こんにちはベル

 

いつも読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

抗がん剤の翌日の体調は、

 

最悪で

 

吐き気と倦怠感で起き上がれないチーン

 

 

 

そんな中、昨日わたしの体調不良で緩和ケアに入院した(させた)父が

 

「もう帰る!今日迎えにきてもらいたい!」と看護師さんたちを困らせているようで

 

病棟の看護師長さんからも朝一から電話があって、

 

困り果てておられた。

 

 

 

 

とりあえず、今日は出向ける家族がいなくて明日、仕事の合間を縫って娘が説得に行ってくれることになったけど・・・

 

ああ、頭が痛いよ右下矢印右下矢印右下矢印

 

 

 

今のわたし、何ものにも適応できない(インターホンすらでられない)

 

自分のトイレに行くのもやっとなのに

 

どうして父の自宅介護ができようか。

 

 

 

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2020年2月から抗がん剤を続けてきて

大腸癌サバイバー1年11ヶ月目に入りました。

 

〜放射線10回〜同時化学療法〜

【セツキシマブ+mFOLFOX】4クール

【BV/mFOLFOX】     7クール

〜原発巣除去・周囲リンパ節郭清手術〜

【BV/IRIS】      7クール

【BV/XELIRI】    7クール

【RAM/FOLFIRI】   2クール

【RAM/IRI】               11クール継続中(できたりできなかったり)

 

現在に至ります。

 

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冒頭のタイトル、刺激的ですが・・・

 

朝一、父の緩和ケア病棟の看護師さんから電話を受けたあと、

 

父からの泣き声の電話があり、開口一番の父の言葉です。。。

 

 

はい汗

今日も愚痴になります〜〜〜汗

 

 

家で死にたい!頼むで家に帰らせてくれよぉ〜!

 

あんたに迷惑かけへんで、

言うことなんでも聞くで、

頼むで1時間でも早く連れて帰ってくれ

 

ここはイジメ病院

地獄、監獄や

水飲みたいと言っても3時間待たされる(大袈裟)!

おしっこしてもビシャビシャのまんま、待たされる!

高いお金払っておるとこやない!

 

 

 

 

おじいちゃんの気持ちはよくわかったよ

わたし、今は動けへんで

あとニ晩頑張ってほしい

 

 

 

わたしの言葉は素通りして

 

 

 

あんたには迷惑かけへんで

言うことなんでも聞くで

頼むで連れて帰ってくれ

 

 

家で死にたいんやよーーー

 

 

と情けない声で電話の向こうで叫んでいる

 

 

 

 

 

おじいちゃんの気持ちはよくわかってるよ

家で最後までいたいよね

 

 

よくわかったよ

 

 

 

わたしも今頑張っているから、

早く体調を戻すように頑張っているから、

 

おじいちゃんも

明後日まで頑張って

 

 

 

とわたしも必死に繰り返す

 

 

 

 

きっと周りから見える父は

 

ただのわがままな老人だろうか

 

 

 


 

 

 

 

きっと父も今、周りを困らせていることはわかっているのだろうが、

 

自分の欲求を最優先にしているのだろう。

 

 

「ああ、まさにお手本だわ」

 

 

と思えるようになったわたしも成長したわ

 

 

 

 

今まさに狭い病室の中で、孤独と絶望感の中にいるのだろう

 

 

想像するだけで怖い

 

その怖さを見たくなくて、

 

父の望みを叶えたいわたしがいる。

 

 

 

 

 

それと同じように

 

ああ、

 

やっぱりこの人にはわたしへの配慮はしてくれないのだ・・・と

 

孤独と絶望感に襲われる

 

 

 

 

本当は月曜日まで病院🏥にいて欲しいけれど、きっと土曜日までいることさえ本人にとっては我慢できないのだ。

 

 

 

抗がん剤の翌日の体調は、

 

最悪で

 

吐き気と倦怠感で起き上がれない

 

自分のトイレに行くのもやっとなのに

 

どうして父の自宅介護ができようか。

 

 

 

できないことはできないんだよ

 

無理なものは無理

 

わたしのことも考えてよ

 

わたしを見てよ

 

 

 

 

そう一気に言ってしまいたいわたしと、

 

父の望み通りに最後の時を全力でふりしぼって介護を尽くし切りたいわたしが

 

同じくらいのバランスで葛藤している

 

 

 

 

父の人間らしく、無様な姿をみせて、周りのことを気にせず、わがまま、自分本位に生きてもいいのだ!

 

というすごい生き様を

 

今わたしは見せられてる。

 

 

まさにお手本なのかもしれない。

 

 

だってそんな父でもわたしは愛しているのだから。

 

 

 

 

 

今夜も、あなたが安心して愛の中で眠れますように・・・

***しず華***