眼球内の水晶体に傷がつくことで引き起こり、投薬では完治できない目の病気である「白内障」。
 
白内障は人間は老化とともに発症する人が多く、人間以外でも、犬などの動物にも老化、または目の外傷、その他の病気の合併症などでも白内障が発症することが知られています。
 
けれど実はもっと小型な「うさぎ」にも白内障が起こる可能性があります!
 
うさぎがなる白内障も、原因は基本的には人間とそれほどかわらず「老化」によって引き起こることがほとんどです。
 
老化以外の原因だと遺伝や、目の病気以外の糖尿病や内臓系の疾患からくる合併症であることがあります。
 
けれど、90%以上が老化です。なぜ殆どの白内障が老化からくるものかというと、うさぎの寿命というのは種類にもよりますが長くても平均8年前後とされていますので、生後3年半を過ぎたあたりから老化が始まってくるのです。
 
そしてうさぎというのは基本的に室内のケージの中で飼い、その一生のほとんどを狭い空間で過ごします。
 
つまりそこは守られた空間であり、飼い主がきちんと掃除をするなど清潔にし、餌の与えすぎ、太り過ぎ等の問題が無ければ大きな病気をすることがほとんどないからです。
 
うさぎが白内障になってしまっていないかどうかを見分けるとき、その見分け方も人間とかわらず眼球内に白く濁ったもやが出ていないかどうかを確認します。
 
けれどそこで注意しなければならないのは、明るい部屋では白内障の症状が判別しにくいということです。
 
うさぎなど小型動物の目は人間とは少し違っているので、日光の下や蛍光灯など眩しい光の下ではうさぎの目は白内障でも真っ黒や真っ赤に見えてしまうことが多いのです。
 
なのでうさぎが白内障にかかっていないか見分けるには、電気を消した瞬間か、電気を消した薄暗い部屋の中で確認することが大切なのです。
 
暗いところで確認して、うさぎの眼球の中央が青白く光っているように見えたらそれは白内障の可能性が高いです。
 
基本的に人間の白内障というのは手術で治療し、点眼薬では進行を遅らせることはできても完治させることはできません。
 
それは人間に限らずどの動物でも同じです。けれど、だからといってウサギのような小さな動物を手術することもかなり難しいですよね?
 
ではどうすればいいのか?結論から言ってしまえば、その他の病気の合併症として発症した白内障でないのなら、放っておくのが一番です。
 
元々ウサギというのは暗い所を好み、地中に穴を掘って暮らす動物なので、視力は元々があまり高くなく、目が見えなくなっても鋭い嗅覚と聴覚で方向を見失うことはありません。
 あまりにも日常的に「まっすぐ歩けなくて怪我を頻繁にする」「他の病気の疑いがある」という場合は別ですが、そうでなければ「ああ、老化が始まったんだな」と認識し、よりそのウサギが暮らしやすいようにしてあげることが大切です!
 
注意したいことは、基本的に白内障になってもウサギの暮らしそのものはかわることはありませんが、ケージが2階建てのものだったり、あまりにも高低差があるようなものは転落による骨折などを防止するためになるべく1階建てか、段差があってもそこまで高低差のないものに変えてあげることです。
 
白内障は、哺乳類であるならばどんな動物でも老化と共にやってくる病気です。
 
けれどウサギのように元々暗いところを好むような動物は発症してもそれほど早急な処置を必要としない場合もあります。
 
なのでそのウサギが白内障を発症し視力が落ちてしまっても過ごしやすいように、環境を整えてあげることが大切になるのです。
手術自体はそれほど時間はかからないのですが、臆病でデリケートなうさぎは、手術の麻酔やストレスに耐えられずに亡くなってしまうケースも少なからずあります!
臨床経験のある獣医さんも少なく、費用も高額(片目で30~50万円)なので、獣医さんからは積極的には進めてこないことがほとんどです。
まず動物病院は必ず受診して頂きたいですが、治療方法などを決めるのは飼い主である貴方です。
あくまで医者は知識がある助言者です!!
飼い主である貴方が決定した事、
それは愛するペット【家族】にとって最善の方法である事を愛するペット【家族】は心から信じていますよ!!