昨日のこの記事。

 

アメブロさんに闘病ジャンルのトピックスに取り上げていただき、すごいPV数です。

 

わたしのがん患者としてのスタートを気持ちよく切らせていただいたことに感謝します。

 

 

どうしても、

 

あのときこうしていれば・・・

 

という後悔の念にとらわれてしまう。

 

 

 

今更過去のことを悔やんでも、

今の状態が変わるだけじゃないから仕方ない・・・と自分を笑う。

 

 

 

でもさ、よく考えていくと、

 

あのときこうしていれば・・・

 

を、多くの人に伝えることは意味があるんじゃないの?

 

 

って思ったんです。

 

 

 

だから、わたしの病態の経過を過去をさかのぼって書いてみようと思います。

 

 

年末からの不調の原因は、大腸がん(S状結腸がん)でした。
肝臓と、腰椎、リンパ節に転移がありました。
腰椎が少し溶けていて、痛みもそのためでした。

 

 

たしか2年前くらいから、血便が時々出ていたのですが、

もともと産後から内痔核持ちだったので、

出血もそのためだろう、

 

と軽く考えて放置していました。

 

普通胃潰瘍や大腸がんなどの血便はどす黒い暗赤色のものが多いのですが、

わたしの場合は出血の色も鮮血(真っ赤な血)でした。

これは下部消化管の特徴的な色なので、

痔からの出血に違いないと言い聞かせていた気がします。

 

それでもなんとなく血便がひどくなってきて、少し心配もよぎり、

去年の10月に医師である夫が、毎年の健康診断のときに、

大腸がんに特化した腫瘍マーカー(CEA/CA19-9)を血液検査に加えて調べてくれました。

 

そして異常がなかったのですっかり安心してしまいました。

 

 

 

はじめて血便がでたときを初期症状だとしたら2年以上放置していたことになります。

 

放置していた理由は

 

がんじゃないだろうと過信していたこともありますが、

 

大腸の内視鏡をするのが恥ずかしいし、痛い検査なのでやりたくない。

 

も大きかったと思います。

 

まさかわたしががんにはならないだろう、と謎の自信も会ったような気がします。

 

 

 

結局、その子たち(がん細胞)がアピールしていたのに

気づいてあげられなくて、

 

その子たちはもっともっと私に気づいて〜〜!

と存在感をアピールしていったような気がする。。

 

 

そして

自らどんどん肥大し、腹痛を起こさせ、

腰椎を侵食し、痛みを起こさせ、

肝臓を侵食し、食欲を奪った。

 

 

 

 

太クギを打ち込まれるような激しい痛みに耐えられずに病院へいくまで、

ぜんぜん、その子たちを発見してあげられなかった。

 

 

鈍感なわたしは、やっとそこで恐怖を覚えたのです。

 

 

 

 

そして、やっと発見してあげられた。

 

わたしが見向きもしなかったその子たちを。

 

 

 

カウンセリングのワークでこういうのがあります。

 

体の声を聴く

 

イメージの中で、生理痛でも、頭痛でもなんでもいいけど

自分にとって不快な体の一部。

 

上手く機能してくれない体の一部。

 

その子とゆっくり語り合ってみるの。

 

 

 

わたしもやってみたよ。

 

手のひらに乗せて、

 

その子はどんな表情をしている?

なにか言っている?

かたちは?

柔らかさは?

熱い?冷たい?

 

じっくりと観察。

 

 

そしたら自然とわたしの口から出た言葉に自分でびっくりした。

 

「気づいてあげられなくてごめんね」

 

ってわたし、言ってたの。

 

 

「悪者にしてごめんね」

「あなたもわたしの一部なんだね」

「でも、わたしの命を奪わないで」

 

って言いました。

 

まるで、ないがしろにしてきた自分に語りかけているように

涙が溢れて浄化できた。

 

 

2年前に発見してあげたかった。

 

ごめんね。

 

どんなに悪いやつでも、憎めない(笑)

だってわたしの一部だもん。

 

 

 

でも、これを読んでくださる方が、わたしのようにならないように、

今日は書きました。

 

検診を恥ずかしがらずに受けてください!

 

すこしでも怪しいなと思ったら、

自己判断せずにすぐに病院に行って相談しよう!

 

 

ぜひ、お願いしますビックリマーク

 

 

 

 

 

 

 

1日1笑顔おねがい

 




 

すごいなー。アプリ様様。

 

すっぴんでもごまかしてくれてありがとー(笑)