シック・マザー 心を病んだ母親とその子どもたち 岡田尊司/筑摩選書
正味306ページ、
1時間かけて82ページまで読んだ。
著者(精神科医)自身の幼少期の成育歴が自分に似ていることから、
借りてみた。
【30ページより抜粋】
問題の原因は病気や障害であって、母親ではないのだ。
その点を混同することが、さらに不幸を生んできた。
内容は分かりやすく、この本を手に取った【母親達】が自己を責めることのないよう配慮された文章。
具体的な症例や数値、かなり客観的に書いてある。
私自身、
『自分は本当に病気なのか?』
そう思うこともあるし、でも安定剤がなければ日々は送れていない。
0(特に6ヶ月)~2歳までの母親との愛着は、
子供の基盤となるらしい。
その基盤の時期を母と過ごしていない私は何なんだろう?
息子は2歳で保育園に入れた、
もちろん2歳まで目をかけていられたならOK、
ということではないことくらいはこの馬鹿でも分かる。
しかしながら私は、
0~2歳まで息子にしっかりと目をかけてやれていただろうか?
82ページまで読んで思ったことは、
『明るい笑顔はどうしたら息子へ向けられるのか?』
『真実明るい笑顔を取り戻せたとしても、それが”無理をしたもの”であったなら、その反動がまたいつか増幅して返ってくるのではないか?』
『作り笑いではない、コロコロ変わる態度でない、心の基盤となる笑顔を向けたい』
『精神科医で生い立ちも似ているとはいえ、著者は”男”だ。
”ファザー”ではあるだろうけれども、
”シック・マザー”ではなくとも”マザー”ではない
経験していない者の論ずることを鵜呑みにはすまい』
残りもとりあえず読んどきます。
タイトル、
シック・マザー ① としたくらいなんで、
気が向いたらまた内容書きます。
明日は体調よければ3人で競艇場。
息子のボート見たいだけの。
私はビギナーズ・ラックで大儲けの予定。
ふふふ