地下鉄のザジ

 

その屋根の銀色の水平はどこまでもどこまでも、

視界の隅から隅まで続いていた。

 

僕は時々その工場の屋上に上がり、

自分の歩いているこの人生は、

良い方学なのか、

悪い方学なのか、

問うてみた。

 

自分の歩いているこの人生は、

夢か、

絶望か、

問うてみた。

 

回答は一言。

“大丈夫🙆‍♂️”だった。

 

僕は、煙草を🚬吸わないので、

ひとところにボーっとしているのが苦手だ。

 

階下でプリウスのクラクションの音がして、

僕を夕食に迎えに、

娘が来た事を知らせた。

今日はシズラー?

それともピザ🍕

イタリア🇮🇹料理にしませう。

 

屋上の鍵をかけながら🔑

心ここに無く、

悪いことは全て忘れた。

 

いつかこの屋上の水平を娘達と、

ルイマルの「地下鉄のザジ」の様に、

駆け回る日を夢見て

 

私の幸せな時間

 

Ameba写真部

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