Daley feat. Jill Scott - Until The Pain Is Gone '17
英国Manchester出身のGareth Daleyは2011年デビュー後すぐにMarsha Ambrosius(Floetry)との共演、トップ10シングルLook Up(Pharrell Williamsプロデュース)などでその地位を確立。
すでに6枚のアルバムを発表していますが、様々なジャンルの音楽要素を採り入れたオルタネイティブR&Bはどの作品も高評価を受けています。
Jill Scottを招いたUntil The Pain Is Goneも美しいメロディーのネオソウルで、一聴してその豊かな才能がうかがい知れます。

Leven Kali - Smile '17
女性陣に押されがちのネオソウルシーンですが、Leven Kaliは数では劣勢の男性陣の中でも抜きんでた存在です。
サンタモニカ出身(修正はオランダ)、父親にファンクバンドMother's Finest(Kashif & Meli'sa MorganがカヴァーしたLove Changesのオリジネイター)のメンバーをもつサラブレッド。
ハイセンスなウェストコーストR&Bが身上のシンガーソングライター

Jorja Smith - Teenage Fantasy '17
前回にもデビュー・シングルBlue Lightsをご紹介した英Walsall出身のシンガー。
同年EP発売、翌年にはDrakeのフィーチャリング・ゲストとして参加、2018年には初フルアルバムLost & Foundを発表して来日も。
同アルバムからの先行発表作品。

 



Remi feat. Jordan Rakei - Lose Sleep '17
RemiはラッパーのRemi KolawoleとプロデューサーのJustin 'Sensible J' Smithで構成されるオーストラリアのジャージーHip Hop デュオ。
Lose SleepはARIAチャートのトップ10に、収録アルバムDivas&Demonsは2017 ARIA Award for BestUrbanAlbumにノミネートされました。
2021年の4枚目Friedをリリース後解散してしまったのは残念です。

Davina - Built For The Battle '17
ベイエリア出身の美貌チカーノR&Bシンガー/ラッパーDavina Joy、6枚目のアルバムのタイトルソング。
この後も2枚のアルバムを発表して活躍中です。
自作ではOriginalsの名曲Baby, I'm For Realをサンプリング(My Whole Life Is You)するなど、オールドスクールへのリスペクトも彼女のオーソドックスな音楽性が感じられます。

 



Sabrina Claudio - Belong To You '17
Miami出身、才色兼備のシンガーソングライターSabrina Claudioは、今やネオソウルファンのみならず多くのブラックミュージックファンに知られる存在となりました。
20歳でリリースされた2017年ファーストアルバム(セカンドシングルBelong To Youを収録)は、ビルボード・トップR&B/ヒップホップアルバムチャートの13位に。
人気ラッパー6lack(ブラック)を招いたBelong To You (Remix) '17も秀逸。

VanJess feat. Masego - Touch The Floor '17
ナイジェリア出身(活動ベースはLA)の姉妹デュオVanJessが希代のスタイリスト・サックス奏者Masego(次回詳細を紹介)を迎えての90年代風アーバンサウンド。
翌年発表のアルバムSilk Canvasに集録、素晴らしいアルバムです。

Goapele feat. BJ the Chicago Kid - Stay '17
Oakland出身、45歳になるGoapeleはもはやヴェテランのネオソウルシンガーです。
2001年にのデビューアルバムCloserはインディーズながら、当時店で何回かリクエストがあった記憶があります。
Stayは2017年のアルバムDreamseeker収録、やはりヴェテランのネオソウルシンガーBJ the Chicago Kidと共演した彼女らしい佳曲です。

過去の「お勧めネオソウル」記事
https://ameblo.jp/shun-1956/theme-10111386286.html