『グレートウォール』平成28年2016年中国、アメリカ
監督チャン・イーモウ  脚本カルロ・バーナード、ダグ・ミロ、トニー・ギルロイ
 万里の長城になぜか西洋人がいて、そこで怪物(論語にも出てくるトウテツ)と戦う気高き兵士たちに感銘をうけ……
 アホらしい与太話だけど、ギミックの作り込みは見事。
 ★★★☆☆

『グレイハウンド』平成29年2017年スペイン
監督アドルフォ・マルティネス・ペリッツ
 題名は内容と何の関係もない。
 アフガニスタンで戦うスペイン兵の「ブラックホーク・ダウン」。
 ★★★☆☆
 
『はじまりへの旅』平成28年2016年アメリカ
監督・脚本マット・ロス
 キチガイ左翼の父親に洗脳された子供たちと、その父親の再生物語。
 作中で登場する書籍を全て読んでいるという、この私のアホらしさ。
 もし30年前に子供を授かっていたら同じことをしていたかも。
 身につまされます。
 ★★★☆☆

『ファインド・ミー』平成28年2016年イギリス
監督・脚本ザック・ウェドン
 まるでニンゲン観察「モニタリング」。
 アナタの妻がスパイだったら?
 アメリカ映画のハッピーエンドでないところが渋い。
 けれど、色々なところでつじつまが合わず、物語は破綻している。
 ★★★☆☆

『カフェ・ソサエティ』平成28年2016年アメリカ
監督・脚本ウディ・アレン 
 1930年代、ハリウッドの黄金時代。
 夢みる青年と現実主義の恋人。
 別れと成長、再会。
 イカしたジャズに乗せたイカした物語。
 ★★★★☆