こんにちは。
本日もご訪問いただきありがとうございます。
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プロ野球、日本ハムファイターズの
栗山監督がよく口にする言葉、
「負けたのは、すべてわたしの責任」。
また、ほかの監督が選手に、
「ピンチヒッターとして打てなくても、
起用した監督の責任だと思って、
お前は、とにかく思い切り
打ってこい!」
などの言葉かけをするのをよく耳にします。
もちろん、勝敗や、選手が打つかどうか、
すべて、監督の責任ではないはずですが、
このような言葉を発する明確な意図が
いくつかあります。
一つ目は、
選手が余計なプレッシャーを感じないで、
パフォーマンス発揮できるようにするため。
二つ目は、
選手との信頼関係を築こうとするもの。
「いつも、全責任は自分にあると
言ってくれる監督のためにも
今度は打つぞ!」
と粋に感じるはずです。
最後に、
これが一番大きいかもしれないのですが、
本当にすべて監督の責任だと思っている、
そのくらいの覚悟や責任を感じて仕事をしているというもの。
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リーダーとして できることを全うしているだろうか
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わたしのクライアントさん
(コーチングでご相談にいらっしゃる方)で、
以前、こんなお話をされた方がいらっしゃいました。
※クライアントさんに掲載をご了承いただいております。
その方、営業リーダーSさんは、
当初、部下との関係に思い悩んで
コーチングを受けることになりました。
コーチングをはじめて3ヶ月。
部下との関係はかなり改善されてきましたが、
そのとき、部下の1人の大事な案件が
なかなか進まないことに
悩んでいらっしゃいました。
「もともと部下が提案してきた案件なので、
すべて任せています」
「任されれば、やる気になって、
最後までやり抜くと思います」
「リーダーのわたしの仕事は、
部下を信頼して見守ってあげること」
そうおっしゃっていたSさん。
(おのえ)
「仕事がストップしているようですが、
部下の方はどんなところで
立ち止まっているように見えますか。
それに対して、Sさんのできることは
ありそうですか」
わたしがこの2つの質問をしたときです。
Sさんは、突然、少し声のトーンを上げて、
「わたしは任せているようでいて、そうではなかった。
単に放任していただけ。
丸投げしているだけでした。
部下が困っているときにサポートしてあげられなくて、
なにがリーダーだ」
とおっしゃったのです。
「今一度、わたしは、
リーダーとしてできることを全うしているか考えます」と。
もちろん、考えた結果、
やはり今は見守るだけの方ががよさそうだ
という結論にいたることもあるかもしれません。
でも、このとき、Sさんは、
チームのパフォーマンス、
部下のパフォーマンスの全責任は自分にあると、
さらに「自分ごと」にされたのでした。
そのあと、Sさんがその部下の方にに対して、
今一番必要だと思われるサポートをした結果、
その案件は、当初目標をクリアしました。
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慕われているリーダーの特長
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そういえば、
わたしが人事として入社者の配属先を訪問したときも、
こんな傾向がありました。
慕われているリーダーは、
「まだまだ、(部下の)○○さんの力を
引き出せていない。
リーダーとして、私の力不足です」
一方、部下からの信頼がいま一つのリーダーは、
「(部下の)○○は積極性がまったく見られない。
どうしてあんな社員を採用したのか」
自分ごとにできているリーダーと
そうでないリーダー。
部下からの信頼度も
部下のパフォーマンス発揮も
ご本人のイキイキ度も
大きな差が見られました。
「今、自分にできることはなにか」
こう考えることができるかで、
チームのパフォーマンス発揮も
自分の毎日の仕事や生活の充実度も
変わってきます。
万一、部下(上司)の愚痴を言いたくなったとき、
「わたしに、今できることはなにか」
この問いを思い出していただければ幸いです。
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ちなみに、さきほどのSさん。
全責任は自分にあると考え始めてから、
一層、ご自身もチーム全体も輝きを増しました。
「おのえさん、最近は 部下の人事評価も、
わたしの責任に思えてきました。
『○○さん(部下)、先期、Bマイナスの評価を
味わわせて申し訳ない。
あなたの持ち味を引き出せない
わたしの責任だ』と。
自分で評価つけていて、変ですかね^^;」
ここまで考えられるリーダー。
「すごい」と思いました。
見習うことがいっぱいのSさん。
これからのご活躍も応援しております。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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