絶対に通過できるESの書き方って?
今回は実践練習を行うためにまずは突破しなければならないエントリーシート(ES)について考えていきたいと思います。まず皆さんに知っておいてもらいたいことは、学歴フィルターの存在です。とてもばからしい制度ではありますが、こればかりはどうしよもありません。いくら素晴らしいESを書こうが、読まれることはありませんので受けようとしている企業に既に足切りを食らっていないか調べてみて下さい。では、本題のESの書き方についてですが、企業よってESの評価軸/ウェート/設ける理由は異なります。企業の狙いを理解することで、無駄にESに力を入れる時間と体力を消耗せずに済みます。ESにどんな意図が隠れているかというと1.足きり ・募集人数が多いからESを設けることで、応募に対する障壁をつくっている企業 ・目立った経歴/実績のある人だけを引き抜く企業2.能力 ・完結にモノゴトを伝えきる能力があるか等、基礎能力をみる企業 ・独創性や想像力、論理的思考力等、応用的な能力をみる企業3.志向性 ・純粋にその人の人柄や価値観について理解を深めたい企業またインターンと本選考でも評価軸/ウェートは異なります。 ・インターンでは企業への興味関心を重視し、本選考では企業理解度を重視する企業 等....企業がESを設ける意図は、企業の採用方針によって様々です。自分がこれから受けようとしている企業はESどの様な意図で設けられているのかインターンと本選考でESのポジショニングが異なるのか選考対策サイトで確認してみてください。きっと体験談から何かしらのヒントを見つけられると思います。特に外資系企業とベンチャー企業はサマーインターンの選考=本選考という括りでそのまま本選考コースというのが主流なので、たかがESと思わずにどのポイントを押さえる必要があるか情報収集を始めましょう。どんな方向性で書くことが望ましいのかがわかってきたところで、次は面接にもつながる実際に書く内容について考えていきます。とは言っても、ESで聞かれる質問はどれも似たり寄ったりのことが多いです。だからこそ、1つの質問につき、最低2個以上のネタを語れるようにしておきましょう。そして練習用で応募したサマーインターンの企業では異なるパターンのESを送り通過率が高いものがどれかを理解しておきましょう。逆に通過率が低いものは、経験自体が魅力的か、内容が完結であるか、設問に答えられているか等通過できなかった理由をしっかり考え、書き直す価値のあるものは書き直して、納得の行くものであれば、次の選考時に提出してみて下さい。自然と完成度が高いESをつくることができるようになります。ここでしっかりと1つの質問に対して複数の経験を簡潔に相手に伝えられる文章を書けるようになることで、意地悪な面接官の「ESで書いた以外で同じような経験ある?」という質問にも動じることなく淡々と答えられるようになります。ここで注意したいことがあります。それは、提出したESの文章は設問と共に必ずWordにコピー&保存をすること提出したESは再度確認することができないことが多いです。面接前に自分が書いた内容を見直すためにも必要ですし、より高性能なESを作り上げるためにも過去のデータは残しておきましょう。また、回答文の文字制限は何文字であったかもしっかり記録しておきましょう。ある程度サンプルが貯まってきたら、コピペでESが提出できるようになります。また、少ない文字数のES提出時にはそれよりも多い文字数のESを引っ張ってきて編集するだけでESが完成です。はじめのうちはESを書くのがとても億劫な作業なのですが、後々楽をして、面接やGD選考に集中できるような環境を整えるためにも早めからES対策は万全にしておきましょう。