僕はお洗濯が好きだ。独身だから部屋干ししか出来ないのだけれど、でも逆に部屋干しだからこそ、洗剤の香りにはついついこだわってしまいたくなる。そしてそんな僕はこのところ「タイドウィズダウニー」という洗濯用洗剤を使用している。(まあこれがとにかくデカイ。アメリカンサイズ。通販で買ってるけど、たぶんカルフールやコストコなんかで売ってるんジャマイカね。)



ダウニーといえば香りの良い「柔軟材」なのであって、「洗剤」ではない。つまり、すすぎの前にいちいち加えないといけないという「手間」があった。がしかしこのタイドウィズダウニーは、洗剤:タイド+柔軟材:ダウニーの組み合わせなので、ダウニーの香りを楽しみつつ手間いらずでお洗濯が出来るというすぐれもの。僕のような超めんどうくさがり男にはうってつけである。


一般的には「エイプリルフレッシュ」の香りが人気なのだろうけど、僕は↑の「クリーンブリーズ」の香りが気に入っている。なんというか、洗剤の本来持つイメージ(たとえば清潔・真っ白・爽やかetc.)そのままの香りとでもいうべきか。この香りがほのかについたシャツに袖を通すのはちょっとした至福の時だ。


ちなみに僕はやせ体型なのにものすごい汗っかきで朝のシャワーも絶対に欠かさない主義なのだけれど、この洗剤で洗ったシャツを着ていると汗臭くならない気がする。むしろ、汗がワイシャツの下のTシャツに染み入るとなぜかダウニーの香りがしてくるという現象が(笑)!!


ロクシタンの石鹸(香りがもうたまんなーい)→ダウニーの香りがついたシャツ、が最近の僕の黄金パターン。

香水をつけづらい夏場(もう終わりかけてるけど・・・)にこそこんな洗剤がおすすめと思います。

このところギネスがやめられない。なんだろう。このちょっと納豆くさい感じの匂いの奥に潜んだピュアなのどごし。時々エビスビールにもついつい浮気してしまうけれど、僕はこの匂いについついやられてしまう(匂いフェチだからね)。

そんなギネス。スタウトもドラフトも、どっちも美味しい。ドラフトギネス缶のフローティングジェット(ちっちゃい玉っころが入っていて、缶を開けると「しゅるるるる」という音とともにあら不思議。溶けかけのハーゲンダッツのようにクリーミーな泡が発生するという仕組み)という遊び心にもやられた。特に、冷やしすぎなくらいギンギンに冷やしたやつを冷蔵庫から取り出しておいて、シャワーを浴びている間に少し温まった(それでもまだ十分に冷えている)のを開けると最高にクリーミー。


僕は酒癖が悪いというか、酒に負けてしまう(ついつい弱音を吐いたり愚痴ったりする)ので基本的に一人で飲むことが多いんだけど、写真のタンブラー(THERMOSの魔法瓶タンブラー)を使えば1時間くらいは冷えたままだし、ゆっくりと飲むことが出来るから、ギネス+魔法瓶タンブラーの組み合わせは今、僕の中で黄金コンビだ。


ジョッキでぐびぐびあおりながらいただくのもいいと思いますが、たまには海外のおもしろニュースとか映画でも見ながらゆっくりとビールをいただくのも僕は悪くないと思います。

先日いまさらながらデジカメを買った。メーカー・機種とも多すぎでよく分からなかったので、店のおじさんに相談したらその人が偶然にもフォトマスター検定1級の有段者(そんなものが世の中にはあったのか!)ってこともあって、やたらと写真を撮るうえでの心構えとか、アングルをどうするとか、延々語りかけてくる。すごい親切なのだが僕には理解出来ないテクも多くて困った。


で、結局買ったのは事前に「これいいなあ」と思っていたNikonのCOOLPIX S10 。昔は自分撮りの出来るカメラが溢れていたのに、今ではこの機種くらいしか出来ないそうだ。他の売れ筋機種と比べると大きいようにも感じるが、光学10倍ズームと自分撮りが出来るスイバル式の恩恵は大きい。周りに人がいることを確認しなくても自分たちだけでセルフポートレートが簡単に撮れてしまうんだからありがたい。別に僕はニコンの社員ではないが、色々な角度から撮影が可能なのも便利だ。モデル末期なのか、値引きもいい感じである。手ブレ防止とフェイスクリアー機能のおかげで、連休の写真はどれも素晴らしい出来栄えになった。


