高校のとき、天文部に入っていた。

月に一度、学校の許可を取り、夜中に屋上で天体観測をしていた。

夜中の3時ごろ、曇ってきたので、一人で適当な教室に行き、寝袋に入った。

目は十分に闇に慣れていたので、電気は消したままだ。

少しして、トイレにたち、教室に戻った。

トイレの明かりに目がなれていたため、寝袋の場所がわからず、教室の電気をつけた。

教室の窓一面に、血まみれの人たちの顔が映った。