食卓テーブルを挟んで向かい側に座っている今年25になる姉が、俯きながら言った。
「もうすぐね、結婚……するの」
「ええっ?」
あまりに唐突な言葉に、私は無意識に聞き返す。頬を僅かに紅潮させている姉は顔を上げると、大げさな溜息を吐いて照れ隠しする。
「その……相手は3つ下の人なんだけどね……」
姉より3つ下と言うことは、22歳だから私と4つ違いか、と私が能天気に考えていると、姉はおもむろに折り畳み式の携帯電話を取り出し、それを私の目の前に開いてみせた。
「この人なんだけど、名前は大木博史っていうの」
携帯電話のディスプレイに映っている姉の結婚相手の人は、髪を長くも短くもないところで切りそろえていて、眉毛が薄く、顔には所々赤いニキビがあって私にとってはあまり良い印象ではなかった。
「大木博史……ってことはお姉ちゃんは大木可南子になるんだね」
「あ、違うの。この人、婿養子としてうちに来ることになってるのよ」
「はあ?」
それじゃあもっと早くに相談してくれれば良いのに、と私が軽口を叩くと姉はごめんね、と苦笑しながら謝った。
姉は昔からそうゆう唐突なところがあって、思えば私が小学生の頃からその持ち前の早とちりさなどが原因して何度も失恋を繰り返していた。
そんな姉がついに本当の幸せを手に入れたのだと思うと、私はとても嬉しくなった。
「まあ、いいや。それでお姉ちゃんが幸せになれるなら、私は何も干渉する権利はないもんね」
そう言って私は笑う。姉も少しはにかんだように微笑んで、それがすごく綺麗にみえた。
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最近あんま書いてなかったから書いてみました。
一応続く予定です。推敲あとでちゃんとやります。
先ほど学校の課題の冬休みのワークが終わったので先生に答えを貰いに学校まで歩いていったら締まってました。
なんで学生は明日から休みなのに教師は今日から休みなんだろう……理不尽、と思いながらすごすご帰りました。
行きつけの本屋で本を購入するとき、レジでにやりって笑われます。店員さんに。
それはただ深夜まで営業出来る店に、塾帰りの学校指定ジャージ姿で(うちの塾は制服かジャージ指定なんです)文学コーナーをうろついているのがシュールだからだと思います。
絶対顔覚えられてるよ……。
そろそろ塾行かないとなので以上で。
しんどいな……。