今日の記事はエイプリルフールネタではありません(笑)

リアルなご報告です\(^o^)/

 

 

 

一昨日の午後。

 

抗がん剤約2ヶ月、3クールが終わった時点での効果判定

3月25日の造影CT の結果を夫と緊張しながら聞きに行った。

 

 

 

待合室では2人とも手に汗握り祈った。

 

きっといい結果が出るに決まってる、

こんなに苦痛が小さくなったのだもの。

 

こんなに副作用と闘っているんだもの。

 

わたしの身体は、精神は、絶対に頑張ってきたんだもの。

 

びっくりするほど、いいお話が聞けるんではなかろうか、とわたしは信じてた。

 

 

 

 

 

 

呼ばれた。

 

 

いつもの先生の優しい笑顔。表情も穏やか。

 

電子カルテを指しながら説明が始まる。

 

 

 

 

 

はじめに肝臓を見せてもらった。

 

1月に撮影したときとの比較画像では

驚くべき変化があって、目を疑った。

 

1月の画像は、今見ても恐ろしすぎる。

肝臓内にボコボコと大きな無数の転移巣の画像だったので。

(当時わたしには見せられなかった画像)

それが3月の画像では、ボコボコの影、、、

 

ほぼ、消えていた。

 

柔らかそうなきれいな肝臓。

 

 

今は

 

ほぼ。

 

といわれたのは、まだうっすら影はある、ということだけど、

 

 

あんなにあった腫瘍の水玉模様が、いまは ほぼ、なかったのだ。

 

 

 

 

「これだけ効くのは僕ら的にも余り経験がない」

 

そう先生はおっしゃった。

 

 

嬉しい。

 

嬉しすぎて、夫に抱きつきたくなるのをこらえたよ。

 

 

 

 

腹腔内のところどころに見られていたゴボッとしたリンパ節の腫大も、

今はとてもスッキリしていた。

なにが起こったのか知らなければ見逃してしまいそうなくらい小さくなっていると言われた。

 

 

そして、問題の原発巣である大腸も、まだ腫れているような画像はあったけど、

以前より小さくなり、そして柔らかそうになっていた。

 

 

 

骨に関しては、今回はPETをとっていないからわからない。

腰椎転移に対して放射線治療で症状は随分寛解した。放射線の効果はあったのは確実で。

ただ他の部分への骨転移もあったので、その経過をこの先も追っていく必要がある、ということ。

 

 

 

抗癌剤治療が、ある臓器には効いて、他の臓器には効かないという「臓器乖離」ということも時々起こるらしいのだけど、わたしの場合は大腸、肝臓ともによく効いているらしい。

 

 

 

てか、そもそも1月の当時、そのひどい画像をわたしは見せられていなかった。

先生の優しさが染みる。

あのときそんなの、見せられたくなかったからね。

(しかし夫には厳しい説明がなされていた・・・らしい・・・)

 

 

あのとき、夫には

 

「最初の抗がん剤が当たらなければ

2〜3ヶ月後には命を落としているかもしれない」

 

と、告げられていた。らしい。。。。

 

 

そんな衝撃の裏話も教えてくれて、背筋が凍った。

 

 

その当時のことがあったからか、夫は泣いていて、

その涙を隣で見ていて、事の深刻さを改めて知った。

 

 

 

 

 

 

そしてこれからも何年も根気よく治療を重ねていく必要がある。

それは5年とか、もっとかもしれない。

今回のように嬉しい報告もあれば、

ある時、抗がん剤の効きが悪くなるという、がっかりの報告もあるかもしれない。

 

でも絶対にあきらめずに生きていく。

たくさんのパワーによって生かされていく。


 

この状態を長く持続させる事が大事。

 

 

 

専門的な話になるけれど・・・

 

RAS変異という、遺伝子変異が前回の肝生検の遺伝子検査ではなかったので、

 

今まで使ってきた分子標的薬「セツキシマブ」はあまり効果がないことがわかってきて、

 

次回から分子標的薬の変更も決まった。「ベバシズマブ」という薬に変わることで、副作用も変わり、今まで悩まされてきた皮膚症状から開放されるだろうことも嬉しい。

 

「ベバシズマブ」は高血圧や、出血、腎障害などの副作用があるので、それはそれで注意!

 

 

 

そんな感じで、今まで頑張ってきたことは、一つも無駄ではなかったし、

ここまで元気になったのは奇跡といっても過言ではないことが嬉しすぎた。

 

 

 

これさーーー

もちろん抗がん剤のおかげなんだけど、

わたしは免疫力を高めてた効果も大きいと思っている。

 

 

いつも祈ってくれているアッコさん、アシスタンツ含むマスターコース104期の17人の祈りのパワー。

 

はるばる会いに来てくれたこと、遠くから案じてくれているパワー。

全国からのたくさんのお守りのパワー。

 

そして、旦那さんの愛情のパワー。

根気よく信じてくれるパワー。

常に楽しいことを考えてくれる、楽しみを先に設置してくれるパワー。

 

子どもたちのパワー。

どんなわたしも愛してくれるパワー。

前向きな無邪気なパワー。

 

こうしてブログで発信していることで

たくさんの優しい人から届く温かいメッセージのパワー。

 

おかげでわたしはたいていメンタルが前向きに保たれて

(ときにストンと落ちることもあるけれど)

不安で気が狂うこともなく、闘病意欲を持ち続けることができている。

 

 

そんなことを思っていたら、みんなにお礼を言いたくてたまらなくなった。

 

 

 

まだまだ続く治療は辛いけどこれからも頑張る!!!

 

 

 

 

どんどん良い結果を報告できるといいな。

 

そして、この経験が今闘っている誰かの力になりますように・・・。