こんにちは🌞

 

いつも読んでいただきありがとうございます。

 

 

お腹の調子、やっと昨日から回復してきました笑

 

昨日に間に合って良かった。

昨日は陽子線センターへのセカンドオピニオン受診日だったのでした。

 

 

 

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2020年2月から抗がん剤を続けてきて

大腸癌サバイバー2年8ヶ月目に入りました。

 

〜放射線10回〜同時化学療法〜

【セツキシマブ+mFOLFOX】4クール

【BV/mFOLFOX】     7クール

〜原発巣除去・周囲リンパ節郭清手術〜

【BV/IRIS】      7クール

【BV/XELIRI】    7クール

【RAM/FOLFIRI】   2クール

【RAM/IRI】        21クール継続中(できたりできなかったり)

 

現在に至ります。

 

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一昨日まで点滴して萎えてた私ですが、

その夜くらいから、下痢も止まって

当日も快調晴れ

 

セカオピの日だったので間が悪いなあと思ってたけど

間に合って良かったビックリマーク

 

早起きして、夫と名古屋市立大学の陽子線センターまで行ってきました。

 

 

結果から言うと・・・

 

 

今は陽子線のタイミングじゃない

 

 

という判断でした。

 

 

抗がん剤が辛い、この先ずっと続けていきたくない、今あるのがリンパ節転移だけなら、それを効果的な粒子線で叩くことができて、消せるものなら、この先抗がん剤をやめられるのではないか、健康体に戻れるんじゃないか。

そんな夢見たいな希望をもってしまうんです。

 

 

そんな私の気持ちを聞いていただいた上で

やることのメリット、デメリットを

20分以上ゆっくり懇切丁寧にお話しいただき、

 

 

やってもらえないことはないけれど、

先生の個人的な意見としてもお勧めはしないということだったのです。

 

 

まず、

 

『〜今の私の状況〜』

 

クローバー放射線治療・手術療法・抗がん剤をこれまで経験

放射線→腰椎転移へ30GY

手術→原発巣と周囲のリンパ節を切除 転移巣を残しているので根治術ではなくあくまで症状緩和目的の手術

抗がん剤→がん発覚時から約2年半、さまざまな薬剤を経て現在はサイラムザとイリノテカン。通算48回終了。

 

クローバー先日のPET-CTの結果、腎転移も否定され、肝転移、骨転移も縮小維持されたまま。画像で確認できているのがリンパ節転移のみであるが、その転移巣も縮小してきている。

左鎖骨上窩リンパ節

傍腹部大動脈部リンパ節

横隔膜脚部リンパ節

いずれも縮小、または消失?

 

クローバー特に自覚症状はない

 

クローバー抗がん剤による、好中球減少が激しく、すぐに感染症に罹ってしまう

 

クローバー抗がん剤でしんどくなるのが辛くストレスに感じている

 

 

『陽子線のメリット』

 

陽子線は一定の深さ(病巣の深さ)で放射線量がピークになる特性があるので、病巣に放射線を集中させることが可能。

そのため周辺の正常組織への悪影響を低く抑えることができる。

 

 

『陽子線のデメリット』(私の病状の場合)

 

丸ブルー現在のわたしの病状に対して、照射する積極的な意義がはっきりしていない

  右矢印症状がない

  右矢印複数のリンパ節転移が現状維持、または縮小が見られつつある段階、つまり抗がん剤が効いていると考えられる

  右矢印陽子線の有害事象のリスクを考えれば今、やるタイミングとは思えない

  

 

丸ブルー2年半前に腰椎転移に対して放射線治療をやっている。このとき30Gyの線量を腹部あたりに照射しているので、同じ部位にあてられる放射線量が限度(50Gy)があるため、陽子線の線量を通常の治療よりも減らさないといけない(一般的な放射線治療よりは高くできる)

  右矢印やっても効果は変わらないかもしれない

  右矢印病変に効果がなく、有害事象だけが出る可能性もある。

 

丸ブルー傍腹部大動脈部リンパ節の場所が、十二指腸に隣接している。消化器は放射線感受性が非常に高いので、照射の影響で十二指腸、小腸に穴が開き、大出血を起こすリスクがある。その際緊急手術、生命の危険、また抗がん剤を長期間休止せざるを得なくなる。

  右矢印この理由からも線量を抑えて照射しなければならず、効果が出るかは不明

  

丸ブルー左鎖骨上窩リンパ節に対する照射のリスク。この場所には腕や手を動かすための大事な神経がたくさん走っている。(腕神経叢)この神経への照射によって神経がダメージを受けると、2〜3年後に手が動かなくなる事例がある。5年以上経った後に動かなくなることもある。

これを腕神経叢損傷という。

  右矢印腕や手が動かなくなることは日常生活にすごく困る。五十肩にも辟易しているのに、そんなことになりたくはない。

 

丸ブルー現在の抗がん剤のサイラムザと、陽子線の相性がよくないので、陽子線をするなら一定期間サイラムザを中止しなければならない。治療前後含めて7週間ほど中止しなければならず、その間にがんが憎悪するリスクがある。

 

丸ブルー抗がん剤はおそらくやめることはできない。がん細胞は画像に写っているものだけではないので、見えるものを消したからといって油断はできない。全身のがんに勢いを抑えるには抗がん剤治療はとても優れているので、やめることは勧めない。

  右矢印微かな希望が打ち砕かれた・・・ショボーンでもしかたない・・・・

 

 

以上、ざっとまとめたましたがこんな感じのお話で、十分に理解納得できました。

 

 

なので、十分に納得できた上で、すっきりと諦められましたてへぺろ

今はタイミングじゃないんだなあと。

 

ずっとずっと気になってた、粒子線治療ですが、

セカンドオピニオンへいかなかったら、ずっと気になったままだったと思うから、

もしこの先にがんが広がってしまったら、あの時にやっておけば良かった!ってなると思うんです。

心に従って、行動して良かったと今は思えています。

 

 

今日書いた内容はあくまでも、わたし自身の症例に基づいた診断、判断であり、

もちろん個々の状態によって変わってくると思います。

 

 

ちなみに、同時に重粒子線も検討していました。

こちらは大阪まで行くつもりだったので、先に診療情報提供書を主治医から先方へ送ってもらっていました。

 

その結果、書類選考で(笑)落選・・・w

主治医に連絡があったそうです。

 

内容はほぼ、昨日陽子線のドクターに言われたことと同様で、

重粒子治療は勧められない、と言う見解だったそうです。

 

先ほどそんな話を主治医から電話もらいました。

 

重粒子線も諦めます。。。

 

 

 

1症例として参考になる方がいれば幸いですお願い

 

 

 

 

 

今夜も、あなたが安心して愛の中で眠れますように・・・

***しず華***