私も奥様と同じで、以前は揚げ物料理なんてしたことなかったのですが、
この「コロッケとの蜜月」を読んでから、なぜか揚げ物もするようになりました。


「たまに商店街の肉屋さんで揚げたてのコロッケを買う。
それからとなりのパン屋で焼きたての食パンを買い、近くの公園に行ってパンにコロッケをはさみ、むずかしいことなんか考えずにただ食べる。
世の中には数多くのグルメ・レストランがあるけれど、気持ちよく晴れ上がった秋の午後に公園のベンチに座り、何の気兼ねもなく熱々のコロッケパンにかぶりつく喜びに匹敵するものがあるだろうか?
いや、ありません。(反語)」



村上さんがそうしているのを想像すると、少しだけ清々しい気持ちになれるのはなんででしょう。

『・・そのコロッケにソースは、付いていないのかな?』

と、ふと、思いました。





昨夜は、かーなーりーの量を呑みました。
しかも、悪酔いすると分かっている日本酒とバーボン。
酷い、記事でした。
でも、私あんな人間です。

汚れた心の私でも、そんな熱々のコロッケバンにありつけたら、
清々しい気分を、「美味しい」以外何も考えない「リラックス」を、
感じられるのかな。