食品と洗剤を買う時ビニール袋で分ける?
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ノーレジ袋の日
「スーパーのレジ袋を削減しようと、日本チェーンストア協会は2002年10月から毎月5日を「ノー・レジ袋の日」と定め、買い物袋の持参を呼びかける運動を展開する。」
つまり、今日だけが、レジ袋の日では無く毎月5日という事だ。
こんな事が熱心に行われる背景には、
○この事をスケープゴートにしたい、
○これよりも、大きな規模の別の業界があって、それを守りたい。
という意図がある。
プラスチックというと、思い浮かぶものはたくさんあるでは無いか?
レジの袋なんて、如何にも零細企業だ。
“皆んなでプラスチックのゴミを減らそう”
で良いでは無いか?
“ノープラスチック”で良いでは無いか?
2019年のYAHOOで日本ポリオレフィンフィルム工業組合常任理事を務める、大手メーカー中川製袋化工(株)社長の中川社長の記事を読む。
この人は、レジの袋の業界だけがスケープゴートにされていると言う。
年間で日本で使用されるプラスチックは、900万トンだそうだ。
その内、400万トンが容器包装プラスチックだと言う。
この400万トンを中心に2030年までに、25%減らすと言う。
その戦略方針として、レジ袋の有料化のみが書かれていると言う。
(つまりここで、ターゲットはかなり小さくなる。)
このレジ袋の年間使用量は、20万から30万トン。
900万トンから戦略的に、30万トンの零細企業がターゲットになり、
これで全て片付くらしい。
そして、戦略の基本は「分かりやすいことだ」と言っているらしい。
流石、自由民主党、日本随一の戦略的政党だ。
YAHOOさえ騙されている。
中川氏は、中央大学を出ていて如何にも中央大学と言う顔だ。
1972年生まれだから、僕より5歳年下である。
これは900万トンのプラスチック、全てから削減すべきなのに、
いつのまにか30万トンのプラスチックの問題にすり替わり、
そもそも900万トンのプラスチックの削減が、具体的に、
なんであるのかについて議論すらさせず、国民を馬鹿にして、
「まあ君達はレジ袋について考えて下さい」である。
更に言うなら、プラスチックも含めた、他の資源にも、
こんな問題がある筈だ。
海洋資源汚染だろ?
海の上を黒くあるいは目で見えないもので(こっちの方が危ない)、
汚しているのは、船であり、潜水艦じゃあないか?
これの方がダイレクトで余程分かりやすい。
それをレジの袋で片付けてしまう。
そして私の前に現れる。
今日は何の日?と。
今日はノーレジ袋の日、と。
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