先日、南相馬市の1部が原発事故の警戒区域から解除になった。
映し出されたニュース映像には、事故が起きた3月12日から、
1年以上経っても、そこだけは完全に時間が止まっていた。
地震で倒壊した家もあったが、全く無傷のような家がかなり見受けた。
1年以上も主のいない家は、
人々が避難した直前の状態で時を止めて
主を待ち続けていた。
遅ればせながらも、他の地域では1歩1歩
復興の歩みを進めているのに、
原発事故で被害に遭った地域は、
完全に復興の流れから取り残されている。
その様子がとても悲しく、心に響いて来た。
それぞれの人生を営んでいたのに、
原子力という、第2のプロメテウスの火が
もたらした悲劇は重大だ。
なんの罪もない人々に、
この悲しみを背負わした
事故の重大さを、東電・政府には
響いていないんだろう。
避難から解放されたと言っても、
ライフラインは全くダメで、寝泊まりもダメ。
何本もペットボトルの水を持ち込んで、
掃除をしている人々がいた。
もし、真剣に人々を元の場所に帰すつもりが
あったなら、国が責任をもって、
ライフラインの簡易復旧でも、
事前にやっておくべきではないか?
百歩譲って、自宅の戻った人々に、
国が水を提供するべきではないか?
全くの他人事。
政府は滅茶苦茶な状態の所に
人々を投げ出した。
「原発事故は収束したので
好きに帰っていいですよ。」と言う
単なるプロパガンダとしか思えない。
そんな中でも、
必死に生きて行かれる人々の様子に
頭が下がります。
皆さん、どうか健康に留意されてください。
皆さん健康を祈りながら、
政府の対応に憤りを覚えている。