【その本は】
著者:又吉直樹、ヨシタケシンスケ
出版社:ポプラ社
芸人の又吉さんも、絵本作家のヨシタケシンスケさんも好きな私。
本屋さんに大きくコーナーができていたので購入して、早…何ヶ月?
ずっと手をつけていなかったんだけど、やっと読み終わりましたー‼️
その本はで始まる文章がいくつもあって、大喜利だったり、ショートストーリーだったり。
長文読むの苦手な人でも簡単に読めます。
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その本は、第1夜から第13夜まであります。
又吉直樹とヤシタケシンスケが、本が大好きだけど目が見えなくなってしまった王様の代わりに、世界中を巡る命を受ける。
世界中の『めずらしい本』を知っている者からその話を聞きその本についての話を教えてほしいとの願いを叶えるために。
集めた話を王様に聞かせるところから、たくさんの物語が始まっていくのです。
私のお気に入りは、
◯第2夜
その本は1歳の息子にクチャクチャにされてしまった。
◯第5夜
その本はボロボロである。
◯第6夜
その本は、志半ばにして叶わなかった夢の話が書いてある。
◯第7夜
その本は、誰も死なない
◯第9夜
その本は、まっしろである。
◯第12夜
その本は、評判が悪かった
◯第13夜
その本は、まだ生まれていません。
…が、読んでいて心が動きました。
(まぁまぁお気に入り多いな 笑)
ふふっと笑える大喜利あり(又吉直樹さんの文章)。
イラストつきで本の説明がされていて、「絵本かよ」と心の中でツッコミ入れちゃうけど笑っちゃう(ヨシタケシンスケさんのところ)。←でも解り易い
その本は、2人の個性で織りなすハーモニーなのかもしれない。
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気になる方はぜひ、読んでみてください。
スキマ時間でちょこちょこ読めます!
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