まず血液型についての簡単な説明として
血液型とは、赤血球の表面抗原のタイプによって血液を分類したのが俗に言う血液型という事になります。
日本人はA型が多いがB型が多い国もあります。しかし、世界的にみるとO型が多いんです。
人間の血液型分類
(1)血液型の分類方法は「ABO式」、「RH式」
(2)主な血液型は、A型、B型、AB型、O型
Rh(+)、Rh(-) など
人の血液型に「ABO式」、「RH式」などの分類があるように、ワンちゃん、ネコちゃんにもそれぞれの血液型と分類があります。
動物学の輸血医療の現状は人間と違い、動物は献血を行い保存しておくような血液バンクなどの仕組みが現状でほとんどありません。日本は諸外国より動物医療は遅れています。欧米や欧州では法律により血液バンクの仕組みが確立しているのです。
このため殆どの日本の動物病院では健康な若いワンちゃんやネコちゃんを供血犬、供血猫として飼育され、輸血が必要になった時に採血して輸血を行う方法をとっているケースが多くあります。
また、協力してくれる飼い主さんに呼びかけて、供血犬、供血猫の登録制度を導入し、いざ輸血が必要になった時に輸血用血液をもらうようにしている動物病院もあります。
しかしながら、その制度の導入もなかなか難しく、お友達の血液型の合うワンちゃん、ネコちゃんをご自身で探していただき、お願いしているというのが現状なのです。
ネコちゃんの血液型比率は
A型が約95パーセント
B型が約4パーセント
AB型が約1パーセント
このようにネコちゃんのほとんどがA型で、O型は未だかつて確認されていません。
また、ネコの種類にもよって多少違います。
①ロシアンブルー…A型しか殆どいない
②スコティッシュフォールド…A型が多いがB型もいる③ペルシャ…A型が多いがB型もいる
猫界では雑種のネコちゃんなどを含め、そのほとんどがA型ですが、うっかり調べずに違う型の血液を輸血してしまうと、死亡してしまうことがあるので気をつけなければいけません。
最後に犬界を分類細分化すると13種類以上の血液型があります。
日本では同一血液型と捉える血液型があり、大きく8種類で分類しています!
人間のA、B、O、AB型とは違い、「DEA」型という血液型分類です。
希少な型1種類を除くと①DEA1.1型②DEA1.2型③DEA3型④DEA4型⑤DEA5型⑥DEA6型⑦DEA7型⑧DEA8型
という8種類に分類されます。
ネコちゃんとは違い、違う型の血液を輸血しても問題がないのですが愛するペットが何型なのかを知っておくことも不測の事態に備えて必要なのかもしれません。