デジカメをいじりつつ、撮影した写真をニコニコしながら眺めていたら「子供みたいだ」と笑われた。自動車にカメラに音響機器・・・。大人になっても、男は機械(おもちゃ)に弱いものだ。買って良かったニコニコ

出張先のホテルでテレビをつけたらちょうど福山雅治がこの曲を歌っていて、すごくノスタルジックな気分になった。東京に出てきた人、あるいは東京に戻ってきた人ならきっと琴線に触れるフレーズも多いのではないだろうか。僕は後者の口だけど、ときどき東京の電車のホームに神戸でのそれと似通っている部分があると気付いた瞬間に感じる懐かしさを、この曲を聴くたびに体現したような気分になれる。


さて、東京といえば連休の間に東京ミッドタウンに行ってきました。ベルベリーのジャムを買うことと、リッツカールトン東京の見学が目的だったのですが、まずはその混雑具合にびっくり!午前11時頃にして既に話題のレストランはずらーっと行列ができていて、「とてもじゃないけど1週間前にでも予約でもしない限りメシにはありつけそうにねー」ってな勢いだった汗

ただ、入り口付近の店はさほど混んでもいなかったので、待つのが嫌いな僕はそっちの店にした。味はまあまあ。


リッツカールトンはざっとしか見なかったけど、なんだか施設内の造りが迷路のようで困った。敷地面積のせいなんだろうか??確かに接客の感じは良かったけど、それは人によりけりだろうし。。。これならグランドハイアットのほうが施設の面では良いと思えてしまったのが、期待していただけに残念でならなかった。


それはそうと翌日、さっそくベルベリーのジャムを使ってパンを食べてみた。僕が買ったのはスウィートオレンジだったのだけど、これがすごく美味しい。川島なお美ならきっと「草原を駆け抜けていく少女のような爽やかさと甘さ」とコメントすることだろう。というのは少々大袈裟ですが、半分以上が果実そのままってこともあって、それはそれは美味しい。ショップではジャムとは思えないような包装をしてくれるので、ギフトにもおすすめ!!

白石 一文
どれくらいの愛情

白石さんのデビュー作の「一瞬の光」の印象が鮮烈だったこともあり、これまで出版されたものは全て読んでいます。つまりは、いちファンだという事です。直木賞候補にもエントリーされた(結局、今回の直木賞対象作品は無し、ということになった)本作は去年の晩秋にかけて出張へ赴いた際、空港で購入したのですが、行き帰りとも飛行機の中でうっかり熟睡してしまい、読み終わるのがだいぶ遅延しておりました・・・。が、最近、遠方に出張する機会があったので、今度こそと思い立ち、なんとか読み終えることが出来ました。


4つの短編(とはいえ表題作のボリュームが半分近くある)から成るものですが、僕は「20年後の私へ」が一番良かったように思いました。内容的にはちょっと手抜きなんじゃないの!?と言いたくなるような箇所もありましたが、前編通しての前向き感が一番強く出ていると感じました。加えて、白石さんの作品の主人公は当初からいわゆるエリート会社員ということが多くて、いかに精緻な表現をもってしても、このパターンが何度も続いていたので僕もだんだんと辟易していたのですが、このところは主人公が中年女性だったりと、登場人物に幅が出てきたのが嬉しいところです。


逆に、神がかり的な、とでも申しましょうか。随所に「超自然的な力」が散りばめられることが多くなり、それが回を増すにつれてどんどんストーリーの中心になりつつあることが少し残念にも思えました。ただ、「いきる意味とは?」「本当の自分とは?」という、これからも永続していくであろうテーマに様々なアプローチを仕掛けていく著者の姿勢には毎回関心させれてもいるので、次回作からの新たな試みに期待を寄せる次第です。