「登場人物」と言う物語 26

 

1童貞と上陸 2買春と買夏 3樹上と巻物📜4巫女と禁欲

5田舎と散逸6純粋と培養7津波とベルギー8不敬罪と星

9安倍と麻生10公務員と父11一浪一流一鮪

12選民と思想13アルバイトとあるバイト

14普通の社会人とは 15童貞喪失のヒエラルキー

16大阪の人はずる賢い東京の人は嫌いや

17鋼の熱処理 18華麗なる業界 19お客様の預者

20 就職前の経済 21人間荘  22 大阪と自動車

23   泳げタイ焼き君 24 ハスラーとバチュラー

25 僕の政治的立場  26

 

この物語はノンフィクションです。

 

○副参事と言う偉いさん

これから説明する人は、会社で偉い人だと思う。

藤木エンジニアも呼び方としては、藤木主事だったが、そんな風に呼ばれているところを見た事が無い。少なくとも、中途採用の人が貰えない(よほどのコネ入社なら別だが)称号らしかった。gooのベストアンサーが正にこれを説明する。

 

「No.2ベストアンサー

回答者: river1 回答日時:2010/08/09 00:20

会社の役職ではなく、資格です。

資格制(上位から)

理事・副理事・参事・副参事・参与・主事・副主事・主任・副主任

 

役職制(上位から)

社長・部長・課長・係長・主任

 

同じ課長でも資格によって上位下位を表すのに便利な制度です。

 

会社役職と資格の関係

主任=主任

副主事=係長

主事=課長

参与=次長

副参事=部長

に相当

なお会社によって違いがあります。

ご参考まで」goo

 

サラリーマンはサラリーマンになったからには、この役職と資格に固執して生きていく。上の人間から見ればその人にあげるモチーフになり、下のものから見れば格好の陰口のネタになる。特に、僕にとって不思議なのは、役職だ。部長からが面白い。課長から部長にすんなりなった人を見た事がない。課長 > 次長 > 副部長 > 部長代理 > 部長。こんな風に、上がっていく。当然これ以上の地位はもっと大変だ。同族企業では1人しかいない社長になれる訳もなく、社長と部長の間はもっと複雑になる。

 

今こうしてこの事を笑い飛ばしている自分が誇らしい。僕は、副参事で、副所長だった。関西のブラック企業でキャリアが終わらずに辞め、本当に幸せだ。大きな会社の聞いたことのない新しい役職名も気持ち悪い。同じ事だ。そうゆうのを上手に人を誤魔化すと言う。仕事のやり過ぎで過労死して役職だけ上げて貰う何て最低だ。

 

じゃあ、そんなのは日本の会社だけかと思ったら、前にいた某中立国の会社も似たようなものだ。インドの営業の神、カントリーGM🇮🇳が、スイス人🇨🇭だかオーストリア人に🇦🇹められ揖斐られ、ストレスを溜め、タバコ🚬吸いすぎでシンガポールで心臓麻痺で亡くなった。インドの最高のカースト制にいて高級邸宅にフェラーリ。なのに出張に次ぐ出張の末に亡くなった。あの中立の悪魔が仏様の国で何たる狼藉。逆にカントリーGM🇮🇳が嘘をついているとしたらそれはそれであの仏様の国で何たる…

 

○加藤さん

役職と資格の説明をしたのは、この加藤さんがしょっ中、副参事である事を強調し、役職なし、資格持ちを、みんなから、陰口を叩かれていたからだ。この人は、あまり人に心を開く人ではなかった。だから、僕なんか新米で話かけて来なかった。今思うと、僕に寄ってこない人は口を滑らすのを恐れていた感がある。奥さんに離縁され、離婚され、良くいい加減な格好で会社に現れた。何だったんだろう。あの人は?

 

○岡持エンジニア

この人は、資格的に前出の藤木エンジニアの一周り上の、副参事のエンジニアである。この会社は金属系のエンジニアが多く、この人も近畿大学の金属出身だった。藤木エンジニアが関西大学の金属出身。(本当は金属だけでなく何か正式名称がある筈だが。)この会社は会長が関西大学の金属出身の関係上、その学閥があるとの事だった。まあ、学閥と言っても、前前回の藤木エンジニアの有り様、発言を見れば、薄い学閥である。

 

「関西大学(かんさいだいがく、英語: Kansai University)は、大阪府吹田市山手町三丁目3番35号に本部を置く日本私立大学1886年創立、1922年大学設置。大学の略称は関大(かんだい)。」Wiki

 

「関西大学は、江戸時代後期の1825年文政8年)、四国高松出身の儒学者、藤沢東畡(1794-1864)によって大坂城下に開かれた漢学塾「泊園書院」を源流とし、1886年に関西初の法律学校として大阪府大阪市西区京町堀願宗寺に開かれた関西法律学校を起源に持つ大学である[1]。」Wiki

 

なんだ?中央と同じ法律学校なのだ。初めて知った。大学って何でこうやって創業者の理念を外れて、どんどん拡張して行くのだろう?いつか、この点も勉強して見よう。もう学ぶ学生がいないじゃないか?

 

昼寝の時間なので、岡持さんは次回に続く。

 
 
 
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