ニュージーランドのイーデンパークで、開幕戦が行われた。

その前に開催されたオープニングセレモニーは、

世界3番目のビッグイベントにふさわしく、

NZの歴史観にも触れた壮大、荘厳な式典だった。

さて、開幕戦はNZがトンガに勝利した。

「オールブラックス苦戦」の評価が多い。

ハーフタイムを境に、後半はABsらしさがなかったのだ。

メンタルが、守りに入ったように感じた。

前半、順調なペースでトライを重ねたので、

「このままでいい」と思ったのか、

もしくは、重要な開幕戦「負けられない」と思ったのか、

いずれにせよ思考停止に陥ったように見えた。

現状維持と、「~になってはいけない」という思考は、

パフォーマンスを減退させる。

日本はとにかく攻め続けてほしい、精神的に。

辛抱の時間が長いだろう、それでもメンタルは攻め続ける。

そこに必ずチャンスが生まれる。

明日のフランス戦も同じ、メンタルで攻め立てるのだ。
山口県の祝島。

原発誘致計画が進められていたこの町に焦点を当てた映画「祝の島」(ほうりのしま)を見た。

ドキュメンタリータッチで進められる流れは、

NHKスペシャルを彷彿させる。

しかし、この問題は公開当時はテレビでは放送できなかった。

ゆったりとした時間は、自然からもたらされている

と島の人々は信じている。

そして、原発が海を壊す、とも信じている。

一方で、世間は文明にはエネルギーが必要、と信じている。

ふたつの主張が確証のないままぶつかることが、

問題を複雑化している。

そして、この確証のなさが生む地域分断。

相馬に行ったときにも感じた「賛成」「反対」は、

主張ポイントが時としてずれ、すれ違いを生むがために混乱し、

感情論に発展する。

数十年来のつきあいを捨て去らなければならない悲惨さ。

有明海もそうだが、国の事業は時として地域を分断してしまう。

そこには、必要性の曖昧さが潜んでいる。

必要性を金で覆うと、ますます分かりにくくなる。

ここも、問題の大きなポイントだ、と感じた映画だった。

凄まじい試合だった。

W杯直前に何をやってるんだ、という気持ちになるぐらい。

オールブラックスがFWでキープし続ける。

そんなつまらないラグビーまでやって、勝とうとした試合でもあった。

ひとつ、それでもオールブラックスは勝てなかった。

残った事実はW杯前に2連敗。

これは逆に良い引き締めになるだろう。

ワラビーズは最後までランニングラグビーにこだわった。

インターセプトが頻繁に起こるリスキーな戦い方。

面白いが、危うい。

試合の無かった南アフリカは、最後まで勝利のスタイルが分からなかった。

フィジカルに頼るスタイルでは勝てないか。

この3チームを破るのはどこか、負けないのか。

今回はそこが焦点だ。
政府は国民の命を守ることも重要な役割。

ソニーへの放火に対して、

政府は抗議を行うべきだと考えます。

ソニーブランドは日本の企業ということはみな分かっている。

日本人が働いているかもしれない、それ以前に、

放火という人命を脅かす行為を日本企業に向かって行ったことに対して、

まったく無反応というのはどうだろう?

たとえ、燃やされたのが外国資本のブランチだとしても、

ブランドはメイド・イン・ジャパン。

これは、ナショナリズムの話ではなく、

国の役割としてそういうことを行ってくれないと

安心して外国で資本活動を行えないという趣旨の話です。




昨晩のフジテレビのニュースで、

松田選手のお通夜をリポートしていた

梅津アナが、岡田監督の映像を振り、

それが流れなかったため苦笑いしていたところを、

「スタッフと談笑 爆笑 にやにや」と批判されている。

もちろん、場に不適切な表情だったことは間違いないが、

上記の批判の仕方はどうだろう?

そして、「談笑、爆笑」と言った内容でネットメディアも報じる。

そして、謝罪時の言い間違いまでバカにする。

単なる段取り間違いを許せない人たちが多いのは、残念だ。

息苦しい社会にどんどん進んでいるなぁ。