こんにちは

名倉潤です。






ちょっとまだいい感じのオチが思いつかないと言うか思い出せないけど、忘れないうちに書き記します。








小梅日記のように







まず最初に
おれには人生の暗黒期が二回ある、そしてその一つが今回話す大学生時代。



大学時代は野球部で寮生活だったんだが
この寮生活一年目が人生でも一.二を争う過酷さで、
長い練習、めちゃくちゃな上下関係、寮のルールがしんどかった

ただ、この上下関係の厳しさとかはかえっておもろい事が発生しやすい。

ほんの一部だけど何個か思い出したので記録します。



まず簡単に言うと一年生は全て奴隷です。



洗濯やれとか飲み物買って来いとか物持ってこいとか何時に起こしてとかのパシリを無限にやらされる。
パシられて廊下にでると他の先輩にすれ違い様にパシられるのでパシられの連鎖から抜け出せなくなり、パシられ無限ループゲシュタルト崩壊確変ムーブ状態になったりするとパシられるだけで日付かわることもあったりする。


そしてこれが普通になってて全く逆らえないくらいの上下関係がある。



そしてこの逆らえない先輩の命令系で、やっかいなのが


先輩へ悪口を言わせる系🤬



これでおれは酷い目にあった



まぁ結構部活あるあるだと思うけど





いつもみたいに
アイツにこれ言えみたいな感じで言ってくる先輩

だが今回は相手がかなりまずいやつで
一年がみんな恐れてためちゃくちゃ恐いゴリラみたいな関西人の先輩への暴言リクエストだった。

「いやいやまずいですよ、殺されますよ、、、」

と流石に最初は断る俺🫷

だが先輩は引かず
「もしやられそうになったら俺らが守るから大丈夫だって。」

と、もしゴリラが暴走したら止めてくれる事を約束。
それならギリいけるかなぁーと承諾(かなり馬鹿)


とりあえず
そいつが練習終わって帰っていく時に
アップがてらに

「おいゴリラ、かかってこいよ‼️」

あれだけいつも忠実な下僕である一年生が急に強気にゴリラ呼ばわりするも不発

ゴリラはシカトして帰っていく



これではお許しを頂けないので




「おいゴリラ‼️聞こえてんだろゴリラ‼️お前の事だよ‼️ぶっ殺すぞゴリラ‼️」

と小学生煽りで追い討ちし、たたみかける。


そうするとゴリラに異変が


立ち止まりこっちに聞こえるか聞こえないかくらいの声で







「次言ったら殺す」








と人間の言葉でボソリ







俺はかなりびびったので先輩に

「これ以上はマズイです。やめましょう。」

と抗議、
先輩もここからが面白いんだろと中々やめさせてくれない



話し合った結果


全力で謝る事になった。

と言われて
それならまぁいいかと思ったが


先輩
「でも普通に謝るのはつまんないからジョイマンで謝れ」




(⁉️⁉️)




かなり迷ったが



とりあえず一応謝罪だしいいかと思い




フルパワー200%の声量で


「まことにすいまめェェェェェェェぇぇぇぇぇぇえーーーーーーーん‼️‼️‼️‼️‼️‼️」

と渾身のジョイマンポーズをとる。


後ろの先輩達は爆笑していたので
満足していたが

ジョイマン謝罪3回目くらいで


またもやゴリラに異変が





ゴリラの方をよく見てみると

肩にかけていたエナメルバックを地面に下ろしこちらを振り向いた。


ゆっくりこっちに近づいてくるゴリラ












なんならどんどんスピードをあげてついには走り出すゴリラ




これは!!!まずい!!!!!!😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨😨








ガチで命の危険を感じた





だが俺は思い出す



「もしやられそうになったら俺らが助かるから大丈夫だよ。」



そうだ!!!
俺には助けてくれる先輩達がいる!!




出番だぞと言わんばかりに後ろを振り返ると










誰もいない










あいつら逃げやがった。










こんな事があるのかと放心状態









さっきまであんなに焦っていたのに
おれは全てを諦めて冷静になっていた








背後にゴリラの気配。





振り向くと
ゴリラが俺の胸ぐらをつかむ

🦍「次やったら殺すっていったよな?」


前「はい。」

その直後
俺は張り倒されボコボコにされる。


もちろん誰も助けに来ない。








俺はこの日から人間を信じられないし、
ゴリラがちょっと嫌い。








暴力がバレないように配慮されたのか
顔面はあまりやられなかったのが救いでした。



寮に帰ると
ただでさえ身体がボロボロの状態な俺に

タメのやつが
「お前殴られながら申し訳ございませんって連呼しててうけたわ」
と言われてメンタルも破壊されて死にました。




その後ゴリラはやりすぎたと謝ってきたが普通にキショかったです。











もう一エピくらいいっちゃいきます。










うちの大学野球部には学生コーチという、その名の通り学生でありながらコーチをしている人間がいる。


四年生の学生コーチがかなり厄介な存在で


選手側じゃなく監督側の人間のためより細かくうるさい


それは野球の時だけでなく私生活に関してもそう。

そんな彼には口癖がある




事件事故起こすんじゃねぇぞ




はい、五厘(坊主にしろの意)


である



事件事故起こすんじゃねぇぞは


主に寮の点呼の時に必ず言われる言葉です。

事件事故起こすと部として練習すら出来なくなるので当然だが
毎日うざいくらい口酸っぱく言われるのです。


はい五厘ーは


なんか失敗した時に言ってくるただのおもんない発言です。




そんな気持ち悪い嫌われ者の彼ですが、監督コーチ側の人間なので、自分が遅刻したりとかいいかげんな事決してしませんでした。




だがある日
そのおもんな学生コーチが練習時間になってもいない日がありました。


遅刻か?と思ったがいつになっても来ない。
何か用事系かと思っていたらグランドに車が入ってきた。

しかしそれは学生コーチの車ではなく
なんとパトカー🚔


グランド皆???になり監督らが話をしにいく

そして少し監督が話した後
パトカーは去っていき練習は再開される


あれは何だったんだと選手間でもちきり

「学生コーチなんかやらかしたから練習いなかったんじゃね」
とか話してたが結局俺らには何も話されないまま
練習も終わり、いつも通り一日何事もなく終了。



夜の点呼になる

そういえば学生コーチは来るのだろうか
そんな話になり
確かにここで点呼に来なかったらアイツがなんかやらかしてパトカー来た説が濃厚になる。


そんな感じでワクワクしながらみんなで待っていると点呼の時間になった。


ガラガラと扉が開く
そこには




五厘になった学生コーチが元気なさそうに入ってきた






来たは来たけどやらかし確定丸刈り頭で参上し先輩達はもう何人か吹き出して笑ってる
俺ら一年はかなり耐えていたが




当然点呼の最後にいつもお決まりの


事件事故起こすんじゃねぇぞ

はこの日は自粛
2000%おまいうになってしまうので当然だ


事件事故を起こした(であろう)丸刈りコーチの完成


彼の口癖
はい五厘ーと事件事故起こすんじゃねぇぞ
が壮大なフリだとは誰も気づかなかった。


壮絶な口癖モノマネ大会が開催されたのは言うまでもない。



ちなみに彼が何をやらかしたのか発表します。








夜間に寮を抜け出し車で飲み会へ

そして飲酒運転状態で帰宅中、ガードレールに激突し警察沙汰との事。


きもすぎる。

そのガードレールは即特定され、俺たちの聖地巡礼スポットとなる。



ていうかさ























五厘で済んでんのおかしくね?