ラマ9世
「ラーマ9世(タイ語: รัชกาลที่ ๙、1927年12月5日 - 2016年10月13日[1][2])は、チャクリー王朝第9代
通称はプーミポン・アドゥンヤデート(タイ語: ภูมิพลอดุลยเดช, ラテン文字転写: Bhumibol Adulyadej、「大地の力・並ぶ事なき権威」の意)。」W
僕はその人に何の感情も無かった。
某国に最初に行った時、
その国の王様の名前も知らなかった。
ただ、国民が余りに貧しかったので、
義憤を感じたのは事実だった。
本田スーパーカブでチェンマイの街を、
大声で叫びながら、
日本語で怒りを露わにしたのも事実だった。
でも僕はむしろ、
この王様に親しみすら感じていた。
でも僕はむしろ、
王室の小さな行為の積み重ねが、
王様の権威を、
権威たらしめんとする逸話が、
好きだった。
映画館に行けば、
映画を見る前に必ず、
立ち上がり敬礼しなければいけない。
好きな行為だった。
街の看板には必ず、
某国の言葉を記載しなければいけない。
お陰で他の東南アジアの国の様にならずに、
華僑の台頭を防いだ。
好きな逸話だった。
でも彼は僕を怒り不敬罪とした。
僕は全てを悟り、
自殺を図ったが、
命を取り留め、
行った病院の名前が、
王様の名前だった。
この写真は、
2016年10月の崩御から一年、
国葬の儀式で王様を火葬する為の、
車である。
何故か、
某国と僕の間にはいつも10月が横たわる。
今年もまたその10月が来た。
合掌
00000000000000
00000000000000000