅後、数十分の二人の会話で

何も状況は変わっていませんが

娘のココロの状態は明らかに変わりました。

状況（相手、環境）を変えることは難しいけれど

ココロの状態を変えることは

ほんの数十分の会話で可能なのです(*^-^*)

コーチング（コミュニケーション）を学んでいてよかった！

と思う出来事でした。

そして、運動会の夜の締めくくりはリフレクソロジー👣

足からも、頑張りを認め労ってあげました(*^-^*)

きっと、今日も最高の一日だった！と

娘は眠りについたことでしょう。

今日は長くなりました！

最後までお読みいただきありがとうございます。

コミュニケーションの学びは

家庭、コミュニティー、職場と

どこでもすぐに活かせます。

私がコミュニケーションを学んだのはこちら です。

運動会の帰り道、見上げた木々と空！

ただいま光が丘は新緑が美しい時期です♪

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