昨年4月に入社したH君。
きょうは、彼にとって試練の日だった。
本日中に、仕上げる仕事があった。
午後、私のところに来て
「今日中の仕事ができないかもしれません。」
「あっそう。それで。」
「今日中ですよね。きょう、17:00までができなくて。」
「そうなんだ。それで。」
「今日中とは、何時までですか?」
「夜12時までかな。」
「はい。わかりました。」
彼は、私がじゃ、明日でいいわよと言う言葉を待ってたはずだ。
甘い。
許しません。
彼は、席にもどっていった。
17:00になったら「なんとなく今日中にできそうです。」
「やれば、できるじゃん。ガンバレ!!」
「はい。頑張ります。」
20:00
なんとか終わったみたいだ。
教育係に書類を提出して、周りから歓喜があがっていた。
H君「きょうは、すみませんでした。やっと終わりました。」と言いにきた。
「お疲れ様でした!できたじゃない。」
「はい、きつかったです。今度はもっと計画的に仕事するようにします。」
「そうだね。でも、すごいよ、きちんとやり遂げたもんね。ホントにお疲れ様でした!!」
「はい。来期、頑張ります。」
やる前からあきらめていた、彼は期限守って、仕事あげた。
私の部署は、3年たってもまだまだ新人扱いだ。
彼を一人前に育てるために、沢山の人がかかわって教育する。
H君が成長したと感じた時、それは、後輩ができて期末におんなじような目にあって、
あせっている仕事ぶりをみた時かもしれない。
彼は自分を投影するのだろうな。
きょうは、鬼になったかも、
新人には、教育的意味もあり厳しく接した。
期限を守る大切さを知ってほしかったこと。
できないじゃなくて、やりもしないのにあきらめていた姿勢。
時間は、半年をあったのに、ここ1ヶ月仕上げる?5ヶ月何をしてた?
半期(6ヶ月)の成果のノルマ10件をあげるための仕事配分を考えるきっかけを作らせること。
彼の、教育係たちも、同じ思いなのだ。
人を育てる事は大変なんだよね。
サラリーマンって大変だ。
うーーー...
年度末はやっぱり忙しい。