「登場人物」と言う物語7

 

1童貞と上陸

2買春と買夏

3樹上と巻物📜

4巫女と禁欲

5田舎と散逸

6純粋と培養

7不敬と津波

8

 

この物語は、改めて言うが全てノンフィクションである。

毎回言って置かないと下手な少年少女ノベルと思われても癪だ。文章が下手くそなのは認めるが、こちらは、ノンフィクション、ドキュメンタリー、体を張ってやってきた事ばかりだ。

 

CM(お金がなく貧乏旅行の滞在地に決めた場所、日本で言えば一応、京都、奈良か?)にいた時期イコール学生時代と考えていい。物価が安かった。そして、BJMがこの僕の旅行に擦り寄って来て、ここで一緒に暮らした。童貞から、同棲へ、この国にいれば夢の転身を遂げる事が出来る。でも、あの時、BJMが擦り寄って来なければ、それはそれで楽しかっただろう。僕に日本でどれだけ女性が寄って来なかったか?やっぱり僕は不細工でデブだった。それだから今回の国家的拉致犯罪の餌食になった。不細工でデブだから、不敬罪で人生めちゃくちゃにしてもいい、それが向こうの理屈で、N放送、S新聞、F製紙の(僕より酷かったが)理屈だ。これを逆さまに反芻すると、美人でスタイルが良ければ、男性に好きにされても仕方がないになるのだが、そうはならない。皆、自分は可愛い。

 

問題は、このCMでの旅行のどこで、目をつけられたかである。そして、それはとんでもない不敬罪だったのだ。木曜日の短歌の投稿に載せた記事を抜粋する。例によってWikiには頭が下がる。なんでも、分かっているつもりでも一度、Wikiに目をとうして見るのは、良い習慣だ。

 

「不敬罪(ふけいざい、Lèse-majesté、lese-majesty)は、国王皇帝などの君主王族皇族の一族と宗教聖地墳墓などに対し、名誉や尊厳を害するなど、不敬とされる行為の実行により成立する犯罪。」Wiki

 

「国王、王妃、王位継承者あるいは摂政に対して中傷する、侮辱するあるいは敵意をあらわにする者は、何人も三年から十五年の禁固刑に処するものとする[11]。

— 刑法第112条」Wiki

 

「1956年制定の当初は、刑期を「7年以下」と規定していたが[12]、1978年のクーデター後、「国家統治改革団」の命令41号によって下限・上限が広げられ重罰化された[13]。」Wiki

 

「人権擁護団体によると、2014年のクーデターから2016年7月15日までの約2年間では68人が不敬罪で摘発、58人が反乱罪に問われたとしている[23]。」Wiki

 

未だ不敬罪を適用している国をいくつかあげ、割と細かく記事にしている。王様のいる国は未だ沢山あるのだ。そして、いつまでもこれが続くだろうと思っている王様も未だいるのだ。その影で、国民が、餓死してもである。

 

このCM、あるいは、この北にCRと言う更に田舎があったが、どこかでこの不敬罪に感染し、持って帰って来たのだ。30年殺しのウイルスに感染し。

 

CMでBJMといた部屋は、エアコンがあったか覚えていない小さなアパートで、家賃は1カ月1万円しなかったと記憶している。部屋は小綺麗だったので居心地は良かった。そして毎日BJMの体を求め、それ以外は、食べるか飲むだった。途中から、オートバイを借りる事を覚えた。ホンダのSUPERCABである。1日24時間、1000円チョットでなかったか?それで、CMの周りをドライブした。

 

BJMは言った。「私は、こうゆう仕事をしていたせいか、あまり男の人と寝るのが好きじゃない。分かる?もし不満なら別れましょう。」私は性欲が人よりも強いため、何度となくこれを言われ、ここにいた時点で既にサヨナラモードだったのだ。だから、彼女は喧嘩して、外へ飛び出し、いつのまにか戻り、いつのまにか仲直りし、身体を求めるパターンが続いた。後でこれにまた触れるが、リカバリー1モードと呼ぼう。

 

CMの街のはずれに、ホテルがあった。まあ立派なホテルで、入っていけば広いカウンターにスタッフがズラリと言うホテルである。未だに思い出せないのだが、ある日の夕方、SUPERCABでこのホテルに🏨行ったのである。泊まりに行ったとは思えない。でその貧乏で見窄らしい日本の学生はそこのスタッフと口論になった。その頃の私は未熟だった。この世の中には身分の格差などと言うものがあるとは夢にも考えなかった。自分を差別する人があるとは思ってもいなかった。表面にコークの絵がプリントされた半ズボン(勿論偽物だ)にopiumと書かれた、次の洗濯で穴があきそうなTシャツを着、ホテルの玄関に、SUPERCABで乗りつける。未だに思い出せない。僕は何に怒っていたのか?そして例のBJMが一緒に乗っていたのである。

 

結局最終的に追い出された訳であるが、その後、BJMが印象的な事を言った。あのホテルはビッグメンの親戚がやっているホテルらしい。と。僕には貧しいこの国の人々への義憤もあり、相当興奮していた。でも、何に怒ったのかがぽっかりと抜けている。今僕の中では、これがこの一連の事件への始まりの第1候補である。後2、3あるが、やらかした感のあるのはこれだ。こうゆう原因の発端を探すのでは無くて、むしろ、こうゆう意図を先方がランダムに準備していて、その一人が僕だと言う考えもある。

 

いずれにせよ、残りの候補に触れ、サッカリンに触れよう。