こんにちは💕
いつも読んでいただきありがとうございます。
今日は抗がん剤の副作用で痺れなどの後遺症が残っている状態に対して、昨年12月に申請していた障害年金の結果通知が最近届いたのでそれについて書こうかと思います。
2020年2月から抗がん剤を続けてきて
大腸癌サバイバー2年3ヶ月目に入りました。
〜放射線10回〜同時化学療法〜
【セツキシマブ+mFOLFOX】4クール
【BV/mFOLFOX】 7クール
〜原発巣除去・周囲リンパ節郭清手術〜
【BV/IRIS】 7クール
【BV/XELIRI】 7クール
【RAM/FOLFIRI】 2クール
【RAM/IRI】 15クール継続中(できたりできなかったり)
現在に至ります。
上記に記録しているようにわたしは抗がん剤のファーストラインとして
【セツキシマブ+mFOLFOX】4クール
【BV/mFOLFOX】 7クール
をしていました。
いわゆるプラチナ製剤と言われる抗がん剤は、とてもよく効くものなのですが、やっかいなことに多くの人が投与直後から手足の痺れや口内の知覚過敏、刺すような痛み、喉が締め付けられるような感覚に悩まされるのが特徴です。
シスプラチン、カルボプラチン、オキサリプラチンなどが「プラチナ製剤」になります。
わたしの使用した薬剤の、この「OX」というのが、オキサリプラチン。
2020年4月〜7月まで11回投与していました。
痺れに耐えかねて、ここでリタイヤしたのです。
多くの方がこのような副作用を経験すると思いますが、
一部の人に、その症状が慢性化し、固定化されてしまうということが起こるようです。
薬をやめたのだから、そのうちにきっと治るはず。
普通の感覚を取り戻したい。いつになったら治るのだろうとずっと辛さと付き合い続けてきましたが、一向に治る気配はなく、冬になってくると症状はさらにひどくなり、お尻の辺りまで感覚が麻痺してきてました
末梢神経障害。
医療従事者でもあるので、よく耳にしていた言葉ですが、
「痺れ」というものがこれほど生活に支障を及ぼすなんて、ちゃんと想像できていませんでした。
そこで色々と調べているうちに、抗がん剤の後遺症でも末梢神経障害に対し、障害年金3級が認められた人がいることを知り、この症状に悩まされて絶望の淵にいたところに光を見つけたのです
早速、主治医にも相談して協力していただき、診断書を書いていただきました。
ぶっちゃけ「こういうのを書くのは初めてだからわからないけど、認められないかもしれないよ?」とも言われました。
さて。
この障害年金の申請ですが、申請するのには要件があります。
初診から1年半が経過していること
初診日に厚生年金に加入していること(障害厚生年金3級の場合です)
保険料を滞りなく納付していること
この要件は年金事務所で即座に確認していただけますし、申請の仕方も細かく教えてきただけました。
必要書類の中には自身で症状を事細かく書く様式(病歴・就労状況等申立書)もあります。
ここにはこれまでの経過から、症状が慢性化していることや、現在困っていることなど、時系列で記入していきます。
「わかってほしい!!」の一心で以下のようなことを書き連ねました
常にピリピリしている
冷えると痛み
物をよく落とす
掴んだ感覚が鈍い
細かな作業がしにくい
アクセサリー
ボタン掛け
字を書く
書類をめくる、捌く
封書の開封
クリップを止める
袋の封を切る
包丁 手を切る
缶の蓋あける
洗い物
靴の脱ぎ履き
つまずきやすい
階段を踏み外す
足先をぶつけて化膿する
冷えやすい
まったく手先を使う作業ができないわけではないけれど、慎重に行動しなければケガにつながるので時間とストレスがかかります。
書き出すとキリがありませんでしたが一生懸命まとめて。
字も手が動きを覚えているのでそこそこ書けますが、微調整ができず下手くそです。
そして申請から約3ヶ月半。
待ちに待った結果通知が最近届きましたぁ〜〜
じゃじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
無事に3級取得することができました。
うぅっ
この苦痛を国に認めていただけた・・・嬉しい
これで痺れとの共存生活、報われる気がします。
この3級14号の程度はとても軽い障害認定なので、
1年後にまた再審査が必要で、その時点で症状が固定化していたら
支給停止になるとも書かれていました。
軽快、または固定化していたらもうもらえないみたいなのです。
でも軽くなるといいな、少しづつでもいいからこの痺れのない生活を取り戻したいよ
これからも頑張ります。
散歩中の畑で見つけた大根(お股が)
読んでいただきありがとうございます
今夜も、あなたが安心して愛の中で眠れますように・・・
***しず華***