こんにちは🌞
いつも読んでいただきありがとうございます。
昨日４７回目の抗がん剤。
今回も白血球（好中球）がかなり低くて、
サイラムザのみの投与となりました。
１日経って、昨日より吐き気も治ってきたかな
あと一踏ん張り
そして、「右腎臓の転移疑惑」で先日腹部エコーをやった結果は
結局、はっきりした所見は得られず、
（１．５㎝大の何かはあるのだけど、それがなんなのか判定ができないらしい）
来週、PETとMRIの追加検査となりました。
放射線か、重粒子か、陽子線か、のことは、
その結果を見てまた再考することに・・・
２０２０年２月から抗がん剤を続けてきて
大腸癌サバイバー２年７ヶ月目に入りました。
〜放射線１０回〜同時化学療法〜
【セツキシマブ＋mFOLFOX】４クール
【BV/mFOLFOX】 ７クール
〜原発巣除去・周囲リンパ節郭清手術〜
【BV/IRIS】 ７クール
【BV/XELIRI】 ７クール
【RAM/FOLFIRI】 ２クール
【RAM/IRI】 ２０クール継続中（できたりできなかったり）
現在に至ります。
『調子に乗るなよ』
ずっとこの言葉にまとわりつかれて生きてきたように感じます。
嬉しいことがあったとき
幸せを感じるとき
楽しいとき
充実してるなあと感じるとき
ふと身構えてしまう癖があります。
『調子に乗るなよ』
そんな声がいつも聞こえてくる気がするのです。
どこからか、誰の声か、ずっとわからないままでした。
そして幸せで楽しくて、調子に乗っていると、
その後に必ず、悲しいことがありました。
なので、知らず知らずに
『調子に乗ってはいけない』
という思いを、ますます信念として信じるようになっていきました。
心のことを学ぶようになって、
やっとその正体が分かったときには拍子抜けしました。
それは紛れもなく自分が自分に言っている言葉だったから。
謎に自分に「幸せになってはいけない」と
謎の戒律で制し、束縛していたのです。
「調子に乗ってはいけない」
「幸せになってはいけない」
なんて思い込むようになったのには、
幼少期に誰かにそう言われたのかもしれないし、
周囲の関わりがあったからかもしれないし、
実体験があったのかもしれないし、
テレビドラマとか、映画の影響があったかもしれない。
とにかく、わたしは、複雑な家庭環境で生育したために、
不幸でいることがベースだと信じ、
あえて言葉を選ばずにいうのなら、
不幸の環境に身を置くことで自分を保っていた。
自ら、それを選んできたのだ。
口では幸せになりたいと、言いながら、
それを自分にさせないできたのは他でもない自分だったのだと知ると、
なんて、負のオーラを纏ってきた人生だったんだと、
もう、笑うしかありませんでした。
２０２０年１月、大腸がんステージⅣと宣告されたとき、
ショックを受けながらも、
ああ、そうきたかと・・・
私の人生だもんな〜
と客観視している自分もいて、
感情もうまく感じられず、
やっぱり調子に乗っていたからこうなったんだと、
そう思った気がします。
（当時、３年半別居してた夫とやり直しを決めて、同居を再開したばかりでした）
治療が進む中、癒されること、楽しいと感じることで幸せホルモンを出そうだそうと、自分を大切にしてきたこの２年半の間でも、
抗がん剤の副作用の脱毛が一旦止まって、
薬は続けているのに、副作用が止まったと喜んで、
夏には美容院で、整えてもらおう
なんて浮かれていたら、
再脱毛（第３波）でまた坊主になったときも、
『調子に乗るなよ』
って、声が聞こえたり。
おかげさまでこれまでのところ治療がうまく経過してきたことで、
ああ、もしかしたらわたし、このリンパ節転移もだんだん小さくなって、
奇跡を起こして治るのかもしれない！
そう思って、周りにも浮かれてニコニコ話して、
ウキウキして。
そんなふうに調子に乗ってたから、
今、腎転移の疑いがかけられて。
ふと気づいたら、昔の癖が・・・
『調子に乗るなよ』
って、また自分で自分を戒めていました
なぜ、自分に対してこんなに幸せを許可してあげないのでしょう。
こんなひどい言葉、人には絶対にかけませんよね？
もっと自分に甘くしてあげようと思います。
（いや、最近はいつも甘々だけど
）
これからは、
『調子に乗ろう〜』
ですね！
調子乗っていいよ
調子に乗れば乗るほど幸せになるよ〜
って自分に言ってあげたいと思います。
今夜も、あなたが安心して愛の中で眠れますように・・・
＊＊＊しず華＊＊＊