・・夢・・<白>真っ白な輪郭だけの世界の真っ白な駅でずっと待ってた誰かが来て電車で俺をどこかへ連れて行ってくれた外国もみたいな、静かな小高い丘の上の真っ白な家小奇麗な庭でも輪郭だけの真っ白な世界連れてきてくれた誰かは「もう何も、心配することはありません」「これからのことも、残してきたものも」連れてきてくれた人は去って外ではその人が、俺には気付かずに気持ちよさそうに草木に水をあげてたそこだけは、色があった気付いたら、俺にも色が戻ってたずっとその人を、見てた