先日、母を連れて、桜を見ていたときの事です。
住宅街には、ツツジや木蓮が咲いていたり、
それを見ながら
「わあ、きれいだね。本当にきれいだね。」を
感嘆しておりました。
確かに、手入れの行き届いて庭に咲く花々は
心奪われる所がありました。
そんなとき、
一軒の大きなお宅の前を通りました。
「大きい家だね。立派な家だ。」
「うん。」と気のない返事をしておりますと、
「本当に大きい家だ。 何人家族だい?」
「えっ?」
「何人で住んでいるんだい?」
「そんな、見知らぬお宅の家族構成なんて
判るわけないじゃない。」
(車内、大爆笑)
「あ、そうだね。でも、こんなに大きな家に
一人で住んでいるようだった。
寂しいよ。寂しいと思う。本当に寂しい。」
なるほど、今、実家に母一人で住んでいるので
自分に置き換えて、思ったのでしょう。
(骨折以来、誰か彼か、泊まるようにしていますが。)
見知らぬお宅の家族構成を聞かれたのには
大笑いしましたが、
母の気持ちに触れる出来事でした。